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〜こんちゃ!リクエスト来ないので自分で書きます!〜
※凪玲、付き合ってない、玲王が玲王ってる。リスカ表現有、凪は出てこない。
玲王side.
(2次セレクションで凪達に負けてから数日。
凪に「めんどくさいよ」と言われた。)
「はぁ───ッ,」
誰にも聞こえない声が部屋に響き、跳ね返る。
誰も部屋にいないのを確認してから。
「どーせ俺なんて最初から大事にさせてなかったんだ。
俺が構いすぎて俺の事嫌いなったのか,,,?」
あの時の光景がフラッシュバックした。
凪の冷たい視線。凪があいつを選んだあの目。
自責思考がどんどん悪化して嫌な方に考えてしまう。
もしもあの時こうだったら、ああだったら、未来は変わっていたのかもしれない。
そんな考えが玲王の頭の中を蝕んでいく。
「はッ──,そんな訳ねーよな,,,?」
呼吸が荒くなるのが分かる。
冷や汗が頬を伝う。
不安が一気に押し寄せる。
「,,,,ッ,は─ッ,,はッ─,ッ,,
う”──ぁ,ッぐすっ,,」
凪に嫌われたかもしれないという恐怖と先程までの嫉妬で涙が一筋流れる。
それに続けて嗚咽が漏れ、一気に感情が溢れ出す。
「やだっ──やだやだやだッ,,,」
子供のように泣きじゃくる。
声を殺すことも忘れてただただ声を上げ泣く姿はまるで飼い主に捨てられた子犬のようだった。
ただ泣き喚くこと数分。
ふと共有スペースの机に置いてある業務用カッターが目に入った。
「はッ──,,」
ただカッターを見つめるその姿と瞳ははおもちゃを買ってもらった子供のようだった。
(カッターを手に持ち、かちかちと刃を出し腕に軽く当てる。)
ひやりとした刃が冷たい。
「これでいいんだよな,,,?」
(軽くカッターを引く。)
ぷつりという音と同時に朱色の玉とほのかに紅い線が腕に浮き上がる。
「ふはッ──,,気持ちッ,,」
嫉妬と自己嫌悪が痛みとして腕に走り、快感へ書き換えられた瞬間だった。
(ただただ無心でカッターを引く。今までの事に線を引いて消すかのように。)
ざく、ざく、と音が響く、時々「ッ───」
という声が静寂の中に響き、溶けた。
「はぁ──,,,」
自分の腕を見る。
紅く染まった自分の腕とカッター。
カッターを持っては震え、その刃の先からは体液が滴る。
「片付けなきゃな───」
こんな時でも真面目なのが御影玲王である。
カッターの刃を洗い元の位置に戻し何事も無かったかのようにチームの分析を始める。
その姿は先程とは見違えるように清々しく、歪んで見えた。
タブレットを見ながらふと、視線を逸らして何かを考え込むようにして。
その後口角を上げて。
「凪は俺の事見ててくれるもんな,,,ッ♡」
不安定な声だが確信を得ている声だった。
こんな感じですッ!
誰かに刺さってくれると嬉しいなぁ、、!
うゆゆー