『君のヒーローにはなれなかったよ。』
再連載
前垢で投稿してましたが
その時とは内容が異なります。
正直前垢で投稿してた内容を忘れました。
分かりやすいようにイラスト置いてます。
⚠️捏造⚠️
年齢操作有り
虐待表現有り
(暴力表現)
tn▶︎10歳
gr▶︎18歳
本編START
キ─︎─︎……ン……
もう
声も
音も
何も聞こえない
「…ッ!!___っ!!、、!」
なにか喋ってる
いたい
いたいよ
やめてよ
お母さん、お父さん
そう、何度願ったことだろう。
手足の感覚が無い
いつも以上に
酷く、
強く
ぼうりょくをされる。
視界が赤い
床に倒れ、
足掻いても無駄だと察し
全てを諦めながら
じっとする
瞳から数滴の雫が落ちる
それを見ても
お母さんとお父さんは
止まらない
…
痛みさえ感じられない体になってしまったのだろう。
何分たっただろうか。
いや何時間…。
お母さんとお父さんが家から出ていった。
その瞬間
俺は震える体を残っている力で起こし、
親に続いて家から出ていく。
バレないように
息を殺しながら隣の家のインターホンを
押す
ピンポー…ン、、
??「…トントンか。入っていいぞ」
tn「うんッ」
扉を開けると
目の前には笑顔で迎えてくれたグルさんが居た。
タタタ…っ
ぎゅぅ~っ、
gr「…はは、そんな会いたかったのか?」
tn「うん、」
ぐるさん、
やっぱだいすきだぁ
この匂いも
カラダのあたたかさも
俺を包み込んでくれる腕も
ぜんぶだいすき
gr「、気になったんだが…いつもに増して体の傷が増えていないか?」
眉を寄せながら質問される
tn「…ッぁ”、これ、…は、さっき階段でこけちゃったの!…まだいたいけど!、」
グルさんには言っていない
言えない
怖いから
だって
アイされてないコって、
カワイソウなコって、
言われちゃう
嫌われちゃう
グルさんに、。
…
だからぜったい
言えないんだ
gr「…大丈夫か?」
tn「なにが、ぁ?」
gr「…いや。」
笑みを零して
俺の頭に手を置く。
そう。
この手がだいすき
あったかいもん
tn「ぁ、もうこんなじかん!!ぐるさん!またね!」
gr「あぁ。またな、」
手を振り返されると俺は走って自分の家へと戻る
がちゃ…、
そっと、親が帰っていないかを確認しながら家へと入る
,…だれもいない?
tn「ふぅ…」
一息つき、安心し、自分の散らかった部屋に行く
ドカッ…!
tn「ぅ”ぐ…ッ!?」
後ろから首を掴まれる
「どこ行ってた”?まさか警察じゃねえだろうッなぁ!!」
バァンッ!!
己の手を握りしめおれの頭をなぐる
tn「ぁあ”ッ!、ぅ”いだぃ、”、やめてよ、ぉ”」
どれだけ足掻いても
無駄だってことは分かってる
「うるっさい…!!!できそこないがぁ!!!」
それでも
「お前なんか…ッ!!!!」
俺は
「早く死ね!!死んじゃえ!!!!」
親からの
「消えろよぉっ!!!私の目の前からッあ!!」
“ 愛 “が欲しかった
tn「ぁ”、、あ、」
もうだめなんだ
「そんな顔…っ、、!!!気持ち悪い、っ」
ほんとはずっと前から知ってた
tn「……」
「ぁあ”もうむかつくなぁあああ!!!!」
俺はいらない子って。
意識が朦朧(もうろう)とする
つかれたぁ、
こんなとき
グルさんの手があったらなぁ、
tn「…グルさ、ぁ…、”」
肺がくるしい
身体中ジンジンする
寒いよ、
息ができないよ
ねぇ、
ガチャ…
gr「…なにしてるんだ」
「ッだれよ!??」
このこえ、
知ってる、
ぐるさん?、?
gr「何してるんだって聞いてるんだ!!」
パリンッ!
