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みんな絵うまくてもう嫌だ嫉妬
……とか言ってるけどイラストなんて結局自己満出来ればそれでよし
……なんだけどそれが出来ないから鬱
を最近ずっと繰り返してるので投稿ばかくそ遅いんです……
・水赤
・学パロ
・nmmn作品
・R18
ふぁーはつぺあだー!!!
地雷さん回れ右してください🙇♀️🙏
それではどうぞ↓
赤side
放課後の教室。
予定の時間より少し早めにホームルームが終わり、今日こそはとほとけに見つからないためにさっさと準備をしていた。
少しおちゃらけた性格で、何に対してもあまり関心を持たないあいつが唯一俺に興味を持ってしつこいほど絡んでくる。
最初は見かける度に話しかけられることから始まったものの、徐々に悪化していき、今では付き合ってもいないのにカップルみたいな距離感で物事を言われるまでに成長してしまった。
べつに嫌な訳では無い。
なんならほとけに少しづつ翻弄されているのも事実で。
あいつは俺への好きを前面に出しているけれど、俺はそんなことはしたくない。
したくないとか言ったらなんか俺がほとけのことを好きみたいだけど……。
どう接したらいいのか考えているうちに目の前がぐるぐるしてきて、あいつに会う度に変な感情が渦巻く。
それがなんなのかよく分からなくて、もどかしくていまは少し距離を置きたい。
なので今日は見つからないように徹底して頑張った。
朝は一番乗りで学校に行き、休み時間も1歩も教室に出ない。
他クラスの教室にははいっては行けないし、これなら一方的に見られることはあっても話しかけたり近づいて来れることもない。
後の帰りはあいつが来る前に急いで帰宅するだけ。
なんか寂しいやつみたいだけどほとけに会わなければそれでいい。
最後に筆箱をカバンの奥に押し込んで席を立つ。
まだ隣のクラスからは先生の声が響いているからまだ終わっていないのだろう。
久しぶりの1人の時間に思わず ふふっ、と笑みがこぼれた。
近くにいた友達に挨拶をして教室のドアを閉める。
廊下の窓から見える空は曇りだけれど、このまま急いで帰ればギリギリ間に合うかぐらいだから雨の心配は大丈夫だろう。
ルンルン気分で階段を下り、下駄箱まで歩いて上履きを脱ごうとした時。
後ろからふわっと、もう嫌なぐらい嗅ぎなれたあいつの柔軟剤の匂いが香った。
ほ「っは”ッ……ぅ、まだ居てよかったぁ……笑」
ほ「もぉ”ー…!勝手に帰っちゃダメでしょ!」
り「ぅあッ…ぇ、は?」
り「な、なんで……ここに…」
息を切らして膝に手を着くほとけ。
理解が追いつかない。
だって、さっきまで先生が話してたじゃんか。
なんでここまで追いついてこれるのか訳が分からない。
ほ「急いで降りてきたんだー笑 だってりうちゃんと今日話してないしー!」
ほ「てか、今日もかわいい…あ、まってピアスに髪の毛が絡まってる……」
少しだけ近づいてきて俺の耳にそっと壊れ物を扱うように触れる。
俺より頭1つ分高い身長だからか、真上から息遣いが聞こえた。
ほ「あれー…?取れない……ちょっと痛かったらごめん、」
り「ん……」
少しだけ屈んでさらに密着する。
余程絡まっているのか苦戦しているみたいだ。
だけど、そんなに大人しくしているほど落ち着けるわけなくて。
なんだか恥ずかしくなってきて頬に熱が集まってきた。
それを見られたくなくて顔を覆おうとするも動いたら体が触れてしまいそうでなにもできない。
どうしよう、なんて全身が心臓になったみたいにどくどく脈打った時。
ふは、と笑う声が聞こえた。
ほ「ふふッ……笑 耳真っ赤……笑笑」
