桃黄 __生理男子___
黄→生理男子
いちおー、兄弟パロ。
桃→長男(社会人)
青→次男(大3)
赤→三男(大1)
黄→末っ子(高2)
:生理辛い桃黄で癒されたい。
黄sind
「・・・いたい」
朝。
少し遅めに起きたためか、りいぬにぃところにぃの声が聞こえてきた。
昨日までは、普通に起きれたはずなのに酷い腹痛のせいで動けない。
・・・あれ、かな。
あれ、とは生理のこと。
急にきた時は、倒れちゃって病院行きだった。
でも、最近の生理は落ちついてたのになぁ。
しばらく動けず固まっていると、視界に便利なスマートフォンが見えたので手にとる。
とりあえず、メッセージの一番上にあったさとにぃに通知を送る。
階段をどたどたと上がってきたさとにぃが思いっきりドアを開けた。
「るぅとっ」
「・・・さとに、っ」
「よしよし、頑張ったな」
「ぅ、・・・」
さとにぃが背中を撫でてくれたおかげで、少し痛みが和らいだ。
「歩く・・・のは無理だよな」
すると、さとにぃが僕を抱き上げてずんずん前へ進む。
「え、ちょ・・・さとに、っう・・」
「はいはい、大人しくしててな」
上がってきた時とは逆にとんとん、と優しく階段を下りる。
リビングへつくと、ころにぃとりいぬにぃが目をまんまるにしてこっちにやってきた。
「るぅちゃん、大丈夫?」
「生理だってさ」
「僕ナプキン取ってくる」
「るぅと、下ろすぞ」
「ぅ、ん・・・」
「・・・よし、ナプキン変えたよ」
「ぁりがとぉ、・・・」
「お粥作ってくるわ」
「莉犬くん、ありがと」
「いえいえ」
優しい味で食べやすかったので、お粥をスムーズに食べられた。
食べ終わったあと、頭がふわふわしてきて、眠くなる。
「ベッド戻ろ」
「ぅ・・・」
また僕を軽々しく持ち上げ、二階に上がる。
階段に行く間際、ころにぃとりいぬにぃが「がんばれ」っていってくれたのでにこっと笑顔を作るところにぃが崩れていったのは謎だ。
「よし、今日は一緒に寝るか」
「!!うん、ぁ」
「ははっ」
ぎゅっ
「おやすみ」
そのさとにぃの言葉を聞いた瞬間視界が途切れた。
ただ、視界が途切れる寸前に生暖かいものが唇に触れた気がした。
番外編
「ぅわ、ぁぁぁ」
「ちょ、ころちゃん!?」
「るぅと可愛い・・・」
「るぅちゃん可愛いのは分かるけど、ころちゃんきもい」
「なんで!?」
#ブラコン兄たちの弟は生理男子
今、生理中なんですが、まじで痛い。辛い。しんどい。
こんな、るぅとくんみたいな扱いなんてしてくれませんでしたがね!!
まあ、ブラコンいないからっていうのもあるかもしんないですけど。
明日夏祭りなんですがねぇ。
おさまるといいです。
るぅとくんの最後のセリフの関連続編は、
next→♡1000
コメント
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おぉ~!! うぉ~!! 待って好みすぎてしぬ、w