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サイン会場をみるとシグクロを狙っているのは1人ではない。
何人か、少なくとも3人以上がナイフを手にしている。
ひなちゃんとリサちゃんは、もう1人のボディーガードと安全そうな場所へ移動していた。
ハズレくじひいちまった。そうだ車の鍵は?ポケットにはなさそうだ。
(車の鍵持ってるか?)
(あぁ俺がもっているが、今は動けない。)
やばい、ナイフ野郎2人に見つかった。(とりあえず、外にでてどこか安全な場所に移動する)
「走るぞ!」
(合流ポイントは。。。ジリジリ)インカムが切れた。
市民ホールの外へでた。運悪く土砂降り。。土砂降りの中、駅にむかってはしる。
「もう走れないよ!」サラがへこたれる。
今日に限ってアイドルオタクみたいのが、ゴロゴロいるし、雨のせいで手元が確認できねぇし、サラの衣装も目立ちすぎだ。
もう3回目ですょ。プライベートでは一度も世話になってない。
「ホテル〇〇」にはいるか。
「サラちゃん、もう少し頑張って」
ホテルに到着した。
また203号室かよ、完全にホームグランドだ。
僕もサラもずぶ濡れだ。
確かここに、タオルとバスローブがあった。
「ちょっと暖房で乾かすから、これでも着てろ。」完全に高島である事を忘れている。
「体が冷えたからシャワー浴びてくる」
「そっちにあるから、いきなり熱いのでるから気をつけろ」常連です。
サラは精神的にも疲れたのか無言でシャワーへ。
僕も寒いからバスローブに着替えることに、高島の体は鍛え抜かれていて、素晴らしい身体だった。切られた傷や刺された傷や、手術後まである。
そんな高島の完璧と思われた体の欠点を見つけてしまった。
被ってる。。。キノコが帽子をかぶっている。 足の手術のついでにやってもらえよ。
後ろから腰回りに誰か腕を通し、ホールドする。まさかバックドロップ⁉️
ロックを外そうとすると、か細い手。
「アキラ」
「はい」
「私、我慢できない。」
「我慢できない?」
この声は、さらちゃんに間違いない。
ちょっっとまってくれ。「アキラ」と下の名前を呼ぶ関係「我慢できない」多分エクスタシィ的なもの
そういう関係⁉️
「なんで今日はそんな冷たいの?」中身が違うからですょ。
僕は反転し、サラの方を向く。
さっきまで罵倒していた、サラの顔ではない。充分に愛撫され熱ってる顔だ。
待てよ、この野郎、高島をはめて陥れる気か、強制ワイセツ罪とかよく聞くしな。
「私、初めてなの」
「は じ め て、、、」だとおぉ
クソアマだが、国民的アイドル。紅白もでてる、オリコンダウンロードランク30周1位のアイドルのはじめて。。。
魅力的だ、魅力的すぎる。待てよ、初めて 初めて 高島行動を共にするお前にはチャンスはあったはず。
高島がやらなかった理由は、、、まさか、帽子をかぶってるからか。ただそれだけで、やらないはずがない。
お前の弱点は最大のコンプレックスなのか。もしくはやはり、サラは、高島をはめようとしてるのか?
サラおしえろぉ。はめたいのか、はめられたいのか、わかんねぇーー。