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17時27分高崎駅
半月
僕は今日の朝、僕の欲を満たすために彼女にあることをした。悪いことなのはわかっている。でもやめられなかった。もう僕は彼女のストーカーというところまで達していた。今日は彼女が帰る電車を予測して合わせてきた。エスカレーターを降りると4両の車両、すべてを念入りに見回した。そして最後の4両目に彼女はいた。気を吐かしたすきに見逃しそうだったが僕はそうそう彼女を逃す気はない。さぁここまで僕がした意味を教えたい。このまま寝たふりをしていてもいつかは怪しまれるだけ。そうなればやめざる負えない。だけど僕は彼女と一緒になりたい。どうするべきか考えた。まずは友達になること。そこからだった。僕は初歩的なことを忘れていた。話すきっかけを作ればいい。朝、僕は彼女のハンカチを盗んだ。別に欲しかったわけではないがこれを渡すことで話をするきっかけにしようと思った。さてなんて話しかけるか。やはり普通に話しかけても話題なんていつもあなたの肩で寝ています程度のこと。ここまで話しに困ったのは久しぶりだ。悩んでいる時間がもったいない。そろそろ電車も発射してしまう。今は26分、発射する合図の音楽が鳴り響く。駆け込み乗車というのだろう。僕の前には少し驚いた様子の彼女がいた。すぐに顔を下ろされてしまうと思った不安か僕は計画なしに話しかけてしまった。
「すいません、これ朝落としてましたよ」
「あ、ありがとうございます このハンカチを私のお母さんの手作りで大事にしてたので見つかってよかったです ほんとにありがとうございます」
いつもは見れなかった彼女の笑った顔を見れた。嬉しかった。
「拾ってもらったお礼って言ったらなんなんですけどこのチョコよかったらどうぞ」
「え、あ、ありがとうございます! こんなこと聞いたらおかしいですけどここ最近、僕、肩で寝ちゃってますよね…??」
「そうですね笑笑」
「ごめんなさい…気をつけます…」
「全然大丈夫ですよ 疲れて寝ちゃうときありますよね笑 私平気なんんでこれからも私の肩で寝ちゃっても大丈夫ですよ」
「ありがとうございます?笑」
「面白いですね笑笑あ、私、商高の高橋です 朝暇なんで疲れてなければぜひ話しかけてほしいです」
「僕は本大の田中です ありきたりな名前でわかりづらいですよね笑」
「そんなことないですよ 私だって高橋なんて笑」
「ふたりともおんなじですね」
「そうですね笑」
「あ、私この駅なんで」
「え、もう…」
「…?」
「あぁ、では!」
「また」
ゆずき
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