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やかんちゃん🍟🍄🟫
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ぴざぶどう。
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コメント
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うわあああ…😭 もう、北斗くんの「当たり前でしょうよ」がズルすぎる…! 秘密を抱えてたうみちゃんの気持ちと、全部受け止めて「一人では抱えないで」って言う北斗の優しさが沁みたよ…。最後のLINEで「いいね海!!」って元気よく返すところが切なくて、胸がギュッてなった。余命を告げられても、みんなと笑っていたいって気持ち、すごく伝わってきた。優しくて切ない、大好きな回でした…🌸
北斗と二人で歩いていた。
「うみ」
「ん?」
「昨日の話。話せる?」
私は足を止めた。
「….うん」
ずっと言えなかった。
でも、もう隠し続けるのも苦しくなっていた。
「北斗にだけ、言う」
「….わかった」
私は深く息を吸った。
「私ね….病院に行ってたの」
「病院?」
「うん」
少し間をおいてから、私は言った。
「肺がんって、言われた」
北斗の表情が止まった。
「….え?」
「肺がん」
「….いつ?」
「この前」
北斗は何も言わなかった。
「先生には….あと3ヶ月くらい。長くても半年くらいって言われた」
「…..」
「だから、みんなには言えなかった」
私は俯いた。
「みんなに心配かけたくなくて」
北斗が静かに口を開いた
「なんで….一人で抱えてたの」
「….怖かったから」
「….」
「みんなに言ったら、今までみたいに笑えなくなる気がして」
涙が出そうになって、私は空を見上げた。
「私は、最後まで普通にみんなといたかった」
北斗はしばらく黙っていた。そして、
「….分かった」
そう言った。
「え?」
「今すぐみんなに言わなくてもいい」
私は北斗を見る。
「でも、一人では抱えないで」
「….うん」
「病院に行くときも、何かあったときにも、俺には言って」
「……いいの?」
「当たり前でしょうよ」
北斗は少し笑った。
「幼馴染なんだから」
その言葉を聞いた瞬間、涙がこぼれた。
「…..ありがとう」
「泣くなって」
「だって…..」
「分かった分かった」
北斗は少し困ったように笑った。
「じゃあ、約束」
「何?」
「俺はこのこと、誰にも言わない」
「…..うん」
「その代わり、うみも一人で全部抱え込まない」
私は頷いた。「約束する」
ーーーー
家に帰って、ベッドに座った。
今までずっと胸の中にあった秘密。
それを始めて誰かに話した。
北斗に話してよかった。
スマホを見ると、6人のグループLINEにメッセージが来ていた。
慎太郎『明日どっか行こうぜ!!』
ジェシー『賛成!!』
樹『急だな笑』
大我『どこ行く?』
高地『海とかどう?』
私は笑った。そして返信する。
『いいね海!!行きたい!!』送信。
すぐに返信が返ってくる。
慎太郎『きまり!!』
私はスマホを胸に抱えた。
「….まだまだ、みんなといたい」
そして机の上に置いてある「やりたいことリスト」を開く。
『海に行く』
その文字に丸をつけた。
北斗だけが、私の秘密を知っている。この先も、きっと北斗には支えてもらうことになる。
でも今はーー
みんなと笑っていたかった。