JENOside
俺はまだ薔薇に出会ったことが無い
友達は皆もう居るみたい
でも、正直薔薇が必要だと思ったことは無い
輸血をしていれば1日の必要な摂取量をとれるし
それに、俺だけにしか分からない香りとかよく分かんないし
🐻「よっ!おはよう!!」
「うるさいな、朝から」
🐻「ごめん、ごめん笑」
「別に良いけど…てか、ロンジュナは?」
🐻「そう!それがさ!!!」
「声でかい」
🐻「一昨日から俺ちょっと血足りてなくて、昨日いっぱい吸ったらロンジュナが体調崩してさ」
「…契約する時言われただろ。1日の摂取量守んないとダメって」
🐻「うん。ギリギリ保ってたんだけど、ロンジュナって純血じゃん。」
「うん」
🐻「だから止まれなかった。すっごいいい香りしたから」
「仕方ないのかもしれないけど、気を付けろよ」
🐻「うん。ロンジュンのこと一生離さないから」
「……」
🐻「てか、ジェノはまだ見つけてないの?」
「うん」
🐻「何で?」
「別に輸血で足りてるし、面倒臭い。そういうの」
🐻「ふーん。まぁ、まだ時間はあるし。でも、ジェノの薔薇って絶対可愛い子かイケメンだね!」
「決めつけんなよ笑」
🐻「ジェノを惑わす人か〜……見てみたいな」
「見つからないと思う。俺は」
🐻「え゛〜〜!!何でよッ!」
「だって、今輸血してる血だって合うの見つけるのに1年かかったんだよ。なのに、拒絶反応出たし」
🐻「それは確かに」
「しかも、世界にたった1人とか笑」
🐻「でも、俺は世界でたった一人の薔薇、ロンジュナに出会った……
これはデステニーです!」
「ロンジュナ、最初の頃へチャナのことすっっっごい嫌がってたけどね笑」
🐻「……よく考えたら俺とロンジュナって凄くない………」
「なんだよ、急に」
🐻「だってさ、世界でたった一人の薔薇で、しかも、世界の総人口約2%の純血のロンジュナと結ばれたんだよ?奇跡としか言おうがない」
「奇跡超えてるでしょ笑きっと、神様直々に決めたんだよ」
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コメント
2件
頑張って今日中に更新できるようにします!
続きめっちゃみたいです︎🫶🏻💕!!