ども〜!!ゆめです!
投稿がとても遅くなってしまいまして、申し訳ございません!!!
テラーを書く気が起きなくてお休みさせて頂いていました…
続きを楽しみにしてくれていた皆さん、本当にごめんなさい。
…と、お待たせしてしまうので早めに本編に入った方がいいですかね、
今回は新キャラ登場と、🇷🇺🇯🇵がメインになっています!
露日を書いてほしいというリクエストがありましたので!
それでは、行ってらっしゃいませ!!
🇹🇼視点
🇯🇵「..眠い..、」
日本が小さく呟く。どうやら今日の日本はおねむのようだ。
(昨日、夜ふかししてBLを見てたとか言ってたな~、絶対そのせいでしょ、…。)
🇹🇼「..日本、大丈夫?今にも倒れそうだけど…」
流石に心配になって、声をかける。
🇵🇼「にほ~ん、僕らもう行かなきゃだけど….、ほんとに1人で帰れる?」
🇯🇵「..んなっ、私だってそれくらい…でき..」
🇹🇼「…寝た。」
🇵🇼「…寝たね。」
日本の寝息が小さく聞こえる。どうやら相当深い眠りにおちているようだ。
🇹🇼「っも~、日本ってば、…」
🇵🇼「..僕ら、もう職員室行かなきゃだけど..どうする、?」
🇹🇼「…このまま放っておく訳にもいかないしなぁ~、」
「..仕方ない、空き教室で寝かせとこっか..!」
🇵🇼「うん。そうだね、!」
今日は僕とパラオの2人、先生に呼び出されているのだ。遅刻するわけにはいかない。
…あっ、呼び出しって別に悪いことした訳じゃないからね..!?生徒会の件だからね!?
🇹🇼「パラオ、足持って~」
🇵🇼「うん!…よいしょっと..」
〜🇯🇵移動中〜
🇹🇼「ふう、…」
…にしても、すごいな…。運んでても全く起きる気配がなかったし…
🇵🇼「う~ん…でもここ、ちょっと寒いね…」
🇹🇼「確かに…何かブランケットとか…」
周りを見回してみるが、もちろん何もない。
このまま置いていけば風邪を引いてしまうかもしれない。
🇵🇼「…っ台湾~!まずいよ!」
🇹🇼「?、どうしたの、パラオ…」
🇵🇼「時間!先生に言われてた時間過ぎちゃってる!」
🇹🇼「え」
🇹🇼「と、とりあえず僕のカーディガンを掛けてっと…」
これでも寒いと思うけど…、
🇵🇼「ごめん日本!もう行かなきゃ!」
🇹🇼「風邪ひかないでね~…!」
ガラガラ((🚪閉め
🇯🇵「…んぅ」
ふわっと意識が浮上する。
重い瞼をこじ開けると、見覚えがあるようでない、二人の顔が見えた。
???「…あ、起きた。」
????「体調は大丈夫なんね?」
🇯🇵「..へっ」
🇯🇵「ど、どちら様でしょうか…?」
???「…あぁ、すまんな、自己紹介も無しに」
🇩🇪「俺はドイツだ。..で、こいつは…」
🇮🇹「ioはイタリアなんね~!」
🇯🇵「…ッ!、?」ズキッ
頭に鋭い痛みが走った。ロシアさん達と会った時と同じ…
🇩🇪「…?大丈夫か?」
🇯🇵「は、はい!ちょっとぼーっとしてただけですから」
🇮🇹「そうなんね、..?」
🇯🇵「そ、それより!わ、私は日本と申します…!」
頭の痛みはもう治ったけど…なんなんだろ、この頭痛。
まぁいいや、これは後で考えよう。
…で、私何してたんだっけ…
確か…台湾とパラオと話してて…で、すっごく眠たくなって…それで…?
