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エピローグ・憂鬱の先にある未来

二週間後、葛葉と美桜は出席停止となり、地獄の日々も終わり平凡な日々が待っていた。そして少しびっくりしたのは果南と、朱鷺ちゃんが剣道部に入ってきたことだ。果南に関しては転校生だから無所属なのは当たり前なんだけど、朱鷺ちゃんが入ってきたことに驚いた。元々帰宅部だったのだが、私と一緒な部活で頑張りたという。そして空花先輩は県大会に優勝。次は全国大会‼と張り切っていた。実はあの後すぐに空花先輩に解決したことを話した。

「やっとか。成長したね。棗。」

そう言い私を褒めてくれた。そして

「次は剣道で私に勝ってよね。」

と、いたずら気に言っていた。それを聞いて

「え、マジですか。本気で言ってます⁉」

と、ついつい本音が出たり…。そういう楽しい日々を過ごしている。もう虐められると心配しなくてよくなった。



もう私は迷わない。そして自分が思う方向に必ず突き進んで見せる。大丈夫、今の私なら。だって、最高の友達が居るから。この憂鬱だった日々さえも明るくて楽しい日々に変える事が出来たのだから。


END

憂鬱な日々に終止符を

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