テラーノベル
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俺は視線を上げられずにいた。
理由はひとつ。
rnさんが、そこにいるから。
話している声。
笑う仕草。
何でもない動作ひとつひとつが、胸に刺さる。
(落ち着け……)
恋手帳を開く。
• 想い人:rn
• 好物:手袋
ur「……、変わらんよなぁ」
小さく息を吐く。
好きだ。
それは誤魔化しようがない。
それでも 俺には不釣り合いだろ、どう考えても。
その時。
hr「大丈夫?」
声をかけられて、肩が跳ねる。
振り向くと、hrさんが立っていた。
距離感が近すぎず、遠すぎない。
hr「顔、ちょっと強張ってたから」
ur「あ……ごめん」
hr「謝ることじゃないですよ。緊張しますよね、こんな状況」
少し迷ってから頷いた。
ur「……変なゲーム、だよな」
hr「ですね。でも、だからこそ」
hr「一人で抱えなくていいと思う」
hrさんは穏やかに笑う。
その言葉に、胸の奥が緩んだ。
ur「ありがとう……」
手袋をぎゅっと握る。
(この人は、優しい)
そう思った瞬間、
なぜか胸が少しだけ軽くなった。
全体を眺める。
人の配置。
誰が誰を見ているか。
視線が逸れる瞬間。
(ふうん……)
恋手帳を開く。
• 想い人:__
• 好物:リボン
内容を確認して、ゆっくり閉じる。
口元に、微かな笑み。
(なるほどねぇ。)
中央の椅子に視線を向ける。
na「運命の椅子、か……」
小さく呟くと、近くにいた可愛い女の子が振り向いた。
et「っ、え?」
etさんという子でした。
私と違って、ロングの。
na「あ、ごめんなさい。独り言ですよ」
etさんを安心させるよう、柔らかく笑った。
na「こういうの、苦手?」
一瞬迷ってから、頷く。
et「……正直、ちょっと」
na「だよね。私も」
嘘。
でも、信じてもらうには十分だった。
na「よかったら、一緒にいようよ。最初くらい」
et「……うん、そうだね」
ポケットの中で、リボンが指に触れる。
(誰を落としましょうか、)
その時、再び機械音声が響いた。
「――これより、恋愛人狼ゲームを開始します。
会話・推理・接触は自由です」
私は心の中で呟いた。
(恋って、簡単なもんなんですね)
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コメント
5件
👏👏👏👏👏👍👍👍👍 naさん....まさか...?!
これはhrurの予感((((꒪꒫꒪ ))))腐フフフ…
次はmfdn出てきます。確定だとは言ってないので信じるか信じないかはあなた次第