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一個前の
モブ×kgm 誘拐
の続きです!
⚠️attention
ここから伏字ありません
加賀美さんの捜索を始めてから、
実に五ヶ月ほど経った。
警察はもうダメかもしれない、と言い、
諦め始めた。
だが、他の者達はまだ諦めていない。
あのひとが、ダメなはずない。
死ぬはずない。
誰より強い人なんだ。彼は。
「あともう少し、、、もう少ししたら、っ、
きっと帰ってくるよ」
「『ご迷惑をおかけしてしまって…』とか
言いながら来てくれるよ、絶対。」
「そしたら怒ってやろ、たくさん。
心配したんだぞ、って。そしてたくさん、
おかえりって言おう。」
そう言って、
異世界の彼は術を使って、広範囲を探した。
夜の世界に生きる彼は、その情報網を使って
必死に探した。
僕は、何もできない。
なんらかの術を使うことも、ましてや
そんなに学校でも交友が広くない僕が、役に立つわけがなかった。
それが、とても悔しい。
「…………………」
でも、バーチャル世界なら。
インターネットが得意な僕なら、現実(リアル)
じゃなくても、空想(バーチャル)なら。
「調べられる……!!」
そう思って早速調べ始めた。
その時だった。
…ピコンッ
「ん?」
…地獄のようなメッセージが届いたのは。
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