テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
おけ続きね
それではいってらっしゃい
明那side
明那「………」
ノート、読んでくれたかな。
ごめんね、また、
俺は今、検査室にいる。
理由はただ1つ、脳波検査をするためだ。
脳波検査とは、頭皮に電極を流して、脳の活動状況を調べるものだ。
医者から、
「三枝さんは何らかの理由により、記憶障害が治りつつあります。」
医者から告げられたその一言で、俺は少しほっとした。
明那「そう、なんですか….」
「このまま治す為には、無理に頭を運動させないこと。つまり考えたり、記憶したり、などということを出来るだけしないということです。」
明那「わ、かりました….」
「三枝さんの脳の状態を把握する為にも、一度検査をしましょう。」
とのことで検査があった。
検査はしたが特に何も無かったみたい。
やっぱり記憶は戻らないままなのか….
そう思いながら病室のドアを開ける
ガラガラ
不破「明那……..」
明那「あ、えっ、と……」
不破「…….不破、湊」
明那「不破、さん……………ごめんなさいッ」
不破「な、んで…..謝るの」
明那「名前が……思い出せなくて……ヒグッグスッ」
不破「あ、明那……..」
俺どうして泣いてるんだろう。
勝手に泣いたって不破さんが困るだけなのに。
余計嫌われるだけなのに……..
あ、おれ…..
不破さんに嫌われたくない、のかな…..
なんで俺は不破さんが好き?
なんで嫌われたくないの?
不破「明那……、ノート、読んだよ」
不破「俺のこと、忘れないようにしてくれてありがとう。あと、」
あ、そう、だ
俺、不破さんのこと好きになって……
嫌われたくなくて……忘れたくなくて……
バタッ
不破「ッ!明那!!!!!!」
おかえりなさい!
明那ぁ😭
もうちょいで完結しそう
次もまた見てください!
コメント
2件
最後の場面で明那が「そうだ」って言ってるって事は記憶を少し取り戻してるって言うこと…!?まじ文才ありすぎる😭👏次回も楽しみにしてるーーー!!!!!!!!!