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桜舞う4月の公園
私たちはそこで出会った
今思い返せばきっと、あれは神様が私たちにくれた奇跡だったのかもしれない
『 …… 』
「 なぁ、泣いてんのか?大丈夫か? 」
『 …っ!違います違います…!全然大丈夫です… 』
「 顔は正直だな、バレバレだぞ。 」
初対面からなんなんだこの人は
申し訳ないけどそっとしておいてほしい
『 …あの、いつまでそこにいるんですか 』
「 いつまででも、お前が大丈夫だと思ったら動く 」
『 はぁ。大したことじゃ、ないんですけど… 』
彼の勢いに負けて、私は悩みの原因、
幼なじみの
今村遊大
彼について話し始めた。