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どうもクロッち!です!

めっちゃここの投稿怠っててごめんね、待っててくれた人いると思う!ほんとにごめん!

まぁこの投稿pixivの私の垢で載せたやつコピペしてるだけだけどね。

つづきのせていきます!どうぞ!








⚠️注意事項⚠️

・前回の続き

・オメガバース➕現代パロ

・呪力術式記憶なし

・誤字脱字あり

・悟のキャラ崩壊あり



硝子side__

……おかしい。五条が見合いの撮影をするといっていたあの日から1週間…いや、もっとだ。五条が大学に来なくなった。あれだけ風邪を引いてても家にいたくがないためだけに大学に来るアイツがだ。何度連絡を入れてもでないし、夏油も心配している。確実に何かあったな。


「……やっぱり私たちで無理にでも止めて置けばよかったか?」

「いや、止めたとしても五条くんはどうにか抜け出して行ったと思うよ。優しすぎるくらいな人だからね」

「でもそれだけでここまで連絡がないなんてことはあいつにしたらないと思うそ」

「そうなんだね……」

「明日大学の帰りに五条家行ってみるか?」

「えっ…でも急に尋ねたら家の人に迷惑なんじゃ」

「連絡が取れない以上安否確認くらいはしてもいいだろ。決まりだ、明日大学終わり一旦ここに集合な」

「あぁ、わかったよ。」


私たちは次の日五条の家に行くつもりだったが、五条は翌日あっさりと大学に来ていた。その姿はいつも以上に顔色が悪く、首には首輪をつけて顔や身体は喧嘩でもしたかと言うように痣や怪我だらけだった。


「おはよう硝子、夏油」

「………お前、なにがあった。」

「えっ?いや何もないけど。」

「何も無いわけねーだろ。誰が見たって」

「硝子落ち着いて、五条くん。ここじゃなんだし場所移して3人で話がしたい。いいかな」

「いいよ」


まるで心でも無くしてきたとでも言うように反応がおかしい五条に、夏油は場所を移す提案をした。私もそうした方がいいと考え、最後に3人で話したあの空き教室につれていった。


「五条…もう一度聞くけど、写真を撮ると言っていた当日の日、なにがあった。」

「えっ?だから何も無いって、写真撮って終わっただけだよ」

「それだけでこんな何日も休むかよ。誰にも言わないから話してみろ」

「それは言えない……あの人と約束したから……」

「あの人って?誰のことだい五条くん」

「俺の大切な人……あの人はね、すごく寂しいんだ。だから俺がそばで見ていないといけないんだよ。」

「親父さんのことかな?」

「違う親父じゃない…大切な人って言ってるだろ?」


明らかにいつもの五条じゃない、それは夏油も分かっているだろう。私は1つ五条に何があったか仮説ができたが、確証がないので確かめることにした。


「五条、その首輪外してもいいか?」

「ダメ、あの人に外したらダメって言われた」

「・・・じゃぁ先に謝る、ごめん。夏油、五条を少し抑えててくれ」

「わかったよ」

「はっ?ちょ、離せよ!」

「大人しくしてろ五条」


オメガの態度が変わることはどういうことなのか、医学を学んでいるやつなら基礎の知識として分かる。

私は夏油に五条を抑えてもらい、首輪を外した。


「夏油…何が見える」

「………項に噛み跡があるね」

「やっぱりか…」


オメガはアルファに番の義で項を噛まれると、ひと月はホルモンのバランスが崩れてほぼ方針状態になり、番った相手以外のフェロモンを感じとれなくなる。

つまり番のアルファにメロメロの状態で知性がおいおい体になれて戻っていくって感じだ。


「お前、親父さんにレイプされたんだな」

「ちがうよ、あの人は俺のことがただ好きすぎるだけなんだ。悪い人じゃない。寂しいだけ、お袋に会いたいけど会えないから、俺がお袋になるんだって」


普段の五条ならそんなことは絶対に言わない、それが分かっているから私はいや正確には私たちは五条の親父が許せなかった。


「五条くん……ごめんね、ちょっとだけ苦しくなるよ。」

「ん?…えっ、何、なんだこれ、やだ、怖い」

「夏油?…なにをしたんだ」

「しっ!」

「……」


私は見ているだけだから分からないけど、急に五条が夏油を見ておびえだした。


「五条くん…君本当に親父さんと番になって嫌だと思ってないのかい。」

「そ、それは……」

「!?」

(放心状態のオメガが、今の返答に迷っている。)


番になって間もないオメガはさっきも言ったようにほぼ放心状態になる。

今のような質問には大抵YESかNOでしか答えない。それなのにも関わらず、五条は迷っている。

何が起こっているのか本当に私にも分からなかった。


「五条くん、君の心からの言葉がききたい。きみが心配なんだ私も硝子も。だから正直に答えて、写真を撮った日になにがあったの」

「………あ、あの日……お、俺は…」


五条が夏油に怯えながらもその時のことゆっくり話し始めた。


「変な…匂いのする部屋で…写真を……とってて、気づいたら親父の部屋で……それで…それで…怖くて……逃げたくても……からだ動かなくて……逃げたら…硝子…消されるから……だから、だから」

「もういいよ、ごめんね怖い思いをさせたね。ごめんね。」

「あっ…」


夏油が何かを解くと五条は力が抜けるように気を失ってしまった。


「夏油お前、五条に一体何をしたんだ。」

「ラットを利用したのさ、番になってしまっては聞かないかと思ったけど、私のフェロモンをまだ体が覚えているんだろうね、拒否反応示していたから多少苦しかったろうに。」

「そういうことか。」

「番にになる前から私以外のフェロモンを感じとれなかったんだ、ならいけるとおもってね。」

「お前も酷いことするな、それでどうするんだ。この五条…さっき私の名前が出てたってことはうちの病院で預かってもすぐ引き取られると思うぞ。」

「それなら、いい場所があるだろ。あの人たちなら信頼できるし」

「あの人たち?……ああ、あの人たちか。」

「うん」

「じゃぁお前が担いで連れてけよ、私じゃ到底無理だ」

「わかっているよ。でも大学無断欠席かぁ…皆勤賞狙ってたのにな」

「今そんなこと言っているばぁいか。」

「冗談だって、ほらいくよ」

「はーい」


私たちは気を失った五条を連れてけ行きつけのあの場所にむかった。

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