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「」青『』黄《》桃【】その他 音
お昼の時間ッ。
もう12:00を針が刺しているッ。
そろそろ黄くんから電話がなると思いスマホでレコーディング終わりのお昼休憩時間の桃くんとLINEしながら黄くんからの電話を待つ
【プルルルルップルルルッ】
電話が鳴った。番号を見知らぬ番号ッ。
黄くんじゃないのかなと思い一応出てみる事にした
「…はいッ…もしもしッ」
『あッ…青ちゃんですかッ…?』
聞き覚えのある声ッ
「…黄くんかッ、電話番号変えたんだね」
『…はいッ。青ちゃんの事が忘れられなくて3年経つまでは番号を変えようとしてたんですけど…』
「そっかッ。」
『3年経つのに迎えに行けなくてごめんなさいッ…。僕も迎えに行こうとしたんですがッ嫁と良い感じになってしまっt((』
「聞きたくないッ。別に気にしてないから良いよッ僕も期待してなかったし…、」
正直言うと期待はしてたよッ?でも、期待してた、なんて言ったら更に君を苦しめると思って言えなかったッ。
『…期待してなかったッて…どういう意味ですかッ…?』
「…そのまんまだよッ?僕と黄くんは元々合わなかったんだよッ。」
違う。こんな事言いたくないのに口が勝手に動いてしまう
『僕はッ…何時になったら迎えに行けるかなとか考えてたしッ…』
『電話もしようかと何度も思ってたのにッ…青ちゃんは…ッ!』
「もう言いがかりはやめてッ…!正直言うと心にもない事言われるの嫌なのッ…!」
目に涙が溜まって視界がぼやけるッ、
何で泣いてしまうのッ?もう4年も前の事なのにッ…
『言いがかりなんかッ…一体青ちゃんは旦那に何をされたんですかッ?』
「どういう事ッ…?」
『4年前の青ちゃんは僕の事誰よりも分かってくれたッ…!でも今の青ちゃんは何処か違うッ…』
『僕好みじゃなくなったッ…』
そうだねッ。今の僕は変わってしまったかもね。
どれだけ桃くんに依存して愛してるんだろッ…自分でも分かんないやッ笑
『彼奴が青ちゃんを変えたんだッ…!』
「もうやめてッ!僕には素敵な旦那さんも居るし黄くんに構ってる暇ないの!」
「もう…僕を求めないでよッ…ポロッ」
『…1回会いませんかッ…?このままで終わりたくないですッ…』
確かにこの状態で終わりたくいッ。僕もそう思い承知した
待ち合わせに行ったら黄くんが居た。こっちを見るなり思いっきり抱きしめてきた
「…ねッ…やめてッ…」
『…前はそんな事言わなかったのにッ?』
「今は2人共旦那も嫁も居るでしょッ…」
『…僕の前では婚約指輪付けないで欲しいですッ』
「…なんで?」
『それ見てると今すぐにでも青ちゃんから取り上げて捨ててしまいたいからですッ、』
「…分かったッ」
そう言い指輪を外しカバンの小さいポケットに入れる
「子供は居るの…?」
『…居るように見えますかッ?』
「ぇッ…だって4年も結婚してたらセ×クスくらいはするでしょッ。」
『何度もあっちから誘ってくるのでヤりましたが全然気持ち良くなくてもうヤってません』
「でも相手は気持ち良さそうにしてたんでしょッ?」
『彼奴だけイって僕だけ射×出来ず終わっちゃうんですッ。』
「そっか…、」
『…青ちゃんこそあの人とヤるんですか?』
「…まぁッ?週に3回するかしないかぐらい」
『そう…なんですねッ、』
「もう話は良いでしょ?僕もご飯作ったりしないといけないからそろそろ帰るよッ?」
『僕まだ青ちゃんと居たいですッ。』
真っ直ぐな瞳で僕を見ないでよッ…!僕には桃くんしか居ないんだッ!
「僕は黄くんと離れたいからッ。」
『…何でそんな変わってしまったんですかッ?』
「…僕ねずっと黄くんを待ってたッ。」
「本当は3年経って黄くんが迎えに来てくれるんじゃないかって期待したッ!でも来なかった…ポロッ」
「僕が悲しい想いしてると桃くんは僕を満たしてくれたッ!ポロッ」
「そのおかげで黄くんの事忘れられて桃くんとの二人の時間を楽しめてたのにッ」
「今更何ッ…?!ポロッ」
『…ごめんなさいッ…もう捨てたりしないからッ!僕から離れていくのはもうやめてッポロッ』
そう言いながら抱き着いてくるッ。押そうとしたが黄くんは押さえてきたッ、
嗚呼~ッまただッ。
また黄くんを許してしまうッ。でも今は桃くんが着いてるッ。
そう思うけど、今回だけ許してあげても良いかもしれないと言う気持ちもある。
…チャンスをあげても良いかもしれないッ。
これが本当のラストッ。
「…分かった…ッ今回だけねッ?次はもうないから。」
『…はいッ。もう手に入ったんだから手放す訳ないですよッ』
そう言って強く抱き締めてくるッ。それに応えて僕も抱きしめ返すッ_