玄関にあった花瓶を床に叩きつけ、
殺気の沸いた顔で俺に近づく。
「私はなにもしてないわよ!!!ただコイツが…ッ!!!ぁぁああああもうむかつくむかつくむかつく!!!!使えないクソガキがぁ!!!」
いつもより大きな声で
耳がキンキンする…
gr「…なぁ、トントン。このこと、今まで秘密にしてきたんだろう。」
tn「ぁ、”…ぅ、、、」
バレちゃった
ぁ、
あー、、
きらわれちゃう、なぁ
gr「お願いだ。トントン。俺に助けを求めてくれ。」
強くおれの手を握ってくる
tn「…、、」
でも
ぐるさんに
たすけてって言ったら
わがままだって
うるさいって
言われちゃう
gr「トントンッ!お願いだ!」
必死そうに俺を見つめてくる
gr「俺はお前を助けたいッ…!」
tn「ぁ”…」
自然と涙が溢れてくる
いいのかなぁ
たすけてっていっても
かみさまはゆるしてくれる?
tn「たすけ…ッて、”…、!ぐる…さぁ、っ!」
今出せる精一杯の力で
助けを求める
涙が止まらない
はじめてだよ
ぐるさん
gr「…よく言ったな…。」
偉いぞと言っているかのように
俺を撫でる
すると
グルさんは立ち上がり
隠し持っていたであろうナイフを取り出す
tn「…ぐるさっ、?」
ナイフで…
なにをするつもりなんだろう
疑問が頭によぎる。
gr「トントン、よく見とけ。」
そう言いながら
ナイフを持ったグルさんは
お母さんへと近づく
「な、ッ”なによ…、!!」
gr「…死ね」
グサ…ッ、
「ぁ”、ぁあ、あ”…」
腹部から大量の血が出血し、
お母さんは床に座り込む。
gr「…トントン、トドメはお前がやっていいゾ。」
tn「…ぇ、あ、、うん、?」
痛くて苦しい体を精一杯持ち上げ、
俺はナイフを貸してもらい、
お母さんに近づく
「や”めで、…ッ!、あん、た…っ、!!」
tn「クふ…ッ」
絶望した目で俺を見る。
痛そうに
苦しそうに
足掻き、
もがいている
tn「…ッ」
今までおれを
苦しめてきたひとが
こんなにも醜いなんて
tn「バイバイ!はやくしんでね!」
満面の笑みを浮かべた後、
思いっきりナイフを振り上げ、
最初に首を刺す。
ザシュッ…!
「が…ッ、、ぁ、…」
バた…、、
ザシュッ…グサッ、グサ…ッ…
tn「あはは、ッあは、はは」
横で見ていたグルさんが口を開く
gr「いいかァ?トントン。これが人助けだ。なにか苦しんでいる人がいたら、お前がたすけてやれ。」
tn「ひとだすけ…?」
gr「あぁ、そうだ」
ぱぁああッ!
tn「すごいよっ!ぐるさんっ!」
目を光らせ、
グルさんに抱きつく
「人助け」
そして
“殺人という行為の快楽”
までも
この一瞬で教えてくれた
tn「じゃあ、グルさんはおれのヒーローだね!」
gr「…はは、そうだね」
tn「おれもいつかグルさんのヒーローになる!」
gr「待ってるぞ。」
tn「えへ、」
gr「お前にプレゼントがある。」
tn「プレゼントっ!みして!」
gr「あぁ…人助けをしても、誰にもバレない。あかいマフラーだ。」
tn「まふらぁ!!やった、!」
ふわふわで暖かいマフラー。
それを抱きしめ、
グルさんのほっぺたにキスをする
ちゅ、
tn「ぐるさん、だいすき!!」
gr「そうか、」
笑顔を見せ、
死体のあるこの家から出て行った。
コメント
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grさんとんでもないこと教えた…っ?!?! 語彙力が凄すぎてやばい…、このストーリー前垢でも好きなんすよ…!!✨ イラストもあって分かりやすい✨ 続き待ってますっ!!