り「う、うるさい!……/」
り「もういい!帰る!」
ほ「あ、そと土砂降りだよー」
り「は、?そんなこと……」
あるわけないと思い外を見ると横殴りの雨。
遠くからは雷の音が聞こえてくる。
いつの間にこんなことに……
ほ「ありゃ、帰れないじゃん」
り「誰のせいだと……ッ」
ほ「あはは、ごめんごめーん笑」
頭の中が許さないで埋まる。
他人事みたいにへらへらしやがってほんとに……。
こんな奴に対して顔を真っ赤にさせてるなんて死にたいぐらいだ。
り「りうら勉強するッ!」
ほ「僕も行こー」
り「お前はくるな!!」
ほ「えぇー?何でよー」
頬をぷくーっと膨らまして不満気な顔をする。
そんな顔されたって知らないし、第一帰れなくなったのはこいつのせいだ。
早歩きでこの場を後にする。
テストも近いしちょうどいいかな、なんて考えていたら後ろから一緒に着いてくる足音。
感覚であいつだとわかる。
り「ねぇ、なんでついてくるの……」
ほ「え?りうちゃんと一緒に居たいから!」
にこーっと悪気のない笑顔を向ける。
こんな顔されたら断れないじゃないか……っ
り「じゃ、邪魔しないでよね!」
ほ「知ってるよ笑」
り「ふん!」
ほ「ぁ、ねぇそこ違うかも」
り「え?そんなはず……」
り「ちっ……」
ほ「ふっ笑 舌打ちしちゃって、やっぱり答え違うじゃん笑」
り「うるさい…」
2人きりの自習室。
前の席から身体だけ後ろに向けて俺が解いている問題集を指さす。
答えが違ったようで、間違いを指摘されたけれどこんな奴に教えられるなんて悔しすぎた。
ほ「もうちょっと素直になりなよー笑」
り「だからうるさいのッ!」
俺が反抗すると楽しそうにケラケラ笑いながらからかう。
ムカついて足をげしっと蹴ってやると顔を歪めながら痛みを堪えている。
その顔が実に滑稽で鼻で笑ってやった。
り「ふん、りうらをからかった罰だよ」
ほ「……ふーん」
ほ「からかった罰……ねぇー」
り「……なんだよ」
途端、いつもの憎たらしい笑顔を引っ込めて真顔になる。
え?もしかして地雷踏んだ?足蹴ったのダメだった?
なんてぐるぐる考えてみるけれど、こいつに手を出したのは今回が初めてではない。
なんなら昨日もムカついて背中を殴った。
その時は笑ってたくせに、今日はなんなのか。
虫の居所が悪かったのか、いやでもさっきまで笑ってたじゃん。
急に態度が180度変わり狼狽える。
り「ねぇ、どうし──」
ほ「りうちゃんが罰を僕に与えるなら、僕もりうちゃんに罰与えても文句ないよね」
り「ぁえ……は?」
り「ば、ばつ……?」
淡々とした口調で告げられる。
今までこんなことなかったから尚更驚いた。
てか、罰ってなんだよ。
頭の上にはてなマークを浮かべているとこう答えた。
ほ「今日僕の事を1日避けた罪で罰をあたえまーす」
ほ「あ、逆らっても罰を与えます」
にや、と笑いながら楽しそうに告げる。
拒否権が最初から用意されていないような理不尽で傲慢な提案に呆れた。
どうせ実行なんてしないだろ
ほ「とか思ってると思うんだけど、僕嘘つかないからね」
り「は、じゃあ罰って何すんだよ……」
心の内が読まれているみたいで恥ずかしい。
それを隠すためにわざと話題を振る。
ほ「んーなんでもいいんだけど……」
ほ「あ、ふふっ…こんなこととか……どう?」
まるでいたずらをするみたいな表情をしながら、クイッと顎をあげられる。
俗に言う顎クイというもので、至近距離で目が合った。
先程のような距離感とはまた違う、恋人同士のような感じ。
り「ぁ、えぅ……/」
ほ「照れてんの?笑」
り「っるさい……/」
り「ねぇこれ、やだ……」
