rbru/nmmn/ご本人様関係NOTHING
誤字あるかも/rb『』 ru「」
ruバニーボーイ(バーテンダー)世界線/
口調解釈不一致
バニーの格好って書いていますが、
いかがわしいやつじゃないです!!
いかがわしくないバニー服で自分が好きな物をお考え下さい!!
ーーーーーーーーーーーーーーrbside
いつものように足を踏み入れて小柳さんと話していた時。
「そういえば星導さん、この店でカクテルしか飲んだことありませんよね」
『あぁー、確かにそうですね』
「フードとかもありますけど」
『そうなんですか!』
「まー、あの、えーと⋯」
『⋯?どうしました』
「あちらのお客様と店員見ててください」
小柳さんが手を向けた方向を見る。
簡単に言えば、メイドの店などでやる接客をやっていた。
「⋯⋯あーゆ感じの接客があるフードばっかなんですけど、食べたいです?」
『⋯少し気になります』
「⋯っ”ぁー、そうっすよね 」
〈あー!例の星導さん!!〉
『っ”わ!!はい!?!』
「おい、お客さん驚かせてるんじゃねぇよ」
「お前は接客行って来い。今すぐに。」
〈嫌だよ、折角話せるチャンスだもん〉
『ど、どうしましたか?』
〈あ!すいません!お客さんにロウが懐いてるみたいだったから少し話してみたくって〉
『懐いてる笑笑』
「お前なぁ⋯⋯⋯⋯さっさと接客行って来いってぇ⋯⋯⋯」
『良いじゃないですか小柳くん。今はそんなに混雑していないんですし』
「星導さんまでぇ⋯⋯⋯⋯」
〈星導さん?って恋人とかいらっしゃるんですか!?唐突なんですけど〉
『ぁ!居ないですよ』
〈そうなんすか!!お綺麗なのに〉
『あははっ、嬉しいです』
「すいません、本当こいつ唐突なことばっかり言って」
『賑やかで楽しいですよ』
「ぁ、お前フードって詳しいよな」
〈ぁー、接客とかの?〉
「そう」
〈注文するって?〉
「いや少し興味あるらしくって」
〈あー、じゃあ俺から説明しようか〉
「頼むわ」
微笑ましい空気感だな、と思い笑みが零れる。
〈じゃあ俺からフードについて説明させて頂きますね〉
『はい、お願いします』
〈フードは店員からの”おまじない”を付けさせていただく物が殆どで付けてもらう店員も指名可能です。星導さんだとロウが良いかも知れないですね〉
〈またソフトドリンクの中にも接客がつくものがありまして、そちらもフード同様です。〉
とても丁寧に説明してくれたな、と考えていると俺に耳打ちをしてきた。
〈ロウはフード等での接客を断っているんですけどきっと星導さんならやってくれると思いますよ!笑。フードも美味しいので楽しんで下されば幸いです!〉
『⋯そうなんですか!有難う御座います笑』
〈はい!美味しく頂いてくだされば!〉
「何話してたんだよ」
〈秘密だよ〉
『そうですよ、秘密です』
「えぇ⋯」
〈ぁ、俺作ってこなきゃだから頼む時言って 〉
「了解」
〈じゃ!!お楽しみ下さい!〉
『はい!有難う御座いました〜』
「一気に仲良くなってるじゃないすか」
『そうですか?』
「ぁー、メニュー表見ますよね」
『はい!』
「⋯⋯⋯⋯俺から聞いといてなんですけど、まじで頼みます?」
『いやぁ、面白そうじゃないですか』
「俺をおもちゃとして扱わないで下さい」
『すいません笑、ほら、あれですよ。需要と供給です。 』
「俺に需要はないと思うんすけど」
『ありまくりですよ、自信持ってください』
「はぁ」
「⋯そうだ、俺のこと苗字で呼んでないじゃないですか」
『ぁ、バレました?』
『なんか緊張しちゃって笑』
「なるほど」
『まーまー、取り敢えず何か頼ませて下さいよ。お勧めないですか?』
『接客付きのやつで。』
「えぇ⋯⋯⋯誰指名するつもりっすか⋯⋯」
『勿論小柳さんですよ?』
「あ、小柳さんって呼んだ」
「この前くんって呼ぶって言ったじゃないですか」