不思議そうにしている私を見かねて、ドイツさんが事情を話してくれた。
🇩🇪「俺たちは用事があって学校に少し残ってたんだよ。」
「帰ろうとしたときにこの教室の前を通ってな。
イタリアがこの教室で寝てる奴がいるって言ったから様子を見に来たんだよ。」
「体調が悪いのかと思って、様子を見に来たんだ。」
🇯🇵「そうだったんですか…!ご迷惑おかけしてすみません…」
🇩🇪「いや、いいんだ。それより…」
🇮🇹「ねぇねぇ日本!」
イタリアさんが食い気味に話しかけてきた。
🇯🇵「…は、はい!どうかしましたか…?」
🇮🇹「君、可愛いね!」
🇯🇵「…っはぇ!?わ、私ですか…?」
🇮🇹「そうに決まってるじゃん!」
🇯🇵「え、?私が…かわっ…!?…??」
動揺で思考がまとまらない。
ぐるぐると回る頭をよそに、頬は赤く染まっていく。
石のように固まっている間も、イタリアさんは口説き文句を口にする。
🇮🇹「寝顔、とっても可愛かったんね。寝てるときも可愛かったけど、
起きたらより一層可愛くなったんね」
「きっと君と一緒にいる人はとても幸せだと思うんね」
🇯🇵「…うぅ..//」
なんだかとてもくすぐったい。おそらく今の私の顔は真っ赤だ。
🇩🇪「……」
ガッ((殴
🇮🇹「いっ…!!」
鈍い音と声が鼓膜に響いた。
🇯🇵「…!?」
それと同時にイタリアさんの言葉が止まる。
🇮🇹「…も〜、殴るなんて酷いんね、ドイツ…」
🇩🇪「お前がナンパしだすからだろ…!!💢」
🇮🇹「でも、日本が可愛いのは事実なんね」
🇯🇵「う“っ…」
🇩🇪「おい💢」
🇮🇹「だいたい、ドイツだって日本の寝顔めちゃめちゃ見てたじゃん」
🇯🇵「えっ」
🇩🇪「…〜っ//」
「……忘れろ」
「こいつが言ったことは全部忘れろ」
🇯🇵「……は、はい、」
🇮🇹「ほらそこ、イチャつかない!」
🇩🇪🇯🇵「イチャついてない(です)!!」
🇮🇹「え~、そうかな~?」
「さっきドイツ、自分の上着を日本に着せてあげてたじゃん
『これだけじゃ寒いはずだから』って。」
確かに、やけに体が暖かいと思っていた。
いつの間にかベージュのカーディガンと黒の学ランが着せられていた。
カーディガンは台湾のものだろう。ここに運び込む時に着せてくれたのかな。
🇯🇵「わわっ、これ、着せてくださってたんですね!」
🇩🇪「ま、まあな。」
🇯🇵「おかげで風邪を引かずに済みました!ありがとうございます。」
🇩🇪「…まだ寒いだろ、着とけ」
🇯🇵「ふふっ、ありがとうございます。」
照れくさそうに言うドイツさんに、自然と笑みが溢れた。
🇮🇹「へぇ~」ニヤニヤ
🇩🇪「…その顔は何だ」
🇮🇹「いや〜、別に」
🇩🇪「…💢」
🇯🇵「…?」
ガラガラ((🚪開く
教室の扉が開いて、台湾とパラオが顔を出した。
🇵🇼「にほ~ん、起きてる~?」
「って…」
🇹🇼🇵🇼「誰!?」
🇮🇹「..日本の知り合い?」
🇯🇵「はい!台湾とパラオです!二人とも、私の大切な“友達“です」
🇹🇼🇵🇼「…!!」
🇩🇪🇮🇹「…」
🇹🇼「じゃ、日本!そろそろ帰ろっか!」
🇯🇵「はい!」
「あ、ドイツさん、これ、ありがとうございました!」
ドイツさんに学ランを手渡して、感謝の意を込めてにっこり笑った。
私なんかの笑顔で申し訳ないけど…
🇩🇪「…あぁ」
そういったドイツさんの顔は、ほんのり赤くて、とても、暖かい笑顔をしていた。
〜その日の帰り道〜
🇹🇼「じゃ、僕らこっちだから!また明日!」
🇵🇼「バイバイ!日本」
🇯🇵「はい!バイバイです!」
二人の後ろ姿が小さくなっていく。
🇯🇵「ふぅ…」
「今日は疲れた〜…、でもやっと家に帰れ…」
そう言葉を紡いだとき、後ろから声がした。
???「おい」
えっ何!?誰!?
もしかして不審者とか…!?
あれ、でもこの声…
???「おい」
🇯🇵「はっ、はい!」
びっくりして後ろを振り返った。
そこに居たのは…
🇷🇺「…何で無視するんだよ」
🇯🇵「ろ、ロシアさん!?」
「す、すみません…不審者かと」
🇷🇺「いや失礼すぎるだろ(笑)」
ロシアさんは吹き出すように笑った。
🇯🇵「…あ」
ロシアさん、こんなふうに笑うんだ…。勝手に怖いって決めつけてたけど、案外いい人なのかな…?
