テラーノベル
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ー重すぎる愛は、いずれ身を焦がす。
そんなことを言ったのは、誰だったか。あの時の私は信じていなかった。愛した者勝ち…それが恋愛の心理だと、信じて疑わなかった………。
路地裏で、私の人生はつきることになった。
「お前…邪魔なんだよ…!」
フードを被った誰かさん。聞いたことのある声の誰かさん。背中に、衝撃が走る。熱みと激痛、そして…赤い血。
「あは………血って…素敵ね…………」
ツインテールもほどけて…お気に入りの黒いロリータも台無し。厚底の靴も倒れた拍子にボロボロで…。
でも、初めに思ったのは…未練を捨てきれない彼。きっと彼にも、同じ…赤い血が流れてる。
「あはは……なんだか……幸せ………繋がってるのね……」
視界がぼやけて行く。走り去って行った誰かさんの靴音も聞こえない。ただ、振り始めた雨に…血が流され始めていた。
ー〘私〙ー
私ー 鈴芽 離鳴(すずめ りな)
重い愛を『彼』に向けていた。大人になり、殺される。死ぬ前は要するに『地雷系女子』だった。ある日、刺されて……。
コメント
1件
うわあ…一気に引き込まれました。 刺される瞬間の描写が映像みたいに浮かんで、胸が締め付けられました。 「血って…素敵ね」って呟く主人公の倒れた愛情、怖いけど美しくて。 「重すぎる愛は身を焦がす」ってタイトル回収、痺れますね。 続き、絶対読みたいです…!