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#女体化注意
みちょ
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「小さな男の子を助けて死んだ」
___俺の最後の記憶は猛スピードでぶつかってくるトラックだった。
気がつくとすちは真っ白な世界に立っていた。
🍵「ここが、天国……?」
てっきり幽霊になってフワフワ浮くのかと思いきや、
足にはしっかりと地面を踏みしめる感覚がある。
下を見ると、まるで新雪のように一面に広がるのは、もこもことした雲の床だった。
驚いて自分の体を触ってみる。
高校二年生の、見慣れた制服を着た肉体がそこにはあった。
ただ一つ、
頭の上にぽっかりと、
淡く輝く光の輪が浮かんでいることだけが現世との違いだった。
呆然と歩き出したすちの前に、背後からバサバサと大きな羽音が響く。
🦈「はじめまして〜!コサメです!天国の案内人をやってます!」
振り返ると、そこにいたのは水色の髪をふたつのお団子に結った少女だった。
見た目は中学生くらいで小柄だが、
すちの想像をはるかに超える立派な白い翼を背中に羽ばたかせている。
コサメはもっていたノートを確認し、
彼女はすちの顔をのぞき込む。
すちにコサメは不安を打ち消すような人懐っこい笑顔を弾けさせた。
🦈「君はすちくんであってる?」
🍵「あ、うん。そうだけど……」
🦈「やっぱり!」
🦈「ごめんね!ルールでさ情報の確認をさせてね!」
🦈「翠谷すち 高校二年生 」
🦈「君の死因は男の子を暴走トラックから守ったこと…あってるかな?」
🍵「あ、はい…。死因は俺の記憶が正しかったらなんですけど、」
🦈「だいじょぶ!多分だけどあってる!!」
🦈「だから誰かを守って息絶えたから、ここでは”大善人”として迎えられたんだよっ!」
コサメはすちの手を両手で包み込み、ぶんぶんと振った。
突然の歓迎に驚ろき戸惑い
コサメのテンションについていけなくなる。
🦈「さあさあ、立ち止まってないでまずは天界を案内するね!」
🦈「すちくん、こっちこっちー!」
コサメは水色のお団子頭を揺らし、
大きな羽をパタパタと羽ばたかせながら雲の上を軽快に歩き出した。
すちは戸惑いながらも、その小さな背中を追いかける。
🍵「あの…コサメさん?」
🦈「あ、ため口でいいよー!」
🍵「えっとじゃあ、コサメちゃん?」
🦈「はーい、なに?」
🍵「天国って……一体どういう場所なの」
すちの素朴な疑問に、
コサメは人差し指をチッチッと振って振り返った。
🦈「いい質問だね! 」
🦈「まず、現世で寿命を迎えた人間は、生前の行いによって『地獄』と『天国』の二つに完全に分けられるんだ。」
🦈「悪いことをした人は地獄行きなんだよ!でもすちくんは大丈夫、ここは正真正銘の天国だからね!」
コサメは胸を張って、さらに誇らしげに言葉を続ける。
🦈「しかもね、天国の中でもさらに『善人』と『大善人』の二つのクラスに分けられるの。」
🦈「普段から良いお行儀だった人は『善人』。」
🦈「そして、すちくんみたいに特別な徳を積んだ人で神様に認められた人が『大善人』になれるんだよ!」
🍵「大善人……。じゃあ、俺は何か特別な扱いをされるってこと?」
🦈「そう! 大善人はね、ここでの暮らしがすっごく優遇されるんだ。」
🦈「あ、でもその前に天国の基本ルールを教えてあげる!」
コサメは雲の床をぽんっと叩いた。
すると、二人の目の前に真っ白で綺麗な洋風の家が、
まるで生き物のようにニョキニョキと生えてきた。
🦈「天国ではね、衣食住が完全に自由なんだ!
食べたいもの、着たい服、住みたい家、ぜーんぶ願うだけで目の前に現れるよ。
🦈「お腹は減らないけど、美味しいものはいくらでも食べ放題!」
🍵「へえ、すごいな……。家まで一瞬でできるなんて」
🦈「それだけじゃないよ!」
🦈「ここにいる間は、自分が現世で生きていた頃の好きな年齢の姿で過ごすことができるんだ。」
🦈「おじいちゃんで死んだ人が、一番元気だった二十代の姿に戻って遊んでたりするんだよ。すちくんは高校二年生の姿が気に入ってるなら、ずーっとそのままでいていいからね!」
いたれりつくせりの環境に、すちは少し圧倒されてしまう。
現世での苦労や、男の子を助けたときの痛みが嘘のようだ。
🍵「……ねぇ、コサメちゃん。
ここにいる人は、みんなずっとここで暮らすの? それとも、いつかは生まれ変わったりするの?」
すちがふと気になったことを口にすると、
それまで元気いっぱいだったコサメの表情が、少しだけ真面目なものに変わった。
🦈「うん、転生を希望する人もいるよ。
でもね、生まれ変わるには結構なデメリットがあるんだ」
コサメはすちの目をまっすぐ見つめた。
🦈「まず、天国での記憶も、現世での記憶も、全部きれいに消去されちゃう。
🦈「それに、次に生まれ変わったときに、また人間に戻れるかどうかはわからないんだ。
徳が足りないと、虫や動物になっちゃう可能性だってある。」
🦈「だから、リスクが高すぎて、一度天国に来た人はそのままここで楽しく暮らし続けることが多いんだよ」
記憶が消えて、
人間になれるかもわからない――。
その重い事実にすちが黙り込んでいると、
コサメは再びいつもの明るい笑顔を取り戻し、
すちの手をぎゅっと握った。
🦈「ま! 難しいことは後回し!
🦈「すちくんはせっかく『大善人』としてここに来たんだから、まずは思いっきり天国を満喫しなきゃ損だよ!
🦈「 さあ、まずは何を食べたい? なんでも出しちゃうからねー!」
コサメの温かい手に引っ張られながら、
すちは頭の上の光輪を揺らし、
新生活への第一歩を踏み出した。
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はい、またやってしまいました…
連載中があんなにたまってんのに
アイデアがでちゃったんだもん…😭
今回は天国のお話です!!
だからだーーーいぶ私の想像だし
持論とちがう!!
なんて人がいるかもなんで
そういう人はback でお願いです!
もう私このお話書くの楽しくて
めちゃすぐに書けちゃいました笑
💬、❤️まってまーす‼️
コメント
6件
こう言うお話愛してる
天才すぎる😇 続きも楽しみ!
わあ、新連載スタートおめでとうございます!🥳 「男の子を助けて死んだ」っていう冒頭から、もう心掴まれました。すちくんの戸惑いと、コサメちゃんの弾けるような明るさの対比がすごくいいですよね。天国のルール説明のところで「記憶が消えて、人間に戻れるかもわからない」ってシリアスな要素も入れてきたのが気になる…! これからすちくんがどんな天国ライフを送るのか、すごく楽しみです。更新待ってます!