コメント
18件
あの…最高すぎます! 天使達の微笑みがみたい!! あわよくば、三途に撫でられたい!! …すいません、 あの、似たような作品を作ってもよろしいでしょうか?
可愛い♡
続き待ってます‼︎
武道「え、待って。今からあの人と同じ場所で待ち合わせすんの?」
特徴的な建物の前に立つのは前髪をかき上げポニーテールにしている驚くほどの美形の男
彼の長い髪は風に靡き一枚の絵画と言われても納得ができる。
そんな人たちの隣で俺ら副隊長らは三途くんを待たなくてはいけない
男は煙草を咥え黒マスクを顎の下に降ろし長い睫毛を伏せスマホを弄っている。
あの男の周りには人が嫌というほどに集まり女性は黄色い悲鳴を上げ男性は嫉妬と感嘆の視線を向けていた
男からは色気がだだ漏れ見ているだけで頬が熱くなる
パチッ
千冬「あ、目合った…」
不幸なことに千冬はあの美丈夫と目を合わせてしまったようだ。
これまで誰とも目を合わせずぼーっとスマホを見ていただけの彼と目があった千冬には女性からの怒りと憎しみの視線が浴びせられる
あぁ、そういえば男性の目は長く太い睫毛で見えなかったが顔を上げたことでその瞳を見ることができた
南国の海を閉じ込めたピーコックグリーン色の透き通る瞳
そこらのモデルなんかでは足元にも及ばないだろう
というか美で大人気のモデルや俳優でさえも劣るかもしれない
俺らも周りの人たちと同じように見惚れていると男性はスマホをポケットにしまい横髪を耳に掛けるとこちらに歩いてきた
(耳に掛ける仕草で何人か倒れた)
男性「お前ら遅かったな。5分の遅刻だぞ」
(え?待って、この人俺らに話し掛けてるの??)
混乱して男性の顔を見つめると男性は眉をくっと片方だけ釣り上げ俺の顎を掴んだ
武道「ひょぇっ!?」
痛い、何がというと周りからの視線が。後掴まれてる顎
あれ、?そういえば三途くんもこんな髪色で…目の色も……
武道「ま、まさか………三途くん、ですか?」
恐る恐る聞くと男性は溜息を付き「あたりめえだろ、てめえの目は腐ってんのか?」と小声で罵倒された。
声は俺にしか聞こえなかったようで周りの人達は「イケメンの笑顔美味しいッッッ」と崩れ落ちている
ソウ「え…春千夜くんなの!?」
三途「おう、別に見ればわかることだろ」
いや…確かに髪の長さや顔の良さとか一緒だけども…っ!!
いつもの倍くらい色気が増してるんですよ……
ぺー「……俺、春千夜の顔の良さ侮ってたわ…」
相変わらずの濁声を自信なく上げているぺーやんくんに八戒も凄い勢いで頷いている
こんな色気増々女吸引機だとわかってたらダサい服で来てもらったのに…
なんでこんなにイケメンしか許されないような服着てんだよ!!!!
黒い無地のTシャツにお洒落な白が基本のパーカー。
黒い長ズボンにこれまた高そうな銀のネックレスに数個のピアス
袖から覗く白く細い腕には120%高級ブランドの派手すぎない腕時計
……イケメンって凄い
黙り込む俺らを見て三途くんは困ったように首を傾げた。
はい可愛い。コテンじゃないのよ、コテン?、じゃ
あざとい、あざとすぎるッッッッッ
千冬「…あれ?三途くん、その煙草って…」
千冬がはっ、と我に返り空気を変えるため目についたものを尋ねる。
というか確かにそれどっからどう見ても煙草…
ココアシガレットじゃないよね?煙出てるし。なんならあたりがほんの少し煙っぽいし
三途「あ?本物だけど。なに??吸うか?」
吸いかけの煙草を差し出してぐる三途くん。
あーでも未来に帰らないと煙草は吸えないしな…少しだけなら…
いや、だけども……っ!!
自らの誘惑を泣く泣く断ち切り断る。あぁ、未来に帰ったらまずは煙草を吸おう
ソウ「え、あ…た、煙草は駄目だよ…!」
おどおどと煙草を止めるアングリーくん。いい子かよ
そんなアングリーくんに三途くんは唖然として…笑った
三途「不良に常識も何もあるかよw……それとも…」
煙草を近くにあった灰皿に捨てると三途くんは艶めかしい動きでアングリーくんの腰を引き寄せ顔を上げさせるとこう言った
三途「あんたがこの口寂しさをどうにかしてくれんの?」
と、舌なめずりしながらアングリーくんの唇に細い指を這わせて
勿論アングリーくんはオーバーヒートし脳をショートカットさせた
なんだか後ろから「おー三途やる〜」とか「三途……っ、お前…俺のアングリーに…!!」とか聞こえたのは気のせいだよね?
