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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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「……離れちゃやだ…///」



びっくりした。

けど、すごいうれしくて。

ぎゅっと抱きしめた。

耳まで真っ赤にしてる彼女。

可愛すぎる。

正直、このまま……

なんて考えちゃう。そりゃ男だし。

好きな人にそんなこと言われたらね?

でも、怖がらせたら元も子もない。

ここまでやっと来たんだから。


「大丈夫。ちゃんといるから。」


そういうと、彼女も、背中に手を回して、抱きついてきた。


しばらくして、落ち着いたのか。

背中に回された手が離され、彼女は、体ごと、俺から離れた。


○○「……なんか……ごめんなさい///」


また謝る(笑)


照「謝らなくていいの。さ、先にお風呂入る?てか着替え…」

○○「大丈夫。あるけど……」

照「じゃ、今着てるやつは洗濯して乾燥しといたら?」

○○「……うん。ありがと。」

照「しばらく、ここに、いなよ。怖いでしょ?」

○○「え……?」

照「明日から俺も2連休だし、着替えとか、買いに行こ?」

○○「……でも」

照「迷惑じゃないから。むしろ、嬉しい……///」


そういうと、彼女のも照れくさそうに


○○「じゃあ、お言葉に甘えて……///」


先にお風呂入ってもらって、その間に服は洗濯乾燥。

おれは夕飯を作る。



○○「お風呂、ありがと。」

照「髪ちゃんと乾かした?」

○○「うん!」

照「じゃあ、俺もパッとシャワー浴びてくる!ゆっくりしてて?」


シャワー浴びて、少し湯船につかり、上がると、彼女はソファーの端っこで震えてた…


照「どした?」


○○「………泣。」


よく見ると彼女の足元にスマホが落ちていた。


だれからか着信があってて。

登録されてない番号みたいだけど。

凄く怯えてる。



照「もしかして、この番号、さっき家のとこにいた人?」


そう聞くと、うなずく彼女。


照「でたの?」


ときくと、首を横にふる。


おれは、それを確認すると電話にでた。


照「…はい。もしもし…」

男「もしもし、○○ ??」

照「ちがいますけど」

男「え?○○の番号じゃ…

照「ちがいますけど?」

男「……す、すみません。間違えました。失礼します。………ちっ、あいつ嘘教えたな(小声)」


最後、切り際に呟かれた言葉。

誰かが、彼女の居場所や連絡先を教えてる。

これは危ない。

おれは、すぐさま電源を切った。

そして彼女に行った。


照「いまから、ちょっと遠出しない?」


彼女は、静かにうなづいた。





あてもなく、車を走らせる。


ふと。思い出し、連絡してみる。




照「あ。もしもし?シゲ?」




高校の同級生のシゲの家は旅館。


少し山手にある。


今から泊まれないかと、聞くと、どした?と。色々事情があってと伝えると、1部屋用意してくれるとのこと。


途中の店で、少し着替えを買うことに。


離れるのも不安だが、流石に下着とかは……


別々で買い物を、して、車に乗る。


彼女にも。友人の旅館にお世話になることを伝えた。


少しでも、彼女の息抜きにもなればいいけど。




2人の為に照らす光

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