泣きそうになりながらやめて欲しいと訴えるも、やめたら罰の意味ないでしょ、なんて軽くあしらわれる。
こんなことして何が楽しいのか理解できない。
ただのいじめだ。セクハラだ。
ほ「……本当にやなの?」
り「だから嫌だって言ってるじゃん!/」
ほ「こんなに期待してるくせに?」
り「っぁ、えと……ッ」
まるで欲しがっているかのようにテントを張っているズボン。
こんな奴に欲情するなんて絶対ありえないのに……
名前の分からない感情が顔を出し、うるさいほどに響く心臓の鼓動。
たらたらと汗が頬を伝うのと同時に、プチプチとシャツのボタンを外されていく。
悪趣味な性格で、胸の突起が見えるぐらいまで服をはだけさせ、あとは半脱ぎ状態だ。
ほ「嫌ならここではっきり嫌って言ってね。これから多分止められなくなるから」
ほ「……りうちゃ、?っ」
り「ふっ……ぁう”…」
気づいたらぽろぽろとこぼれ落ちた涙。
びっくりした様子で俺の顔を伺っている。
どうしたらいいのか分からずにおどおどしているほとけを横目に俯いた。
本心、されること自体は嫌じゃない。
むしろ身を委ねることさえ抵抗はなかった。
けれど、そうじゃない。
付き合ってもいないのにこんなことするなんてダメだと思う。
将来的に考えてメリットなんかない。
り「だめ、だよ……こういうことは好きな人とじゃなきゃ……っポロ」
ほ「……じゃありうちゃんはさ、僕のこと嫌い?」
り「ぇ、……ぅ、あ」
まっすぐ見つめられた。
宇宙みたいに澄んだ綺麗な瞳に吸い込まれそうになる。
ほとけのことをどう思っているのか、分からない。
分からないからこそもどかしくて腹が立つ。
り「わかっなぁ”……ポロ」
ほ「僕はね、りうちゃんのこと好きだよ」
ほ「りうちゃんが嫌いって言っても離さない覚悟がある」
ぐいっと親指で涙を拭われる。
こんな風にしっかり気持ちを伝えられたら楽なんだろうな、なんて。
好きか嫌いか、どちらか選べと言われても選べない。
でも、この状況ですら嫌だと思わないのはたぶん、
り「ちゅっ」
ほ「ぇ、あ……りうちゃん、?」
り「これが答え……だと思う…ポロ」
たった今口付けした頬を抑えながら泣きそうに、でも嬉しそうに微笑んだ。
ほ「キス、したってことは……いいよね」
り「ん……はやくこいばか…っ」
ひょいっと持ち上げられ、床に下ろされる。
そのまま肩をとん、と優しく押されて視界いっぱいにほとけが映った。
ほ「優しく出来なくても許してね、笑」
首筋をぺろっと舐めた後、唇で吸われ赤い跡がつく。
どうしようもないぐらいに興奮してしまって、お腹がきゅんきゅんと反応しだした。
り「ひぅ”……♡んぁっ…/」
り「ねぇ、もいい……っ/」
ほ「そんなに欲しいの?」
こくこくと頷く。
するとカチャカチャと音を立てて外されるベルト。
いつもと纏っている雰囲気が違うだけで雄味が増してかっこよく見えた。
絶対気のせいなはずなのにぽやぽやした頭では何も考えられない。
2人きりの自習室に淫らな喘ぎ声が響き渡る。
どちらからでもなく甘い口付けを交し、銀色の糸が俺たちを繋いだ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ほ「んはっ”……りうちゃん、声抑えて」
り「ぁ”、ぅう”~~っ……/♡」
り「やだっ”……そこだめ、ッ♡”」
ほ「やだじゃなくてさ、いいでしょっ…!」
ぐんっと一気に奥まで入る。
その瞬間ごぽ、と身体から鳴ってはいけないような音が聞こえるも、気持ちよさで全てどうでも良くなった。
り「ん”ぁ~ッ♡♡”// だめ、だめなのぅッ…♡」
ほ「はは、背中反ってる笑」
ほ「そんなに気持ちいんだ」
