彰人に、恐らく口説かれる?という宣言をされてから2週間経った。
今日は、テストも近づいているので久しぶりに彰人の家で勉強をしていたのだが、異様に視線が飛んでくる。俺は思い切って聞いてみることにした。
☕️「 どうした、彰人。俺の顔に何か着いてるか?」
🥞「 いや、そういう訳じゃねぇけど… 」
どうやら外れたらしい
☕️「 じゃあ、寝癖でもたっているか?」
☕️「 一応、朝に確認したはずなんだが… 」
🥞「 いや違ぇよ!」
どうやらまた外れたらしい
🥞「 お前ほんと無防備だなって思っただけだ 」
☕️「 ….??」
🥞「 いや 、普通惚れてるって言われた男の部屋にそんな安心して座らねぇよ 」
☕️「 そうなのか..?」
🥞「 当たり前だろ!」
俺にはよく分からなかった。
だが、相手は彰人なのだ。俺の嫌がることはしない、それは絶対だと俺が頷けるので問題ない。
🥞「 つーか、お前全然口説かれてくれねぇし 」
☕️「 そうなのか?」
🥞「 そうだろ。じゃあ、お前俺の事好きになったか?」
☕️「 …….. 」
🥞「 やめろ何か言ってくれ。悲しいだろ 」
彰人は俺が口説かれてくれないのが気に食わないらしい。俺は説明しようとしたが____
🥞「 あ”ー、もう分かった 」
☕️「 …..?」
🥞「 まどろっこしいことはやめる 」
🥞「 す、好きだ冬弥。」
🥞「 すげぇ好き。だから..付き合ってくれ 」
☕️「 っっ……. 」
ぶわぁぁ、と顔が赤くなったのが自分でもわかった。
顔を隠そうとしたが遅かったらしく彰人はじっと俺の顔を見つめたかと思えば驚いた顔になり、今度は彰人も顔を赤くさせた
☕️「 あ、あぁ…. 」
なんとか返事をしたつもりだが随分か細い声になってしまう。
🥞「 ..え、ま、まじで?」
🥞「 えっ、だっておま、全然そういう態度.. 」
☕️「 だ、だって彰人…付き合ってくれ、とか言わなかった ─── 」
ぼそぼそと熱い顔をしていると思う 。なんだか彰人の顔を見れなくて目を逸らすと彰人が突然大声を上げた。
🥞「 なんだよ!そういうことかよっ!!」
☕️「 ….. 」
🥞「 てか、まじで付き合ってくれるんだよな 」
☕️「 あぁ ….. 」
俺はまたもや恥ずかしくなって部屋の隅を見つめながら答えたのは言うまでもない
コメント
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ただただ無言で見てた…尊すぎて声も出ませんでした…w
親が真横に居て叫びたかったけど叫べなかった 畜生
尊すぎて「はぁ〜っ⤴︎︎」って声出ましたWWWWWW