🇷🇺「…?、どうした」
🇯🇵「ふふっ、いえ、何でも。」
「ところで、何かご用ですか?」
🇷🇺「いや、別に…。前にお前が居たから。」
「話しかけにきただけ。」
🇯🇵「あれ、私たち面識ありましたっけ…?」
🇷🇺「お前が勝手に忘れてるだけ。」
🇯🇵「あっ、なんかすみません…」
🇷🇺「別にいいけどよ。…でも、お前、俺が知ってるお前と違うんだよ」
🇯🇵「..」ギクッ
🇷🇺「俺が知ってるお前は、もっと口が悪くて…生意気だ」
「今のお前はなんか、人が変わったみたいなんだよな…」
🇯🇵「ぅ…」
(ロシアさんになんかすっごく疑われてる….まずい、)
🇷🇺「..でも、なんか事情があるんだろ、多分だけどよ。」
「だから、これから当分はそのこと、触れないでおいてやるよ。」
「特別な」
そう言ってロシアさんは不敵に笑った。
🇯🇵「…ありがとう、ございます..!」
上手く誤魔化せたか 、分からない。もしかしたらロシアさんにはもう既にバレているかもしれない。私がこの体の本当の持ち主ではないことを。
でも、今はただ、ロシアさんの純粋な優しさが嬉しかった。
🇯🇵「へくちっ..」((くしゃみ
🇷🇺「…寒いのか?」
🇯🇵「少しだけ..、でも風邪っていう訳でもないと思います。」
「一時的なものですよ、心配しないでください!」
🇷🇺「はぁ、…お前は医者か?自己診断は危険だっての。」
「たとえ一時的なものだったとしても、風邪ひかれちゃ困るんだよ、」
「….寒いんならこれ、貸してやるよ」
そう言って、ロシアさんは自分の付けていたマフラーを差し出した。
🇯🇵「いやいや!申し訳ないですっ!私なら大丈夫ですから!」
🇷🇺「うるせぇ..!もしものためだ。」
「…ほら、こっち向け」
🇯🇵「..そんなに心配しなくても….わぷっ」
マフラーが口を塞いで、思わず声が出てしまった。
🇷🇺「..っと、こんなもんだろ、」
🇯🇵「….ありがとうございます」
ロシアさんのマフラーは、ロシアさんの香りがして、少し照れくさかった。
🇷🇺「あとは..」
まだ何かする気なのか、この人は。
🇷🇺「..じっとしとけ。」
🇯🇵「…?」
意図の分からない指示に困惑しながらも従っていると、ロシアさんが私の後ろに回り込んだ。
🇯🇵「…どうしたんですか、ロシアさ…」
ギュッ
🇯🇵「へ、?」
私はどうしても今の状況が飲み込めない。
何故かロシアさんが私に後ろから抱きついている、この状況を。
🇯🇵「ちょっ、ロシアさん!?なんでバックハグなんてしてるんですか..!?」
🇷🇺「あぁ、?こうした方が暖かいだろ。」
🇯🇵「いやそうかもしれないですけど…!他に方法あったでしょ、」
🇷🇺「別にいいだろ、大体、何が嫌なんだよ、」
ロシアさんの声が頭上から降ってくる。この人背高くない、?
🇯🇵「重くて歩きにくいですし、あと、ちょっと恥ずかしい..です、」
🇷🇺「….」
ロシアさんの声が聞こえなくなった。
🇯🇵「ろ、ロシアさん、?」
心配になってロシアさんの方を向くと、ロシアさんは顔を真っ赤に染めて、片手で口を抑えていた。
🇯🇵「….///」
なんだかこちらまで恥ずかしくなってきて、そのまま無言で帰路に着いた。
🇯🇵「…あ、ここ私の家です」
🇷🇺「…そうか」
私の家の前まで来て、そう報告すれば、ロシアさんはそっと私から離れた。
🇯🇵「ロシアさんは?」
🇷🇺「俺の家はもう少し遠くだな」
🇯🇵「..そうですか、」
「..あっ、これ…」
貸してもらっていたマフラーを解こうとしたとき、ロシアさんがそっと口を開いた。
🇷🇺「今は、返さなくていい。」
🇯🇵「..えっ、でも…」
予想外の答えに目を丸くしていると、
🇷🇺「明日、返してくれたらいい、」
🇯🇵「…分かりました、!」
..明日も、喋れるんだ..
ちょっと、嬉しいかも….
🇯🇵「それじゃあ、また明日、!」
🇷🇺「あぁ。」
ロシアさんは私に近づいて、頬を優しく撫でながら
🇷🇺「じゃあな、」
と言ってくれた。
その手は、ぽかぽかと、とても暖かかった。
次の日の朝、登校してすぐに、ロシアさんのもとへ向かった。今日は珍しく時間通りに来ていた。
🇯🇵「..あのっ、昨日。マフラー、ありがとうございました..!」
緊張してカタコトになってしまったが、なんとか伝えられた。
🇷🇺「あ、あぁ。」
ロシアさんも少しぎこちない感じで、少し安心した。
ロシアさんの横にいた中国さんが、こちらをじっと見ていた。
少し怖くなって、
🇯🇵「でっ、では!」
と、逃げるように席に着いた。
おかえりなさい!!
どうでしたか、?
最近全然文章を書いていなかったので下手になった気が…、
最近🇩🇪🇯🇵にハマってまして…ちょっと🇮🇹🇯🇵より🇩🇪🇯🇵成分多めになってしまいました💦
次回は..🇨🇳🇯🇵は絶対入ると思います!
あとは…コメントで何かリクエストがあれば、それを書くかもですね!
今、キャラの見た目をイラストで描いているんですが、結構時間かかりそうなんですよね..
また終わったらまとめて載せます!
コメント
2件
尊いって言う言葉が1番似合う作品だよ…ほんと天才すぎる…✨まずそれ以前に語彙力がありすぎるんだが?マジで憧れだよ…🥹