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今回くっそ長くなりまた(4,163文字)
誤字、脱字、口調崩壊などがあるかもしれないです
それでもいいよ!って方はどうぞ!
中也視点__
「腰が痛えぇ……」
あの後ロー○ーとバ○ブで責め続けられて
結○責め迄させられる始末
だからまじで腰が痛えぇ
しかも中途半端な時に
『あ、任務の時間そろそろだから行くね〜』
つって其の儘放置して任務行くんだぜ?
彼奴本気で後で絞める
「はぁ………そーいや午後から任務があるとか言ってたな…」
(携帯確認してみるか)
(携帯端末操作中)
「……『西東京市英集少年院 同・運動場上空にて
特級仮想怨霊(名称未定)その呪胎を非術師数名の目視で確認
緊急事態な為、高専一年生4名の派遣をお願いする』
……なんで特級に一年四名なんだよ…」
五条先生は出張と聞いてるから納得いくが
太宰の馬鹿は来れるだろ
なんで含まれてねぇんだ
……そーいや上層部が虎杖殺したがってるとか何とか
太宰が言ってたな……
チッ早く着替えて行くか
伊「我々の窓が呪胎を確認したのが三時間程前
避難誘導九割の時点で現場の判断により施設を閉鎖
半径500m内の住民も避難が完了しています」
三時間も前なら呪胎は呪霊になってるかもしれねぇな…
しかも特級となるとクソ程厄介だ
悠「伊地知さん質問
窓って何すか?」
伊「窓と言うのは呪いを視認出来る高専関係者のことです
術師ではないですが」
悠「あ〜成程」
五条先生はまじで何にも教えてねぇんだな…
伊「続けますよ
受刑在院者第2宿舎
5名の在院者が現在もそこに受胎と共に
取り残されており
呪胎が変態を遂げるタイプの場合
特級に相当する呪霊になると予想されます」
悠「なぁなぁ、俺、特級とかまだいまいち
分かってねぇんだけど」
五条先生育児放棄じゃねぇか(?)
伏&釘「はぁ……」
「虎杖、呪霊には階級があるのは知ってるよな?」
悠「知ってるけど」
「その階級は4級〜特級まであってだな
そのうち4級は金属バットで余裕
3級は拳銃があればまぁ安心
2級は散乱銃でギリギリってところ
1級、または準1級は戦車でも心細いっつったァところだ」
悠「え、じゃぁ特級は!?」
「クラスター弾でのじゅうたん爆撃でトントンってところだな」
悠「やっべぇじゃん!」
本気で知らないんだな…
伏「本来、呪霊と同等級の術師が任務に当たるんだ
今日の場合だと五条先生とか太宰とかだな」
悠「そっそっか……
で?その2人は?」
「出張中だ
つーかあの二人に関しては高専でプラプラしてて
いい人材じゃねぇんだよ」
まぁあの二人の性格上仕方ねぇとは思うが……
伊「残念ながらこの業界では人手不足が常
手に余る任務を請け負うことは多々あります
ただ…今回は緊急事態で異常事態です
絶対に戦わないこと
特級と会敵した時の選択肢は逃げるか死ぬかです」
悠&釘「はっ………」
伊「自分の恐怖には素直に従ってください
君たちの任務はあくまでも生存者の確認と
救出であることを忘れずに」
……俺の場合は行けそうだが……
3人守っては流石に無理だな
まだ俺自身もこの力に慣れきってねぇし
母親「あの!…あの…正は?」
スタッフ「ダメです下がって!
下がってください!」
母親「正は…息子の正は大丈夫なんでしょうか?」
スタッフ「落ち着いてください!」
伊「面会に来ていた保護者です
お引き取り下さい
何者かによって施設内に毒物が
撒かれた可能性があります
現時点で、これ以上のことは申し上げられません」
母親「そんな……ううっ…どうして…
どうしてこんなことに……」
まぁ…犯罪者とて実の息子だもんな
仕方ねぇ……だが…
悠「伏黒、釘崎、中原…助けるぞ!」
釘崎「当然」
「……ありゃ完全な善人だな」
伏「あぁ……もしもの時が逆に心配だ…」
そうだ…もしもの時
虎杖の心が耐えられるかが逆に心配だ
呪術師するには死に直面する事だって幾度とある
だからこそあんな虎杖の様な善人は呪術師に向かねぇ
怒りと悲哀の感情に飲み込まれる可能性が誰よりも高いから
ま、そん時はそん時だ
とりあえず俺はすべき事をする
ただそれだけだ
伊「お気をつけて
帳を下ろします
『闇より出てで 闇より黒く その汚れをみそぎ祓え』」
(帳が下りる)
悠「んぉ?夜になってく〜!」
伏「帳だ。今回は住宅地が近いからな
外から俺たちを隠す結界だ」
悠「すげーな!」
釘「無知め」
釘崎って結構口悪いよな……
俺は仕方ねぇと思うけどな
最近まで他校の高校生で、しかも五条先生からは
特に何も聞かされてねぇ
……五条先生が全部悪ぃな…
伏「『玉犬』!」
白玉犬「ワォ〜ン!」
伏「呪いが近づいたらこいつが教えてくれる」
悠「そっかそっかァ
おーよっすよっす〜
頼りにしってからな!」
白の犬……呪力…いや、影を媒体としてんのか
(ドアを開く)
伏「行くぞ……待て!」
悠&釘「うおっ/げっ!」
釘「なにこれ……」
悠「ど、どうなってるんだ?
二階建ての寮の中だよな?ここ」
釘「おっおっお…落ち着け!