笑っているのに腰の動きは止まらない。
いや、心做しかさっきより激しくなっている気がする。
きゅっと不揃いに繋がれた恋人繋ぎ。
そのせいで逃げることもできないけど、ほとけに少しでも触れられていることが嬉しくてたまらない。
り「ぅ”、ぁあ”いくっ”……っ~~~♡//」
ほ「ちょ、りうちゃ締めすぎっ……」
綺麗な顔を歪める。
早くナカを満たして欲しくてきゅうきゅう締め付けるも効かないみたいだ。
り「んぁ、ほとけの、ほしいのっ”……♡」
ほ「ぇ、あ……ねぇそういうこと言ったらさ、……」
突然腰振りを止めて顔を覆った。
指の隙間から見える頬は真っ赤に染まっているよう。
ほ「だめ、いま見ないで…… 」
り「へぅ…ぁわ、まっておっきくっ……♡」
ほ「……っりうちゃんのせいだからね」
頬に軽くキスを落としてから再度腰を再開させる。
奥を優しくとちゅ、とちゅと突かれる度に込み上げてくる快楽が気持ちいい
り「ぁ”やばっ、いっちゃ”ぅッ♡/」
ほ「イきなよ 笑」
ぴゅっと白濁液が飛び散った。
それと同時にだんだん腰も激しくなってくる。
り「やだ、ぁ……ぅん”~ッ//」
ほ「ごめっ、」
り「ひぁ”っ!?♡♡”…ぇう”っん/」
ほ「うぁ”、いく、っ♡”っ~~~/」
ナカ出しされたことに興奮を覚えほとけと一緒に達する。
乱れた息を整えているとドサッと隣に倒れ込んだ。
ほ「ふ、ふふっ笑 かわいかった……」
り「な、ぁ…えぅっ……」
かわいくないし、なんて言葉は言えなかった。
目を細めながら酷く嬉しそうに微笑む姿を見てしまったらそんなこと言える気になんてならない。
代わりに恥ずかしさを隠すために足を蹴ってやる
ほ「ごめんごめん笑 でも可愛かったんだもん……笑」
り「うるさい……」
ほ「あぁー、拗ねちゃった」
からかうようにニヤニヤこちらを伺う。
そんな手には乗らないからな。
ほ「それにしても雨すごいね、帰れんのかなぁ」
ほ「てかもうこんな時間か……」
1人でぶつぶつ言いながら帰る支度をしている模様。
ほら、早くしないと帰っちゃう。もう二度と言えないかもしれないんじゃない?
なんて頭の中の自分がそう訴えてきた。
先程の行為で明確にわかった気持ちの正体。
だけどそれをはっきりと口に出せない。
たった2文字の言葉が喉の奥につっかえているみたいで声が出なかった。
ほ「……りうちゃん?」
ほ「早くしないと帰っちゃ、」
り「あ、明日は晴れるから……」
ほ「へぁ、……んふ笑」
遠回しに伝えた俺の気持ち。
ちゃんと伝わってるみたいでくすっと柔らかく笑う。
ほ「じゃあ、今、晴れにしちゃおうか」
り「んぁ……」
ほ「僕と付き合ってください、幸せにする……ていうか幸せにしかしない…!」
婚約指輪を渡すときみたいに肩膝を立てて、手の甲にキスを落とされる。
もちろん答えは、
り「……ぅ、はい…/おねがい、します…/」
明日は晴れますか? ➳ 私の気持ちは届いているでしょうか
『素直になれますか』 えんどぉ✌🏻
サムネはスクロールした先にあります⤵︎ ︎
無断転載、無断使用、トレスその他の行為一切禁止です❌❌
それではどうぞ
それではさよなら(՞ . .՞)੭”
コメント
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文章も好きすぎるし、イラストも神すぎます!✨ 今までは赤水だったけどむぬ様の今回のお話で水赤もめっちゃいいなってなりました! いつ見ても思うけどむぬ様のイラスト、お話はどれも尊すぎて死にそう_:(´ཀ`」 ∠):...ってなります! 長文失礼しましたm(_ _)m
イラストも小説も最高神でした!やっぱ天才組は最高です…✨