『あー!じゃあ小柳さんが接客のをして下さったらちゃんとくんって呼ぶので。Win-Winじゃないてす??』
「Win-Winじゃないですね」
『ちぇ、騙されてくださいよ』
「本音漏らさないでくれません?笑」
『まぁまぁ!!俺的にはWin-Winなので許して下さい』
「えぇ⋯⋯⋯」
「ぁ、おすすめでしたよね」
『はい』
「人気なのは⋯⋯えぇと⋯⋯⋯」
「ハンバーグっすかね、時間帯的にも」
『あー、いいですね。ちゃんと接客付いてます?』
「付いてますよ、お客さんに怒鳴られたらたまったものじゃないので」
『やだなぁ笑、怒鳴りませんよ』
「本当っすか?笑」
「じゃああいつに注文伝えてきますね、他何か注文あります?」
『ぁーや、特に無いです』
「じゃあ伝えてきますね」
「そういえば最初なんでこの店に入ろうと思ったんですか」
「店員が言うのもあれっすけど、なんか水商売風だから入りづらくないですな? 」
『ぁー、まぁ確かに少し思いましたけど好奇心ですね 』
「好奇心凄すぎじゃないすか」
『仕事柄ですよ』
「そうなんすね」
『最初はこんなにいい店員さんに会えるとは思ってませんでしたけどね』
「相変わらずお世辞がお上手で」
『そんな、お世辞なんかじゃないですよ。立派な本心です』
「そうっすか、嬉しいです」
『毎度言ってる気がするんですけどやっぱりバニー似合ってますね』
『可愛いし綺麗なのでお似合いです』
「⋯星導さん、もしかして女誑しって言われてません?」
『言われてないですよ!?』
「だめですよそういう事周りの人に言い回ったら」
『やだなぁ 、小柳さんとかにしか言いませんよ?』
「だから⋯⋯そういう所が女誑しっぽいんすよ⋯⋯」
『えぇ!?そんなぁ笑』
「俺なんかに言っても何も出てきませんよ」
『良いですよ、見てるだけでもう十分もらってます』
「星導さん⋯もう人と話すの辞めません?」
『え、人権奪われたんですけど』
「駄目ですよ、女誑しの言葉ばっかがすらすらと出てきてるじゃないですか」
『だから小柳さんにしか言いませんってぇ』
「だからそういう言葉が女誑しって言ってるんですよ!!」
『小柳さんにしか言わないんですから良くないです!?』
「だからその言葉が!!」
〈ロウ、落ち着け笑〉
〈お待たせしました、ハンバーグです〉
『ぉー!美味しそうですね』
〈お二人仲良さそうに言い合いしてましたけど何話してたんですか笑〉
「星導さんが女誑しなことばっかり言うんよ」
『だから小柳さんにしか言わないって!!』
「ほら、女誑しみたいな事ばっか言って!!」
〈っはは笑!!いーやん、ロウは褒められてるんだから〉
〈まぁ確かに星導さん女誑しの気はありますね〉
『えぇ!?そんなぁ!!』
「ほら。星導さん女誑し。」
『酷い!!』
〈まぁまぁ!!こいつに⋯ね?例の接客やらせましょう?〉
〈ロウ覚えてるよね?〉
「っ”ぁー、覚えてっけど⋯⋯⋯」
〈ちゃんとメニューに書かれた事なんだから守りなね。がんば。〉
「まじかってえ⋯⋯⋯」
『ほら、小柳さん??俺に散々言ったんですから』
『俺接客の内容知らないので』
「まじで最悪っす、退勤していいすか?」
『駄目ですよ笑笑』
「せめてこのカチューシャだけ外させてもらえません??」
『駄目ですよ!!それはれっきとした仕事の衣装なんですから』
「星導さんなんか面白がり始めてません?」
『そんなそんな。ただ見たいだけですよ?』
「信用ないなぁ⋯。」
『ほら、言ってくださいよ』
「やっぱり面白がり始めてますよね??」
『信じてくださいって』
「ぅ゙ーん⋯⋯」
「⋯⋯⋯⋯⋯おいしくなれ」
「⋯⋯⋯⋯ぇ、き、ん」
『ちょ、最後聞こえなかったんですけど 』
「嫌です!!絶対言いたくないんで!!」
「本当に嫌ですから!!」
『駄目ですよ!!守ってください!!』
「まじで無理です!!!」
「ほんっとうに!!無理です!!!」
『⋯⋯⋯あの店員さんに小柳さんのこと聞こっかなぁ⋯⋯⋯』
