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「わぁ~!!」
もふもふ、ふわふわ、ピンク系のくまのぬいぐるみが家の前に梱包されて置かれてあった。可愛すぎるその見た目に思わず頬を赤らめる。鼻と鼻を合わせてぎゅーっと力を込めて抱きしめた。包み紙の中に手紙が置いてあった。
『木葉へ
お誕生日おめでとう!木葉の大好きなくまのぬいぐるみだよ!プレゼント!!喜んでくれるかな?また、遊ぼ!!大好きだよ!
遥より』
厚紙の綺麗な手紙に大きく、くまのイラストが描かれてあった。美しい包装紙をくるくる巻いていき、それを写真で撮って遥に送った。すると、すぐに既読が付き、かわいいスタンプで感謝された。
本当にかわいい。可愛すぎる⋯。
「かわいいぞぉ!このやろぉ!!」
頭を優しく包み込むように撫でるとより一層、手に馴染んでいく。
サッと体に触れると手のあとが残る。まるで、カーペットの足のあとのようなものだ。
これからこの子と過ごしていくんだ。一人で遥に感謝してそのぬいぐるみを抱えて、ソファに飛びつき、ぎゅっとその場で眠りについた。
「あー抜け出せないな⋯これからよろしくね♪」
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