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←第6話 michiruさん(フォロー欄にいるよ)
目黒たちが大騒ぎして風呂から上がる前のこと。
二人きりになった翔太と俺は何となくいちゃいちゃしていた。膝の上に簡単に乗るサイズの幼児となった翔太が上を向く。俺は柔らかいほっぺを指先でつつく。翔太がケラケラと笑う。全体的に顔が大人時代より丸く、肌もみずみずしいので飽きることなく触っていた。
💛「すべすべ……若いなあ」
💙「なー。俺も思った。こんな肌の時代もあったんだなあって」
💛「ずーっと触ってたい」
うっとりと頬擦りしていると、翔太が急に何かを思いついたようにイヤな顔をして、ぐいっと俺の顎を持ち上げた。
💙「今の俺はそんなに肌汚いかよ」
💛「違うよ。今も綺麗だよ」
💙「さっきから照のヒゲ痛いし、気持ち悪い」
💛「こら、気持ち悪いは言い過ぎ」
💙「それにこんな身体じゃ……」
翔太が何か言い掛けて口を噤む。
そんな翔太を見て、愛し合えなくて寂しいのは俺だけじゃなかったんだなと思うと、なんだか胸がほっこりした。
💛「キスしよ?」
💙「おっさんと?」
💛「誰がおっさんだ」
機嫌を直した翔太はクスクス笑うと、向きを変えて俺に跨り、短い腕を精一杯回して首の後ろに両手を添えた。そして誘うように目を閉じる。自分から始めたくせにほんの少し恥ずかしそうにしているのがいつもの翔太らしくて可愛い。
これまただいぶ小さくなった唇に自分の唇を優しく重ねた。柔らかくてしっとりとした感触が伝わって来る。目を閉じていれば、子供だなんてわからない。翔太が顔をずらしたのでほんの少し舌を差し込もうとして、止めた。
💙「あん。なんでだよ」
💛「危ない危ない。止まらなくなるところだった」
目を開けたら膝の上にいるのは本当にあどけない子供の姿。口調や言っていることが翔太そのものだから思わず手を出しそうになるけど、よく考えたら部屋のすぐ隣りに目黒たちもいるのを思い出す。
💙「照」
💛「ん?」
💙「止まってないじゃん」
💛「……あ」
しかし正直な俺の下半身はしっかり反応していて、浴衣の合わせが不自然に盛り上がっていた。
💙「俺いまちびだから流石にエッチはできないぞ」
どこからどう見ても可愛らしい子供が訳知り顔でそんなことを言うので、思わず笑ってしまった。翔太も一緒になって笑っている。この状況を俺たちはその時はまだなんだかんだ甘く見て楽しんでいた。
💛「わかってるよ。代わりに抱きしめててもいい?」
💙「それもいいけど…。俺が特別に抜いてやろうか?」
💛「えっ」
言うが早いか、翔太は素早く膝から降りると、股の間に小さな身体を入れて割り込んできた。そして、その小さく冷たい手を下着の中に躊躇なく入れて来た。両手に余る竿を掴む。その倒錯的な光景に、ものすごくどきどきした。
💙「ねぇ、手からはみ出す……」
自分から言い出したものの、小さくなった翔太には俺のものはより大きくて凶暴に見えるのだろう、翔太の顔は引き攣っていた。
💛「無理しなくていいよ……んっ……」
💙「でふぁい…」
💛「流石に咥えるのはナシ!!!」
性器の先端を5歳児に咥えさせる俺ってだけで、今後の趣味が間違った方向にいってしまいそうだ。翔太は少し残念そうに口を外すと、元に戻ったらしてやる、と言い、唾液を垂らして滑りをよくして、小さな手で俺のものをリズミカルに扱き始めた。これも視覚的にかなりヤバかった。小さい手はなるべく見ないようにして、目を閉じて翔太のされるがままに任せる。それでも時々こちらを確認して来る翔太の、なぁ?気持ちいい?という高い声が甘く耳に届くたびにものすごく心臓に悪くて、反面、ものすごく興奮した。
💛「やば……出る……翔太…あっ…」
ベッドに備え付けのティッシュを渡そうとしたが間に合わず、翔太の顔に結構な量が飛んだ。
翔太はぎゃあ、と叫んで、慌てて顔を洗いに行った。
ぎゃあってなんだよ。
簡単に後始末をして、翔太の様子を見に行く。
💙「………っ!…あがっ……!!」
すると、洗面台で溺れ掛けている翔太を見つけて別の意味で心臓が止まりそうになった。見ると、なぜか洗面台の栓が閉まっていて、なみなみと溜まった水に翔太の顔がおさまり、溺れかけている。手足をばたつかせているのを慌てて引き上げた。
💛「えっ、なんで?えっ!?」
💙「ひか………はぁ…はぁっ……」
翔太の髪はぐしょ濡れだった。
呼吸を整えた翔太に聞いてみても、栓を閉じたのは自分じゃないと言う。俺は翔太の濡れた髪を拭いてやり、抱っこして部屋に戻って来た。すると、それからしばらくして、風呂場の方から阿部と思われる泣き声が聞こえて来たのだった。
→第8話 michiruさん
コメント
2件
水はダメなんだ!危険🥺🥺