なにわちゃん

大橋　side

撮影の合間に食べようってなったお弁当。

用意されてたのは唐揚げ弁当と野菜サラダ。

いつもなら唐揚げ弁当を選ぶ俺やけど、

今はダイエット中やし…

和「　俺は野菜サラダにする~　」

野菜サラダを選んだ。もちろんみっちーは、

駿「　俺、唐揚げ弁当で！！　」

唐揚げ弁当で謙杜と丈くんも唐揚げ弁当。

大吾も唐揚げ弁当になって、

流星と恭平が野菜サラダを選んだみたい。

そしていただきますをみんなでして、

みんなが蓋を開けた瞬間、吐き気がして、

和「　…ｯう”、…ごめ、トイレ…ｯ、　」

俺はすぐさまトイレへ駆け込んだ。

西畑　side

はっすんが急に口を抑えてトイレに行った。

ちょっと不安やし、

丈「　ごめん、俺ちょっと見てくる。　」

大「　…待って、俺も、！　」

俺と丈くんで見に行くことに。

そしてトイレに着くと、

一番手前の個室から苦しそうな声が聞こえた

大「　はっすん…！！　」

丈「　おい、大橋、開けれるか？　」

和「　だぃちゃ…じょく、…おぇっ、…　」

はっすんは扉を開けてくれて、

俺たちが中に入ると苦しそうなはっすんの姿

…しかも、戻してもうてるな。

さっきまで元気やったのにどしたんやろ。

丈「　俺、年下に状況説明してくるわ。　」

大「　ごめん、ありがとう。　」

和「　…はぁはぁ、だぃちゃ…ｯ、ぅえっ…　」

大「　苦しいな…大丈夫大丈夫、　」

和「　…ん、はぁっ、…も、大丈夫、…　」

大「　急にどしたん…　」

和「　おべんとう…におい、…　」

大「　あかん、あんたご飯何食べてる？　」

和「　最近はダイエットしてるから…　」

和「　…ゼリー、ひとくちとか。　」

大「　…それはあかんわ。　」

大「　多分はっすん拒食症やな。　」

大「　この後、病院行こな。　」

和「　…ごめん　」

大「　謝らんで？　」

丈「　説明してきたわ。　」

大「　どうやった？　」

丈「　みっちーと謙杜、ギャン泣き。　」

大「　…笑　心配なんやね。　」

丈「　みんな病院着いてくって。　」

大「　了解了解。　」

丈「　みっちーと謙杜は流星たちに任せた　」

大「　良かった。はっすん歩ける？　」

和「　うん…大丈夫。　」

駿「　おおはしくん…！ｸﾞｽｯ　」

謙「　大丈夫なんですか…！ｸﾞｽｯ　」

流「　ちょいちょい…笑　」

恭「　大橋くん、しんどいから。　」

駿「　…ごめんなさい、ｸﾞｽｯ　」

謙「　病院着いて行きます！ｸﾞｽｯ　」

和「　…笑　ありがとう。　」

大「　ほら、行くで。　」

丈「　俺、車出すわ。待っとって。　」

大「　ありがとう。　」