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『プランクトン!!!!!』
会長「!?!?」
虎杖「(大爆笑)」
佐々木「(笑いすぎて声が出ない)」
井口「(呼吸困難)」←
人がもし、急に自分をプランクトンと呼ばれたらどうなるのか。
正解はもちろんこうである。
生徒会長は目をこれでもかと丸くし、オウム返しのように、プランクトン…?と呟いた。
『カイチョー、クリオネに負けるんだって!!
こっくさんが教えてくれたの!!!!(悪気ゼロ)』
虎杖「コックさんじゃなくて、コックリさんな………..ップw」
ニコニコと太陽のような笑顔で、まるで先生に習ったことを自慢げに母親に話す幼児のように、サラッと貶す美優。
動揺していた会長はわなわな震えて、怒りを押し殺した。
会長「(この子に怒鳴れば、周りがどう動くかわからん…というよりクリオネに負けるって何だ)」
会長「ともかく!!!活動報告のない研究会にいつまでも部室をあてがうほどこの学校は広くない!言ったハズだ。
ここは今日から女子陸上部の更衣室となる。速やかに立ち去れ!」
虎杖「ウチの先輩方を舐めてもらっちゃ困るな会長」
『ペロペロダメ!!!!!』
そう言って美優はファイルを取り出し、机に上に置いた。
虎杖やオカ研の先輩たちはガンを飛ばすように会長を見る。
美優はニッパァと屈託のない笑顔である。
会長「なんだそれは」
佐々木「新しいネタですよ。しかもこの学校にまつわるね。
我が校のラグビー場が閉鎖されているのはご存知ですね?」
会長「ああ、利用者の多くが体調不良を訴え入院したからな」
佐々木「その通り!おかしいと思いませんか?あの屈強なラガーマンですよ?
─────実は、彼らが体調を崩す直前、奇妙な物音や声を聞いたそうです。そこで、」
佐々木はペラペラとページをめくり、あるひとつの記事を指した。
佐々木「この30年前の記事です。
建設会社の吉田さんが行方不明になったという記事。
最後の目撃現場はココ、建設途中の杉沢第三高校!
当時、吉田さんは各所から借金しており、その筋の人からも狙われていた。つまり!!
ラグビー場には吉田さんの死体が埋まっていて、一連の騒ぎは彼の怨霊によるものだったのです!!」
『おぉ~!!!』
会長「!!…いや、マダニが原因だそうだ」
「「「….」」」