僕の隣の家には凪(なぎ)くんっていう可愛い男の子がいる。一目惚れって奴をしちゃったらしい。その子は僕より1個年上で顔立ちが綺麗だ。それに比べて僕は根暗で友達もいない不登校の学生。でもね!凪くんと同じ学校だったって分かったんだ…!だから明日から行くんだ。
まずはボサボサの髪を切らなくちゃね…
サッパリ切った。マッシュ?っていうのが似合いそうだねって美容師さんに言われたからそれにしたよ。どうかな……似合ってるかな。
少し不安だけど明日、凪くんに会える!!
恐る恐る教室に入った。みんなはびっくりした様子だった。まぁ1年ぶりだもん、無理はないか
クラスメイトに話しかけられたけどこいつらには興味が無い。僕の目的は凪くんに会うこと!
あ、僕の名前は玲(レイ)。
名乗るのが遅れちゃった…(笑)
昼休み、凪くんを探しに廊下に出た。一瞬で分かった。あのオーラ、神々しい人影…やっぱり凪くんだ…。可愛い
話しかけようとした時に凪くんの方から話しかけられた。
凪 あれ、隣の家の子?ここの学校だったんだ!
玲 は、はい!
知っててくれたのが嬉しくてつい手を握ってしまった。
玲 あ、す、すいません!!(汗)
凪 全然大丈夫だよ(微笑)
凪くんはとっても優しい。一緒にご飯を食べようって誘ってくれたんだ!話してる時はとっても幸せだった、、。カッコイイ1面も見れた。やっぱり学校に来て良かった…!
帰りも一緒に帰ってくれた。毎日学校に来ようって決めた。凪くんと話せるから…
玲 今日はありがとうございました!
凪 全然!楽しかった。こちらこそありがとう。タメ口でいいよ
玲 うん……!
そういえば、なんで今日髪の毛切ってたのに気づいたんだろう?それに、よくよく考えたら話すの初めてだったような……
いや、、気のせいか!!
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