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aka
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🩷 side
💛「マジでごめんなさい。本当にごめんなさい。申し訳ございませんでした。」
土下座でもするんじゃないかというほど深々と頭を下げている仁人は、先程までの妖艶な空気を全く身に纏ってなくて、 本当に同一人物かと疑いたくなるレベルだ。
🩷「最初は驚いたけど…めちゃくちゃ気持ちよくて…途中からからめっちゃがっついた。ってことで、俺もごめん。」
💛「気持ちよかったなら、よかった」
ふふ、と笑う仁人にかわいいという感想しか浮かばない。
やばい。仁人を抱いてから思考回路が“仁人かわいい”と“仁人エロい” で埋め尽くされてる気がする。
💛「勇斗に見られちゃったから言わざるを得ないんだけど…コレが俺がグループ活動に向いてないと思う一番の原因なんだよ。」
🩷「…どういうこと?」
💛「…勇斗だけじゃなくて、全体に話した方がいいよね。とりあえず、スタジオに戻ろう。」
数分前の濃密な時間が嘘のように、何事もなかったかのように立ち振る舞う仁人に少しだけ物足りなさを感じる。
あれだけ俺の手の中で気持ちよさそうに乱れてたクセに……
気付くと、ズボンを上げる仁人の後ろから覆い被さっていた。
💛「ちょ、どした……?」
仁人の髪を上げ、項の髪の生え際ギリギリにク、と噛み付く。
💛「ん、…ッ、はやと!?」
そのまま、思い切り吸い上げる。
💛「ぁ……、」
ピクンと、仁人の身体が震える。
🩷「仁人、かわいい……」
そのまま舌を首筋から肩に這わせ再度思い切り吸い上げると、2箇所、真っ赤なキスマークが白い肌に生える。
💛「だめ…、また発作出ちゃうから……」
発作……?さっきの最高にいやらしい仁人に切り替わるってことなんだろうか?そんなの……
🩷「……大歓迎。寧ろ、喜んで仁人のこと抱くよ…?」
💛「……ばか!」
🩷「いてっ!」
ペシ、と頭を叩かれ我に返る。
そういえば、MV撮影前に通しで練習しなきゃいけないんだっけ、と思い出す。
やりすぎたかーと反省していると、身なりを整えた仁人が俺に居直る。
💛「……勇斗、助かった。サンキュ」
🩷「おう」
💛「皆のところへ戻ろっか」
足早に部屋を出ていく仁人の後ろ姿を見つめながら自分も部屋を出る。
そういえば…と、仁人を探すきっかけとなった、柔太朗の言葉が頭に浮かんだ。
(よっしーに当てられちゃって…今マジで動けないのよ)
もしかしたら、俺がスタジオに入る前に、2人の間に何かがあったのかもしれない。
そうすると、今回の俺の役回りが柔太朗になっていた可能性もあったのだろうか。
🩷(俺、この仁人の姿を他のメンバーよりも先に知れたことがめちゃくちゃ嬉しいとか思っちゃってるわ…)
💛「……おい、勇斗。なにニヤけてんの?」
🩷「うぉっ!?」
仁人の後ろに着いて歩いていたはずが、気付いたら怪訝な顔をした仁人が目前に居た。
🩷「え!?俺ニヤけてた!?」
💛「おー、アイドルらしからぬニヤけぶりだったわ。さ、早く行こ。」
仁人がクスクス笑い、俺の服の袖を掴み歩き出す。
仁人に掴まれた手から、じわじわと熱さが広がっていくように思えた。
🩷(あー…もうこれは自覚するしかないな… 俺、仁人のこと好きだわ……)
💛 side
💙「おー、きたきた。」
❤️「仁ちゃん見つかったんやな!よかったー」
ダンススタジオに戻ると、舜太と太智も既に来ていた。
💛「あー…うん。ごめんな。」
チラリと柔太朗に目線を向けると、あちらもじっとこちらを見ていた。
💛「柔太朗…ごめん。迷惑かけた。」
謝ると、静かに柔太朗が近付いてくる。
🤍「ね、よっしー…さっきのアレ、なに?」
💛「…ごめん。気持ち悪かったよな…」
🤍「違うよ。」
目の前まで来ると、クッ、と顎を上に向けられ目線が交わる。
🤍「…違うから困ってるんだよ……」
💛「…」
柔太朗の思わぬ言葉に目を細める。
唯ならぬ雰囲気を感じたのか、 太智と舜太は困惑している様だった。
❤️「え、ちょ…どういう雰囲気…?」
💙「な…何があったん……?」
柔太朗の手を制して、皆と距離を取る。
💛「MV撮影前にちゃんと練習したいし…手短に話すから、少しだけ時間もらえる?」
🩷 side
💛「俺さ…パブロフの犬なんだよ。」
🩷「パブロフの犬…?」
💛「…そ。知ってる?犬の話。」
💙「何やったっけ…聞いたことはあるんやけど…」
太智や柔太朗はピンとこないようで、首を傾げている。
❤️「条件反射」
舜太の言葉に、俯いていた仁人が乾いた笑みを零しながら顔を上げる。
❤️「仁ちゃんは、何の条件下でどういった反応をしちゃうん……?」
🤍「……ごめん。話についていけてない。」
柔太朗が困惑を示すと、仁人がポツリと話し始めた。
💛「ロシアの科学者パブロフが犬にベルを鳴らして餌を与える実験を繰り返して、そのうち犬がベルの音を聞いただけで唾液を出すようになったってやつ…聞いたことない?」
💙「あー…聞いたことある。」
🤍「俺も。そのエピソードなら聞いたことある。」
💛「良かった、なら話が早い。俺さ、前に修斗と輝から逃げてる話をした時に、ライブ終わりにアイツら2人がかりで襲われてたって話したの、覚えてる?」
🩷「…うん、覚えてるよ。」
仁人がM!LKのメンバーになってくれた時に苦しい心の内をさらけ出してくれた際の話だ。
あまりにも衝撃的すぎて、仁人の苦しそうな顔を今でもよく覚えている。
💛「本当に頻度がすごくてさ…実を言うと、ライブ終わりだけじゃないんだ。例えば、ダンスレッスンの後、レコーディングの後、歌番組収録の後とか…」
話を聞いて、舜太の顔が曇る。
❤️「もしかして…ダンスとか歌とか、パフォーマンスをするっていうのが条件で…それによって引き起こされる反応って……」
💛「……そうだよ。」
仁人が俯く。
大丈夫か?と思い近付こうとすると、面を上げた仁人と目が合い、思わず足が止まる。
💛「疼くんだよ…身体が。」
そこには先程濃密な時間を過ごした時に見た、色香全開の仁人が居た。
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コメント
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うわぁぁ💛すごい設定で震えてます(めっちゃいい意味で🤭)また次を楽しみにしてます👋😆🎶✨

更新ありがとうございます! 次の展開気になる終わり方すぎるんですけどー💛