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「ねぇ、すちくん……そろそろ、トイレ行ってもいい?」
空き講義室の隅。みことはもじもじと足を揃え、潤んだ目ですちを見上げていた。
「だーめ、お仕置なんだから」
「……うぅ…」
「まだ我慢して?あと10分」
「えっ……でも、もれちゃうかも……」
すちはにやりと口角を上げ、みことの耳元に顔を寄せた。
「じゃあ、俺の膝に座ろっか。ダメになったら……ちゃんと責任取るよ」
「ひ、膝……!?ここで……?!」
「声、大きい。……ほら、早く来て」
顔を真っ赤にしておずおずとすちの膝に座るみこと。けれど、太ももに触れる圧と、じわじわと迫る限界に意識が遠のきそうになる。
「動かないで。我慢できるか、ちゃんと見てあげる」
その言葉は、まるで試すような優しさと、容赦ない支配欲が混ざっていた。
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みことは膝の上でじっとしていた。けれど、限界は確実に近づいていた。
「ん……すっちー……ほんとに、もう……無理かも……」
「へぇ、じゃあ聞かせて。どれくらい限界?」
すちは耳元で低く囁きながら、手をみことの下腹部へと滑らせた。
「ひゃっ……! や、やめっ……!触っちゃダメ……!」
「ダメなのに、こんなに震えてるの?可愛いね」
指先が、下腹部を優しく、けれど執拗になぞる。圧迫されるたび、みことの体はびくびくと震え、限界を知らせていた。
「ほんとに……出ちゃうよ……!」
「出していいよ?俺の膝の上で」
「えっ……そ、そんなの……恥ずかし……!」
「そうやって恥ずかしがる顔、ほんと可愛い。……ちゃんと俺の許可がないと、トイレも行けない体にならないかな」
「そ、それって……変態……」
「どっちが。俺の前で、こんな顔してるんだから──」
みことの腰がわずかに引けた瞬間、すちはぐっと腕をまわして逃がさなかった。
「ほら、我慢して。限界まで。みこちゃんのギリギリが見たいな」
「す、すちくんの……ばか……」
声を詰まらせながらも、命令に逆らえず、みことはまた必死に足を閉じた。その姿を、すちは目を細めて、まるで獲物を嬲る捕食者のように見下ろしていた。
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