テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
2件
ちょっ、私が一番好きなビジュアル…ありがとうございます…
ステージ裏に戻ってからも、身体の熱は冷めそうに無くて。
機材の後ろ、壁際で若井の腰を抱き寄せた。
「………っ、元貴…」
呼吸は荒く、紅潮した頬と乱れた前髪に益々熱が募っていく。
「………少しだけ…ね?」
耳元で囁いて、唇を重ねる。
触れるだけのキスでも理性は溶かされるようで。
熱と快楽に溺れたまま、角度を変えて何度も口付ける。
「………ん、っ…」
熱を孕んだ瞳に見つめられ、思考が奪われていく。
足りない。
もっと全部、満たされたい。
若井のネクタイを緩め、襟元の釦を外す。
指を這わせて首筋を甘く噛むと、小さく吐息が漏れた。
「…裏でこんな事してるなんて、ね。」
「……バレたら元貴のせいだからね」
そんなことを言いながらも、まだ熱を求めているような表情で。
「さっきまでファンに騒がれてたギタリストがこんなになってさ。」
「……それも元貴のせいでしょ…」
「ふふ。こんな風にさせられるの俺だけだもん」
更に身体を寄せて、首筋の痕に指先で触れた。
「部屋、戻ったら続きしよっか」
胸元にかけて指を滑らせると、若井の肩が小さく揺れる。
「…可愛い声、もっと聞かせてね?」
Harmonyのスーツ衣装イメージで す
眼鏡❤️さんも腕捲り💙さんも未だに 刺さってます……