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「最終種目発表の前に予選落ちの皆へ朗報だ!
あくまで体育祭!ちゃんと全員参加のレクリエーション種目用意してんのさ!
本場アメリカチアリーダーも呼んで1層盛り上げ…
ん?ありゃ?」
「なーにやってんだ…?」
『あらかわいい
チアやりたかったとか?』
「どーしたA組!!?」
どうやら峰田くんと上鳴くんがやったらしい。
『2人は厳しく縛り上げておきますので御安心を!!』
そうマイクに向かって話す羽硝だった。
「さァさァ皆楽しく競えよレクリエーション!
それが終われば最終種目!進出14チーム総勢16名からなるトーナメント形式!
1対1のガチバトルだ!」
それから色々あって最終種目が始まった。
1回戦は緑谷くんVS普通科の心操くん。
勝ったのは緑谷くんだった。
洗脳という個性を持つ心操くんも強かったが、
今回は洗脳に抗った緑谷くんが見事に勝利した。
洗脳に抗う…緑谷くんの個性はやはり謎だ。
力を暴発させるだけで腕を壊すほどの力がある。何かを殴ったりした訳でもないのに。
個性が体に合っていない?
個性ってのはいつ現れるか分からない物だが当たり前の物でもある。
その個性を上手く利用できていない…?
だから暴発することによって体が反発して自分の体に個性がかかった…
いや流石に考えすぎか?
でも緑谷くんの個性はたしか身体強化するもの…
しかも何回も自分の個性で体を壊している
試験の時に無茶をして体を壊した。
自分の個性のことを分かっていればそんな無茶はしない…と思う。
緑谷くんに…聞いてみるか…