テラーノベル
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この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません
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目黒side
「う”ぉ…こ、康二!ちょ、おちつけ落ち着け!!」
『なん、落ち着けるわけないやんかぁ、!♡』
こりゃ今回は大変だな。俺を無理やり押し倒して、へこへこと腰を動かして大きくなったそれを擦り付けてくる彼を見てぼんやり考える。間違えて飲ませてしまったヒートの誘発剤が入った瓶を眺めて、俺は激しく後悔をした
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ことの発端は1時間前。なんとなく予定を確認していたことからだった。仕事もプライベートも充実しているお陰で、すっかり癖になってしまったその行為を彼の目の前でしていると、同じように彼もスマホを弄り始めた。ふとそこで、あることに気が付いたらしい
『んぁ』
「ん?」
『俺3日後ヒート予定日や』
「もうそんな時期か。今日か明日に服出しとくよ、巣作りするでしょ」
『ありがと、いっつも散らかしてもーてごめんな、』
「いやいや、俺がハンガーに掛けずに放るのと違って康二は悪くないんだから。謝んないで?」
『めぃめぃ…』
康二がヒートのときはいつもそうしている。なるべく彼に罪悪感と負担を与えないために。康二は優しいから、一緒に生活するなかで俺に迷惑が掛かっていないかをよく心配して動いている。康二は何も悪くないのに、この世の中は不平等だよなあ
「そういえばいつも抑制剤予定日の数日前から飲んでたよね?」
『ん?あーせやな。明日明後日、仕事行かれんなっても困るし今日から飲んどこか』
「じゃあ俺クローゼット整理した後持ってくるよ」
『ええの?ありがとう!』
とまあこんな感じの会話をして、自室へ向かってクローゼットから服をタンスに入れ替える。いちいちハンガー外すのめんどくさいだろうし、掛けるとこの先っちょが刺さって怪我でもされたら困る。とりあえずこれくらいでいいか、と服を移動し終えてから康二の部屋へ
入った瞬間俺とのツーショットの写真が飾られているのが目に入って思わず頬が緩んだ。そんなことは置いといて、棚の隅っこに置かれている瓶の元へ。うーん…なんだろう、小瓶が二つ。どっちも持っていこうかと思ったけれど、なんとなく白い丸い錠剤がそれっぽかったからそっちを手に取る。そのまま部屋を出てリビングに戻った
「これ…合ってる、?なんか2種類あったんだけど」
『あー抑制剤と…なんやったかな、忘れた。まあ合ってんとちゃう?』
ただ”それっぽい”だけで持ってこられたそれが、まさか誘発剤だなんて思わなかった彼はそのままそれを飲んでしまった。当然、いつも飲んでいるのと違う薬なんだから多少の違和感はあったんだろう。不思議そうな顔をして首をかしげている
『…こんなちっちゃかったんかなあ』
「何が?」
『錠剤ちょっとちっちゃい気ぃするんやけど…ま、気のせいやろ。慣れてきたからちっさく感じとるだけやわ、多分』
気付いたのに気付けなかった。というか、まあいいかで放っておいてしまった。そうすると案の定、20分もすると康二の様子がおかしくなってきた。やけに頬が紅潮して、息も荒い。ぽーっとある一点を見詰めて動かなくなってしまったから、声をかけた
「…康二?」
『ん?…どないしたん?』
「いや、顔赤いから大丈夫かなって」
『あぁ、なんかさっきからちょっと暑うて……、?』
どんどん荒く、艶っぽく変わっていく吐息を隠せないまま彼は此方に近付いてきた。その身体からは異様なほど甘い香りがする。…甘い香り、?やべえ、フェロモンじゃんこれ。え、発情期来た?なんで…いや理由より先に今は康二をどうにかしなければ。あーやばい、ほんとにやばい。もつ康二の目が正気じゃないくらいには蕩けてしまっている
「う”ぉ…こ、康二!ちょ、おちつけ落ち着け!!」
『なん、落ち着けるわけないやんかぁ、!♡』
あっという間に押し倒されて、快楽を追うように俺の上で腰を動かす彼は官能的だった。俺がいない間にヒートが来たら、帰るまでずっと我慢させることになっていたからある意味丁度よかったのかもしれない。とりあえず落ち着かせて…いや、言葉じゃ聞こえないから届かないだろうしもう抱いてやろうか
「康二、…こーうーじ。ぎゅーしよ、ほらおいで」
『んー…ぅ……』
「そう、いい子。急にヒート来て吃驚したね」
『ん…ずっとお腹の奥、ぐるぐるする、』
「うーん、そっか。そうだなぁ…えっちしよっか」
『んぇ、?ぇっち、すんの?』
「真っ昼間だけど、笑 しんどくないならこのままでもいいけど」
『…する、したい。ずっとこんなん、耐えられんもん、♡』
