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もか🍑@🐣🎀🪽腐女子
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#もか
#東方
あんこ
561
その日の夜。
騒ぎ疲れたメンバーたちは、ようやくそれぞれの部屋へ戻り始めていた。
「じゃあおやすみ〜!」
「明日もよろしくー!」
リビングも、少しずつ静かになっていく。
でも。
たっつんだけは、まだソファで顔を覆ったままだった。
「……終わった」
「何が?」
隣でじゃぱぱが楽しそうに笑う。
「全部や!!」
「でもかわいかった」
「もうその単語禁止!!」
今日だけで何回言われたかわからない。
たっつんが恥ずかしさでぐったりしていると、じゃぱぱが小さく肩を揺らした。
「そんな照れる?」
「照れるわ!!」
だって。
“もう一回”なんて、自分から言うつもりじゃなかった。
思い出すだけで顔が熱い。
すると、じゃぱぱが少しだけ真面目な顔になる。
「……でも嬉しかったよ」
その声が優しくて。
たっつんは言葉に詰まる。
じゃぱぱはそっと、たっつんの手を軽く包んだ。
「たっつんから来てくれたの、初めてだったし」
「っ……!」
また心臓がうるさい。
たっつんが視線を逸らすと、じゃぱぱが少し困ったみたいに笑った。
「そんな顔されたら、また好きになる」
「増えるな!!」
思わずツッコむ。
じゃぱぱは吹き出した。
でもそのあと、小さく呟く。
「いや、ほんとに」
静かなリビング。
二人きり。
照明も少し暗くて、空気がやわらかい。
じゃぱぱがそっと距離を縮めた。
「……今日、いっぱい嬉しいことあった」
「……ん」
「手繋げたし、好きって言ってくれたし」
ひとつずつ数えるみたいに言う。
そのたびにたっつんの顔が赤くなる。
そして最後に。
「キスのおかわりくれたし」
「言うなぁ!!」
じゃぱぱが楽しそうに笑う。
でも今度は、たっつんも少しだけ笑ってしまった。
するとじゃぱぱが目を丸くする。
「……笑った」
「悪いか」
「いや、好きだなって」
また真っ直ぐ。
たっつんはため息をつきながら、小さく呟いた。
「……お前、ほんま俺のこと好きやな」
その瞬間。
じゃぱぱが少しだけ照れた顔で笑う。
「うん。めちゃくちゃ好き」
どくん。
心臓が跳ねる。
でも今回は、たっつんも逃げなかった。
少しだけじゃぱぱの肩へ寄りかかる。
「……俺も」
「え」
「だから毎回聞き返すなや!」
じゃぱぱが嬉しそうに笑う。
そして次の瞬間。
ふわっと、優しく抱きしめられた。
今度はたっつんも自然に抱き返す。
その動きに、じゃぱぱが少しだけ息を呑んだ。
「……それ反則」
「仕返しや」
たっつんが小さく笑う。
じゃぱぱは数秒固まったあと、耳まで赤くしながら顔を埋めた。
「……無理、好き」
「お前ほんま語彙なくなるな」
「たっつんのせい」
二人の笑い声が、静かな夜のリビングにやさしく響いていた。
続くー!
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