メゾネットよ!」
「……チッ呪力による生得領域の中か」
だが…ここ迄デカいとなると結構の強者のになるな…
嫌な予感しかしねぇ…
伏「ハッ扉は!?」
悠「えっ…ド…ドアが…無くなってる!?」
釘「なんで!?私達今
ここから入ってきたわよね!?」
悠&釘「どうし〜よぅ、あっそれ、どうし〜よ」
伏「大丈夫だ
こいつが出入口の匂いを覚えてる」
悠&釘「あらまぁ〜」
釘「ぐっボーイ!ジャーキーよ!
ありったけのジャーキーを持ってきて〜!」
「手前の式神すげぇな……
あいつジャーキー食うのか?」
伏「一応食うっちゃ食う」
「本気か……まぁ式神と言えど生き物だもんな……
そりゃ食うよな」
伏「……進もう」
伏「……はっ……」
「……死体…か」
釘「むごい……」
伏「3人でいいん…だよな?」
ならあと2人か……
「おい、虎杖?」
悠「この遺体、持って帰る」
釘「えっ……?」
悠「あの人の子供だ
顔はそんなにやられてない
遺体もなしに『死にました』じゃ
母親としたら納得できねぇだろ
うおっ」
伏「あと2人の生死を確認しなきゃならん
その遺体は置いてけぼり」
悠「冗談言うな!
振り返れば来た道がなくなってんだぞ!
後で戻る余裕はねぇだろ!」
伏「後にしろじゃねぇ!
置いてけって言ってんだ!」
「……やっぱりこうなるか…」
まぁまず特級の居る院に居るからには生存なんて
薄い希望だしな……元から叶うわけがねぇ
伏「ただでさえ助ける気のない人間を
死体になってまで救う気は
俺にはない!」
悠「『助ける気がない人間』だと?
どういう意味だ!」
「虎杖、呪術師には現場の
あらゆる情報が事前に開示させる
そして此処は少年院だ
岡崎正、そいつは2度目の無免許運転で
下校中の女児をはねてる」
まだ跳ねられただけなら良かったかもしれねぇ
だがこいつは跳ね殺したんだ
俺は元来善人に何てなる気はねぇが
流石に許せねぇ
悠「ツッ」
伏「お前は大勢の人間を助け
正しい死に導くことにこだわってるな
だが、自分が助けた人間が
将来人を殺したらどうする?」
悠「クッ……じゃぁなんで俺は助けたんだよ!」
伏「………」
釘「いい加減にしろ!も〜!
あんた達なにやってんのよ!
バッカじゃないの!」
よく云った釘崎
多分だが云わなきゃずっと続いてたぞ
釘「少しは時と場所を
わきまえたらどーなn」
悠「くぎ…さき?」
中「なっ……!おい伏黒!
手前の式神壁に埋まってるぞ!」
伏「はっ……虎杖!中原!逃げるぞ!
釘崎を捜すのはそれ…から……」
伏&悠「はっ……」
「なっ……」
とっ……きゅう?
くそっ伏黒と虎杖が特級に近過ぎる!
くそっ……動け、動け俺の身体!
何やってんだよ!
悠「ふっ……あ……うわぁーー!!!」
ガッシャン(屠坐魔と手首が切り落とされる音)
「いた…どり?」
悠「うん…?」
「ツッ手前は離れろ!」
悠「……ここまで近づかれたら
もう逃げらんねぇ
おい宿儺!俺が死んだらお前も死ぬんだろ?
それが嫌なら協力しろよ!」
宿「断る
お前の中の俺が終わろうと
切り分けた魂はまだ18もある
とは言え、腹立たしいことに
この体の支配者は俺では無い
代わりたいのなら代わるがいい
だがその時は…呪霊より先に
そこのガキ2名を殺す
次に女、あれは活きがいい
楽しめそうだ」
初めて宿儺の会話聞いたがクソすぎんだろ
現代で云う自己中暴力男じゃねぇか?
悠「んな事俺がさせねぇよ」
宿「だろうな
だが俺にばかり構っていると
それこそ仲間が死ぬぞ?」
(呪霊の攻撃)
はっ……なんだ今の…
呪術じゃねぇ……だとしたら唯呪力を飛ばしただけ…
特級の相手は何度かしてきたが…ここ迄の奴は初めてだ…
どうする……此奴ら連れて逃げるか?
否相手は特級、しかも知らぬ内に彼奴らに近付けるくらいだ
なら……
悠「伏黒!中原!釘崎連れてここから逃げろ!
3人がここを出るまで
俺がこいつを食い止める!
出たら、なんでもいいから合図してくれ!
そしたら…俺は宿儺に代わる」
は?手前_
「_できるわけねぇだろ!」
伏「そうだ!特級相手に片腕でだぞ!?」
悠「よく見ろって…楽しんでる
完全にナメてんだよ、俺たちの事
時間稼ぎくらいなんとかなる」
「ダメだ!」
悠「伏黒!中原!……頼む」
此奴は命を難なくかけそうだとは思ってたが……
しょうがねぇ
「ツッ……伏黒、行け」
伏「は?」
「知っての通り俺の術式は重力操作だ
特級相手にも難なく使えるし近中遠どれにも応用できる
其れに手前……式神、破壊されたら二度と使えねぇんだろ」
現にあの白の玉犬、影に戻らず塵になってた
普通影を媒体にしてんなら影に戻るのが普通だ
伏「!なんで」
「いいから釘崎連れて出ろ!
合図出たら俺もすぐ此の場を離れる!」
伏「……死ぬなよ!」
「俺ぁそんな簡単に命かける気はねぇから安心しろ!」
其れに……まだ治と生きてたい…