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伝える方法なんていくつも方法があるのに
何で今の日本の健常者は言葉だけって言うのか。
僕はそうでは無いと思ってます。
耳が聞こえない障害者の為に
耳が聞こえる健常者が手話で話す事も出来る
伝える事が出来る。
耳が聞こえないだけで決めつけようとする人間が
人の役に立つ仕事なんて出来るわけが無いんです。
と、手話をしながら話してる方がいました。
それを聞いた僕は学生の頃のことを思い出しました。
母さんが言っていました。
障害者だから何?
普通の人とやる事は変わらないんだよ
って。
確かに、生きていく上で必要な事は
健常者も障害者も変わらない。
ただ、名前で区別されて差別されてるだけだと。
母さんが言ってました。
大人になった僕に母の言葉は
凄く説得力のある言葉だなぁと感じました。
ひとりじゃないよって寄り添ってくれた
あの温かさがたまに僕を包んでくれます。
メッセージの伝え方に困った時
沢山の人に支えられてるだけではなくて
自分自身も誰かを支える力を持たないと、と、。
そう思えたのはお母さん。貴方でした。
耳が聞こえないからって負けません。
人間として、生きることを誓います。
困っている人がいたら手を差し伸べて
一緒に頑張ろうと言える人間に僕はなります。
今も尚、無音の世界で生きて
誰かの為に誰かが喜ぶ事をして生きる人生を
僕は1日1日を大切に生き延びた。
おわり