「駄目です」
「本当に、まじで言いたくないんで」
『お願いですよぉ、小柳さんの願い一つ聞きますからぁ』
「ランプ⋯⋯⋯??」
『そうですよ、ランプです』
『お願いですよ!!本当に!!』
「せめて違う接客の物に変えること出来ないです?これだけは本当に嫌です」
『俺も譲りませんよ、絶対に言ってください』
押しに弱いそうで、数十分言い合い続けたらなんとか負けてくれた。
「⋯⋯⋯⋯⋯本当に言うんすかぁ⋯⋯」
『はい、お願いします』
「⋯⋯⋯⋯⋯もえ、もえ⋯⋯⋯⋯」
「やっぱこれ以上は無理です、本当に無理です」
『っ”はは笑、まぁ最後まで聞きたかったですけど面白い小柳さんが見れたので良しとしますよ』
「やっぱり面白がってたじゃないですか!!!」
『いーや?笑』
『いいじゃないですか、可愛かったですよ?』
「⋯だからそういう所が女誑しなんだって何回言えば⋯!! 」
『認めないです。俺は女誑しじゃないです。』
「じゃあ俺に可愛いとか言うのはおかしいっすよ、可愛さの欠片なんてどっかに捨ててきたんですけど」
『その欠片まだ残ってますよ、健在です』
「本当に駄目ですよ、星導さんにそんな事言われたら勘違いする人絶対に居るんですから」
『⋯小柳さんは勘違いしなかったんですか?笑』
「⋯⋯星導さんきらい、まじで言ってること最低です」
『っ”はは笑すいませんって笑』
「俺に試すようなこと言ってどうするんですか、まったく⋯⋯、」
『良いじゃないですか笑』
『⋯⋯⋯ぁ、そういえばキールのカクテル言葉って何なんですか?』
「ぁ、一昨日話してたやつすか」
「キールは⋯最高の出会いとか、陶酔っていう意味です」
『へぇ、そうなんですか!』
「今の星導さんにはカルーアミルクがお似合いですね」
『悪戯好き、でしたっけ?笑』
「大正解です。笑」
『ひどーい笑』
「⋯⋯そうだ、一つカクテルを作ってきます」
『はい、食べて待ってますね』
「簡単な物なのですぐ戻ってきます」
『分かりました』
少しからかい過ぎてしまったかな、とは思うがまぁ小柳さんなら許してくれるだろうという甘えがその考えをかき消した。
ハンバーグを食べ進めていると小柳さんが戻ってきた。
『本当に早かったですね』
「はい、凝ったものでもないですし」
「プレリュードフィズです、さっぱりとしてるので飲みやすいと思いますよ。」
『わ、そうなんですか。早く飲みたいです』
「はい、どうぞ」
「ちなみにカクテル言葉はご存知で?」
『いやぁ、知らないんですよ』
「そうですか、なら知らないで居て下さい」
『そんな事言われたら気になるじゃないですか』
「調べてもいいですけど星導さんが後悔しますよ」
『なんですかそれ笑』
「本当に後悔しますからね笑」
『えぇ?』
「まぁまぁ」
『はぐらかさないで下さいよ〜』
「星導さんが酷い事言うからっすよ」
『反省してますよ?笑』
「信じられないなぁ」
『ありがとうございました、また来ます』
「ご来店ありがとうございました」
「小柳くんって結局呼んでないじゃないですか」
『ぁ、本当だ』
「俺に散々言わせておいて酷いっすね〜」
『すいませんってぇ笑』
『⋯⋯⋯こやなぎ、くん』
『可愛いと思ったのは普通に本心ですよ?笑』
『また来ますね』
「っ”あ、はい、お待ちしてます」
「⋯⋯⋯⋯人誑し⋯」
コメント
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プレリュードフィズ調べたら「真意を知りたい」って出てきたんですけど、hsrbさんの女誑しな言葉が本当にkyngさんにしか言わないのか、hsrbさんの気持ちを知りたい?みたいな感じで大好きです!!!!!
あーーー!!!最後女誑しじゃなくて人誑しになってるのがなんか惚れたっぽくて本当に大好きでぇ…😭🫶カクテルほんとにロマンチックですね
すきです!