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私は弟が嫌いだ
弟が居るせいで皆が不幸になる
死んでしまえばいいと何度も思った
ドンッドン！！
壁を叩く音が聞こえてきた
また弟が暴れているのだろう
弟は口が悪い
今日も死ねと言われた
もう慣れたけれどやっぱり辛い
いつになったら大人しくなるのだろう
弟は力が強い
私はついカッとなって弟に手を出してしまった
いつの間にか弟は成長していて私は弟に負けた
私の方が力が強ければ
母の力を借りずに弟を抑え込めただろうか
弟と喧嘩をした
また母に迷惑をかけてしまった
次は私が我慢しよう
弟が死んだ
嬉しいはずなのに
何度も弟の死を願っていたのに
何故だろう
涙が止まらないんだ
あぁ私はちゃんと家族だったんだ
嫌ってはいても愛していたんだ
もう遅いけど
弟に寄り添っていたら少しは変わったのだろうか
私は弟が好きだ
次会うときは腹をわって話してみよう
私は弟が羨ましかった
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