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ここはコンピューターの世界。

いくら本に書いてあったって桃源郷とやらがあるとは思えなかった。

ついに見つけたのかな…

桃源郷。


巨大な桃の木が生えた場所。

色とりどりの花が生えていて、近くに透明度の高い川が流れている。

「…見つけた…のか。」

エラーが呟く。

「じゃ、ここでお別れだな」

「…え?」


幸せ渦巻く桃源郷故、“闇”であるナイトメアは入ることができない。

入ったとたんにそのエネルギーに苦しめられるそうだ。

ナイトメアとも一緒に行きたかった。

無理な願い、だよな。

「ここまでありがとう、」

「どーいたしまして。」

そう言ったとたん、ずる、とナイトメアが粘液のなかに入っていった。

「…進もうぜ」

「うん、」

そう言って再び歩きだした。

桃源郷の向こうのみんなに…会えるから。


ドアがある。

そう…木製の。ただのドアだ。

「この向こうに行けば」

そう言ってエラーは扉を開け中に入る。

エラーはそのまま歩いていくが、扉は勝手に閉まる。

僕もその向こうへ行こうと、そう思ってドアノブに手をかける。

ドアノブをひねり、エラーがそうやって出たようにドアを押す。

「開かない…」

焦燥感や悔しさ、悲しさなどの感情がごちゃ混ぜになって。

ただ、ドアの前に座り込んだ。



ドアを開け、中へ足を踏み入れる。

「むぇ?あ、エラーなんだぞ!エラーが来たんだぞ!!」

スワップが目の前ではしゃぐ。

「久しぶり。」

「久しぶりなんだぞ!!」

嬉しそうに笑顔で飛び跳ねる。

「え?エラー?」

スワップの声を聞きつけやって来たのはドリームだ。

「あれ、君こここれたの?」

「え、どう言うことだ?」

「あ、まあ良いよ。ところでインクは?」

「ああ、そういや来てないな…扉まで一緒だったんだが」

「…うん、やっぱりね」

「…なあ、そろそろ教えてくれ」

「…良いよ。…ここはね、」

次のドリームの発言にオレは本当に驚く。

「死んだものが最後にたどり着く場所だよ」

「…え、は?」


「このドアの目印として、ある日桃の木が植えられたの。そこから噂がどんどん大きくなって、今じゃ“桃源郷伝説”とか言う言い伝えになってる。」

「…。」

「桃源郷なんて…無かったんだ」




どうも、作者のパスタ麺です!

アンダーテールのAUで“桃源郷”という言い伝えの話を作ってみました。

あるかた(パンを焦がしたのが大変流行った方です)の足立レイちゃんの桃源郷の曲にインスピレーションを受け、製作することとなりました!

皆様は、“桃源郷”とはどんな世界だと思いますか?

また、桃源郷の“その先”はどうなっていると思いますか?

是非、考察してみてくださいね!

それではもう寝ようと思います!(現在10月17日23時53分)

文章構成などおかしい部分は数多とありますがおきになさらず(笑)

それではおやすみなさい!

皆様もこの小説を読んだ日の夜によい夢が見られると良いですね!

おつめんでした!

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