よし、決定。俺の胸の中で顔を上げた彼と目が合うと、どちらからともなく引き寄せられるようにして口づけを交わした。ちゅ、と軽いリップ音が何度も聞こえてくる。その間も漏れ続けている鼻から抜けたような彼の声に、全身を包み込むように発せられているフェロモンに感化されて俺の身体も意思もその気になっていってしまう
「ここか、ベッドか。選んで?」
『ベッドがええ、…なぁめめ、連れてって?』
可愛いなあ、もう。再度キスを一回だけ落として彼を抱えてリビングから出る。そのまま寝室へと足を運んだ
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ズボンを脱がせると彼の下着には大きなシミができていた。それをも脱がせてしまえば、先走りに濡れたそれが勢いよく飛び出してくる。まだなにもしてないのにこんな感じになっちゃうんだから発情期って恐ろしいよな
「もうぐちゃぐちゃじゃん」
『言わんでや、恥ずかしいから黙っててんに…』
「言ったらそういう可愛い反応見れるから。つい言いたくなっちゃう」
『あかん癖やでほんま…っなぁ指、入れるんなら言うてや、ぁ、♡』
特に断りを入れることもなく後孔に指を侵入させると怒られた。でも目が蕩けきっちゃってるせいで、何も怖くないし嫌がってるようにも見えない。と言うか、本気で嫌だと思ってたら突き飛ばしてでも逃げるよう言っているから、逃げないってことはそういうことなんだろう
「…もうちょっと力抜ける?」
『や、むり、♡』
「無理かあ、笑」
『も、我慢すんのも嫌や、めめの欲しい…』
「いやでもまだ全然解して」
『俺がええって言うてるんやからええやんかぁ、あかんの、?』
交渉と言うか誘導尋問と言うか。多分俺がイエスと言うまで聞き続けてくるんだろう。それどころか、今回の場合はもう既に俺のズボンに手を掛けてきている。ベルトねえし康二こういうとき無駄に手先器用だから脱がされてしまうかも。と思った矢先に、俺のズボンと下着は何処かへ放られた
「ちょ、」
『ぁは、めめも完勃ちやん♡』
「誰のせいだと思ってんの」
『俺のせいやんなぁ♡責任やったら取ったるから、ええやろ?』
甘えるような口調に加えて、上目遣い。無意識のうちに頷いてしまった俺を見て嬉しそうに笑みを浮かべ、俺のものに手を伸ばしてくる。彼自身から出たものか俺から出たものかわからない液体で手を汚しながら、それを片手で固定して緩くなった孔で飲み込んでいく。なんでだろ、やけにスムーズだなぁ
『は…っ、♡ぁ、奥…くる、♡』
「ねぇ、今日一人でシた?」
『はぇ…、?ぅ、や、別にシとら…』
「嘘はダメだよ」
『イッ…?!ぅ、…く、♡ぁ…っん、めめ、なぁめめ…ちょっと待ってや、ぁ♡』
なんかしょうもない嘘ついてるみたいだったから下から軽く突き上げたらあっさり達したらしい。腹の上に生温い白濁が吐き出されて目の前の彼のものが少し元気を失くす。てかそれ見て思い出したけどゴムつけてないじゃん、どうするつもりなんだろ
「康二、ゴム忘れてるけど」
『っん、ぇ、?忘れとらんよ、べつに、ぃ…』
「っは、?いやどういう…っぁ、ちょ、待って締めすぎ、」
『出したらええやん。ほら、絶対きもちええで?』
人の話を聞いていないのか、聞いた上で無視しているのか。止まることを知らない彼の身体は動き続けて、ぎゅぅ、といっそう強く中を締め付ける。本気で俺の射精を促そうとしているらしく、正直直ぐにでも出してしまいそうなところを堪える。にしてもいい加減にして欲しいんだけど、俺にも限界ってもんはあるし
「ほん…っと、に。出ちゃうから、」
『…ええって、っ、ん…中、欲しいんやもん、』
「…ふぅん、そんな欲しいなら奥に注いだげる」
『ぇ、?いや奥入れた、ら…』
「うるさい」
『っぁ、やぁ、そ…れ、それ、あか、♡ぁ、う…~~~?、ィ、っ♡』
何かを察知したのか逃げようとする細い腰を掴んでぐぐ、と引き寄せると勢いをなくした液体が少しだけ飛んでくる。まともに喋れないまま天を仰いでいるのを見た感じ、中イキ寸前で耐えている、といったところだろうか。追い討ちをかけるように腰を打ち付けると、身体が甘く震えて悲鳴にも近い声が上から聞こえた
「ねぇ出していい?」
『あ、♡ぅ…、?めぃめ、』
「ん、いいのね」
返ってきてんのかきてないのかわからない返事をテキトーに聞き流して、彼の中を蹂躙し続ける。欲が上り詰めてくるのを感じると、奥に擦りつけるように腰を動かす。きゅう、と搾り取るように締め付けられると、誘われるままに彼の中へと欲を放つ。そうするとまた彼の身体は震えた
「はぁ…っ、」
『ぁ…、ん、♡めめ…っ、』
「ん、なに?」
『…まだ足りん、』
「逆にまだいけんの?笑」
こうなって康二を止められた試しはない。今日はいつまで持つだろうか、久々に枯れるかもなぁ。そんなことを考えながら返答代わりに彼を押し倒した。
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