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軽いスキンシップくらいがかわいいよね!
注意
アメリカ×カナダorカナダ×アメリカ
効果が出るまで1〜2時間か。
リビングのドアを開けると、スマホをいじっている兄貴が居た。
「兄貴、さっき親父来なかった?」
さっき帰ってきてた親父が居ないことが不思議で聞いてみる。
「ん?お父ちゃん?」
「あ〜さっき僕にアヘンの良さを熱弁してたぞ。」
しょうもないことやってんなぁ。
そんなことを話されてる兄貴がかわいそうだよ!
「あれ?カナダ薬物吸ってきたんじゃないのか?」
「ん〜タバコ型にするの忘れてたから直接食べてきた。」
さっきまでこちらを見てなかった兄貴が心配そうに見て来る。
「大丈夫なのか?それ」
まあ、吸ったことない国からしたらそう思うのも当然か。
「大丈夫だぜ!効果が出るのに時間がかかるだけだから」
「そう、なのか。」
いまだに心配そうに見て来る兄貴がかわいい。
俺より少し小さい兄貴の隣に座って、顔を覗き込む。
「どうした?」
余裕そうに聞いてくる兄貴に少し寂しさを覚える。
構ってほしいなぁ。なんて。
サングラスの向こう側にあるはずのブルーハワイ色の目を見ようとする。
俺と同じ目の色なのに深みが違う。
兄貴の目は海の綺麗な上澄部分と誰も知り得ない深海部分を掛け合わせたような深みを持っている。
サングラス越しではなくその目を間近で見たい。
その衝動で兄貴のサングラスに手をかける。