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「まだ…戦える」
俺がそう言った。
「無理だな…お前じゃ、俺には勝てない」
俺より、歳をとっているが、声はそっくりだ。
「お前も、要か…」
俺がそう言うと。
そいつは、頷いた。
「あぁ…そうだ、お前と同じ要だ」
そして、そいつは、よく分からない事を…
言い始めた。
「お前は、死ぬ運命だ…俺も、死んだ」
そいつの、言葉に意味がわからなかった。
「死ぬ運命って…俺は、ifが使えるんだ…もしもが使える…なのに、死ぬのか?」
俺の言葉に。
「if?…お前は、自分の能力について何も分かっちゃいねぇな…」
神様が、ifと言ったもしもの力と、言ったのに。
能力を、理解していないと言われたのか。
「何言ってんだ!!…もしもの力なんだから、理解してるに決まってるだろ!」
要がそう叫んだ。
「うるせぇガキだ…もしもの能力なら、もしも最強ならって、思えば最強になれんだろうが…全くわかってねぇじゃねぇか」
そして、別世界の要も、叫び返してきた。
「っ!?…そうじゃないか…なのに、なんでやらなかったんだろう…」
そして、試すと。
出来ない。
死には、しない。
ただ、自分を強化出来ない。
「な…なんでだ!…もしもなら、俺は、強くなれているはず!」
失敗した。
そして、別世界の要が、鼻で笑って言った。
「ふっ…ほらな…ようやくわかっただろ!…お前の、力は…もしもじゃない!それは、神様がお前にも、わかるように、説明した結果、間違いとなったんだ!」
そう、叫ばれる。
「だから、俺は、死ぬ運命なのか…ようやくわかった…そうか、そうか…」
自分に、自分の能力を、分かってないと叫ばれるなんて、初めてだったから、びっくりしている。
「んじゃあ、やろうか…それが、引っかかってただけなんでね!」
蹴りを入れようとした。
だけど、もう、目の前にいない。
「は…?」
空中に、当たった。
「ここだ…」
何故か、腕が光って、鋭い剣となり、刺さる。
「腕から…光る…剣…だと?」
急な、攻撃。
避けられない。
「がっ…」
血が溢れる。
また、死ぬ… でも、蘇る。
「…もしもじゃないなら、なんで蘇るんだろうな…」
その呟きを聞きとったのか。
別世界の要が言った。
「それは、お前が今知ることじゃない」
その言葉に、驚いた。
「なぜだ?…俺の能力なら、教えてもらうべきでは、ないのか?」
そう、問いかけると。
「本当に、今お前が知れば、後悔する」
別世界の要が、言った言葉が、少しイラつく。
「…っ…早く戦うぞ、ごちゃごちゃ言うなよ」
要が、ビシッ!と言った。
その言葉に、別世界の要が、頷いた。
「こちらも、同意見だ…」
その瞬間。
#異世界ファンタジー
#女子高校生
別世界の要の目が、紅色に光った。
その瞬間、目の前から消えた。
「瞬間移動系統か…?」
そして、後ろを殴ると。
当たった感覚がしない。
周りを見ると。
上からだった。
「なっ!」
そして、また…腕が光の剣に変わる。
「がはぁ…!」
血が吹き出す。
「…お前じゃ、俺に勝てない…俺は…最強だからだ…」
その言葉に、笑った。
「お前が、最近なら、俺も最強だっての! 」
その瞬間。
また、別世界の要の目が紅色に光った。
また、目の前から消えた。
「なんなんだ…さっきから」
要が後ろを、向く。
「…お前、死んだぞ…」
体が、消し飛んだ。
何も言えず、死んだ。
だけど、蘇る。
再生もする。
「なんなんだよ、さっきから…」
「お前、なんで、さっきから目が紅色に光った瞬間、姿が消えるんだよ!」
俺が叫んだ。
別世界の要が言った。
「俺は、魔王の魔眼を、持ってる…その魔眼には、時を止める能力も、あり、他にも能力がある…」
そのひけらかし具合に、驚いた。
「そんなに、自分の能力を、喋っていいのか?…対策されちまうぞ?」
俺がそう、言うと。
「俺の時止めに、対策法などない…お前は、いつの間にか死んでる… 」
別世界の要が、絶対勝利の宣言をしてきた。
「いいじゃねぇか…突破してやるよ…この戦いの、時止めを!!」
そう、俺が叫ぶ。