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僕は目が覚めると、ベッドの上で寝ていた。左腕には点滴があり、口には変な緑色の呼吸器みたいな物が付けられていた。すると、医者がやって来て僕に「自分の名前を言えますか?」と聞いてきた。僕は、なんでそんな事を聞かれてるのか訳が分からなかった。だが、いくら考えても自分の名前が思い出せないし、分からなかった。「分かりません」と答えると、医者は「自分の家の住所 自分の歳 自分が通ってる学校の名前 仲のいい友達の名前とか、何でもいいから答えられそうな事はありますか?」と聞いてきた。その時、僕の頭の中にある風景が広がった。その風景には、なぜか見覚えがあった。「公園…」とボソッ僕が言うと、医者は「その公園の名前、わかる?」と聞いてきた。「分からない 分からないけど、なんとなくここからの行き方は分かる。」と答えた。すると、医者はポケットから四角い物を取り出して、その四角い物体を指で横方向に指を滑らせていた。そして、僕にその四角い物体の中に表示された絵を見せながら「こんな公園じゃない?」と公園の絵を見せてきた。なぜか分からないけど、その絵にはものすごく見覚えがあって、なぜか目から涙が出てきた。そして、「河合さん、里臣」と名前が出てきた。医者は、「河合さんか、里臣さんについて何か分かる事、ありますか?」と再び聞いてきた。だが、僕は2人の名前以外には何も分からなかった。すると、医者は「楽な体制てゆっくりしてていいからね」と言われて、ベッドの操作方法を教わった。ひと通り教え終えたら、医者は病室を出った。すると、外から「息子の記憶はもう戻らないんですか?」と、どこかで聞き覚えのある声が聞こえてきた。そこで僕は初めて、自分が記憶を失ってるという事に気が付いた。僕は自分が記憶を失っている事を憎んだ。そして、泣いた。すると、看護師がご飯を持ってきてくれた。そこで、僕は「無理を承知でお願いします。僕をあの絵の木のある所に行かせてください」とお願いした。すると看護師は、「先生と相談してみるね」と言ってくれた。
私は、ひえちゃんが目を覚ましたと聞いて急いで病院に来た。だけど、看護師さんはひえちゃんにはまだ合わせられないって言って帰らされた。私は諦めて帰ろうとした。すると、突然警察の人に声をかけられた。そして、京ちゃんが今度は死にそうになってると教えられて、昨日の事についていろいろと聞かれた。そして、警察の人が「また、聞くことがあるかもしれない。その時はまたよろしくお願いします」と一礼して帰った。私は自宅への帰り道「このまま2人ともいなくなっちゃったらどうしよう」という事ばかり考えながら帰った。