テラーノベル
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今日こそは言うんだ先輩に”好き”だって
m「今日も一緒に帰ってくれてありがとうございます」
また言えなかった
今日で最後なのに
r「良いんだよ元貴」
そう言って頭を撫でてくれた
「先輩と離れるの悲しいです笑長野に行っても元気でいてくださいね!!笑」
笑顔を作って先輩の言葉を聞かずに走って逃げた
先輩は明日から親の都合で長野に引っ越してしまう
だから今日が気持ちを伝える最後のチャンスだった
泣いちゃだめだ
だめなのに
目に溜まった水が一気に溢れる
それと同時に予報外れの雨が降り始めた
最初はポツポツと小さく降っていたけど
だんだん強くなって僕の涙を隠してくれた
歩くのも疲れてその場にしばらく立ち止まっていた
伝えられる距離にいたのに僕は壁を作って逃げた
しばらく立ち止まって泣いてると母親からメールがあった
「洗濯物、干したままだからお願い出来る?」
そっか、いつもだったら帰ってる時間だもんな
重たい足を動かして歩き始めた
気持ちを切り替えたかったけど歩きながらでも涙が溢れて止まらない
今日くらいはいいか
?「元貴!!こんなとこで傘もささずに何してんだよ!!笑」
振り返ると若井がいた
泣いてたけど雨だし気づかれないだろうと思った
若井「元貴?なんで泣いてるの」
短いです💦ごめんなさい
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