シャロンが洗濯から戻ってきたので、俺はレザーブーツを見せた。
「こ、これは…!?
レザーブーツ!?
何でこんな高価な物をマコトさんが!?」
シャロンはびっくりしている。
「いや、その、実は俺、合成スキルを持ってて…」
「えぇぇぇぇぇ!?
そうなんですか!?」
「合成スキルってそんなに珍しい物なの?」
「うーん、とりあえずこの街には居ませんねぇ…
ウルトラレアって訳じゃ無いですけど、レアだと思いますよ?」
「な、なるほど…」
「これ、売りに行きませんか!?」
「あぁ、いいよ!」
俺たちは村の道具屋に向かった。
「さっきさ、街って言ってたけど、ここ、|村《・》だよね?」
俺は尋ねる。
「いいえ?
ここは、れっきとした|街《・》ですよ?」
「えぇぇぇぇぇ!?
街なの!?
ここ!?」
「何でそんなに驚くんですか?
広さ的にも街でしょう?」
「いやぁ…
そ、そっか…」
そんな話をしていると、道具屋に着いた。
「何だ!
貧乏人のシャロンじゃないか!?
もう、お前にやる鉄屑はねぇぞ!
さっさと帰んな!!!」
道具屋のおじさんは言う。
「ち、違います!
売りにきたんです!」
「はぁ?
お前が売れる物なんて…」
「これ、買い取れますか?」
俺はレザーブーツをカウンターに置いて言った。
「こ、こ、これは…
レザーブーツじゃないか…!?
なぜ、こんな高級品を、お前が…!?」
店主の顔色が明らかに変わった。
「いくらになります?」
「うーむ…
革の状態も良さそうだし…
よし!
1万5000エラだそう!」
「売ります!」
シャロンが言って、交渉が成立して。
♦︎♦︎♦︎
「ありがとうございます!
マコトさん!
1年分の生活費です!」
「いやいや、どこの馬の骨とも分からない俺を拾ってくれたんだから、当然の恩返しだよ。」
「今日は奮発しますね!
何が食べたいですか!?」
「肉かな!?」
「買いましょう!」
そして、ブラックウルフの肉を買って帰った。
今日のメニューはブラックウルフの肉のステーキ!目玉焼き、野菜炒め、パン、だ!
久しぶりに食べ応えのある飯だ!
「さぁ、食べましょう!」
そして、3人揃って食べた。
ブラックウルフの肉は僅かに塩味がする。
不思議な味だが、美味しいことに間違い無い。
「いやぁ、美味しいなぁ!」
「美味しいですね!」
「ありがたやー、ありがたや…」
シャーリーさんは俺を拝んでいる。
「やめてくださいよ、シャーリーさん。
たまたまですから。」
そして、その日は久しぶりに満腹て眠れた。
背中は痛いが、満腹さが俺を眠りにいざなってくれた。






