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のりもちさん
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さかな@⚠️プロフ必読
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tsts
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「勇斗ー、ちょっと手伝って」
「んー?どした」
「カーテン変えたくて、微妙に届かない」
「おっけー」
オフが被ったある日の午後、ソファーに寝転がってテレビ見ながらのんびりしていたら仁人がいそいそと何かをしていた。
助けを求められたので仁人のもとへ向かう。カーテンを夏仕様にしたいとのことだった。
「全部外すのはなんとかできたんだけど、つけるの腰がしんどくて…」
「いいよいいよ、言ってくれればやったのに」
「ごめん、助かる」
仁人が選んで買ったレースのカーテンを封を開ける。畳まれて梱包されていたものをバサッと広げた。
「ちょっと可愛い系にしてみたけど、いいかな」
「いいよ、仁人が決めたやつならなんでも」
ナチュラルホワイトで裾がフリルになっており、手触りの良い柔らかい薄手のレースカーテンだった。
広げたものをちょっとした悪戯心で仁人に被せてみた。
「おーい、何も見えんて」
くすくす笑う仁人を見て、あることを思い出した。
「仁人、ちょっとそのまま待ってて」
「え?なんで?放置?」
急いであるものを取りに行って、すぐ戻ってくる。取ってきたものはポケットに忍ばせておく。
「動かないで、少しだけ屈んで」
「……?」
仁人を包んでいた長いレースカーテンのフリルになってる部分の裾を持って、ふんわりと弧を描くように捲った。上手く整えてあげたら、それはまるで。
「ウェディングベールみたい」
「……えっ」
「綺麗だよ、仁人」
「急にそんなこと言われたら恥ずいって…」
薄ら頬を赤くさせる仁人が可愛い。
左手を持つ。ポケットから出したのはいつも玄関に飾ってあるいつか仁人にプレゼントしたお揃いの指輪だ。
「結婚指輪、ゴツいなぁ」
「いーじゃん、思い出の指輪だろ」
指輪を仁人の薬指に嵌めたらぶかぶかだった。
「これ勇斗のじゃない?逆だろ」
「あれ、ほんとだ」
「おーい、指輪交換は結婚式で大事な場面だろ」
「うっせぇな、地味に緊張してんだよ」
ミスする俺にあははっと楽しそうに眉を下げて笑ってる。堪らなく愛おしい。
仁人も薬指に指輪を嵌めてくれた。
「神父は太ちゃんにすっか」
「あは、太智めちゃくちゃ冷めた目してそう」
「柔と舜はゲストだな」
「3人だけって寂しいな」
「あの3人が祝ってくれればそれでいいだろ」
「……そうだな」
「…じゃあ、誓いのキスを」
「キスしたいだけだろ」
「悪いか?」
「……全然いいよ」
触れる程度の優しいキス。
見つめ合ってもう一度した。
花嫁のようにレースを纏う仁人はとても美しかった。
なんでもない日の、愛を誓った日。
終
レースカーテンでベールアップして
結婚式ごっこするsnjnでした
私はすぐsnjnを結婚させたがります
コメント
2件
最高です…😭 本当に、全てが愛おしい世界✨ こんな優しい、素敵な物語をありがとうございます😭
「snjn」、めっちゃ良かったです…!レースカーテンをウェディングベールにする発想が可愛すぎて、もう胸がきゅんきゅんしました💘 指輪を間違えるシーン、仁人の「おーい」ってツッコミも、勇斗の「地味に緊張してんだよ」も、全部が愛おしい。日常の一瞬がこんなに特別になるんだなって、読んでて思わず頬が緩みました。なんでもない日だからこそ、心に残る誓い。素敵な作品をありがとうございます、かなさん🌙