あ、そういえば周りにいた人達は皆「おっ腐ぅ…BLかよ…てぇてぇじゃねえか…ゴフッ」って言って死にました(笑)
三途「くくっ、こういう初心な奴は遊びがいがあって面白えわ」
という悪い男の独り言は聞かなかったことにした
結論・三途くんは色気だけで人を殺せる
in カラオケ
ぺー「おー、カラオケなんて久しぶりだなー」
ぺーやんくんが物珍しそうにカラオケ内を見渡す
案内された部屋は広めで画面が大きい部屋だった
ここのカラオケはホテルつきで夜通しカラオケをしてもよし、寝てもよし、ご飯を食べてもよしの人気店だ
ちなみに今日はここに泊まる
ベッドふかふかでダイブすると凄い跳ねて楽しい
千冬「うわぁっ、凄えっ、凄い跳ねるっ」
千冬が子供のように満面の笑みでベッドの上を跳ねる。
可愛い……
三途「…松野お前可愛いなぁ……」
三途くんが優しい聖母のような笑みで千冬を撫でる
突然撫でられた千冬は最初はスペキャしてたけど我に返ると頬を赤くしながらも嬉しそうに笑い三途くんの手に頭を擦り付けていた
そういえばこの様子はリアタイでアングリーくん経由で東卍全員(平隊員も含む)に放送されていた
ちなみに俺は悶え死んでました
千冬「ハッピーシンセサイザ
君の胸の奥まで届くようなメロディ奏でるよ
つまらない「たてまえ」やヤな事全部消してあげるから
この音で〜♪
何の取り柄も無い、僕に唯一つ
少しだけど出来る事
心躍らせる飾らない言葉電子音で伝えるよ」
はい優勝〜‼︎
俺の相棒まじ可愛いわ
千冬「春くん、どうですっ?」
千冬が尻尾振って(幻覚)三途くんに褒められに行ってる。
というかいつの間にか春くん呼びかよ
凄え懐いたな。相棒びっくりだよ
三途くんも普通に受け入れてるし…アングリーくんのスマホ越しにいる東卍の人達からのLI○Eがヤバい。写真送れって通知えぐい
八戒「……俺も撫でられたい…」
あ、こっちも可愛い。三途くんも穏やかな笑みで八戒のこと見てる
お、三途くんが「来るか?」って腕広げてる
あーまあ当たり前だけど八戒は三途くんの腕に飛び込んでいた
そして千冬が「今は俺の番!」って文句言ってたから三途くん困ったように笑って2人とも撫でてあげてた
アングリーくんは寂しそ〜に見てた
→三途くんの庇護欲が爆発
→アングリーくんのことも甘やかす
→天国
この様子を見ていた平隊員達は皆尊死したらしい。気持ちは痛いほどわかる
だってこんなに可愛いんだもの
俺はスマホを構え100枚くらい連写してた
通知『その光景生でみたい!!byマイキー』(ふふんっ、これ生で見てる俺いいでしょ〜)
__『駄目だ…って言いたいところだけどわかるわbyドラケン』(( ・´ー・`)どや)
__『現在カラオケ前に待機中。見てえやつは早く来いby三ツ谷』(え?マジ??)
__『現在千冬達のいる部屋の前にいる。会話が可愛いbyナホヤ』(…怖)
__『三途の顔が聖母な件by圭介』(わかります、わかりますッッッッッ)
__『三途が柴に膝枕してるbyムーチョ』(え、マジじゃん、ていうかなんでいる?)
………ブラザーズ怖い…
三途「花垣も来るか?」
スマホの通知を引きながら見ていると三途くんがもう片方の足を叩いている
俺の答えは勿論GOだ
武道「し、失礼します!」
三途くんの膝に横になる。
…、うわっ、なにこれ……あんなに喧嘩強いのに太腿は女の子みたいに柔らかく一級品の枕みたいだ…
目を瞑り膝を堪能していると頭を優しく撫でられた
顔の良さを相まって聖母にしか見えない
武道「…!三途くん三途くん」
服の端をつまみ呼びかける
普段なら罵倒されて一発殴られるだろうが今なら多分聞いてくれる
三途「ん?」
武道「名前、呼んでください」
そうおねだりしてみた。
しかし上から返ってくるのは無言。
…やっぱり駄目かな、?
目を瞑る強さを増し丸まってみる
三途「……武道」
武道「!……ありがとうございます…!!えへへ… 」
優しい声に不思議と安心する。
春千夜はそんな歳下の癖に中身26歳を見ると溜息をつきもう少し撫でてやるか…と仕方無さそうに撫で続けていた
春千夜の撫で撫でが終わる頃には副隊長達は皆安心しきった顔で眠っていた
そんな様子を見て春千夜はやれやれ…と溜め息をつくと一人ずつ優しく持ち上げ(姫抱き)ベッドに降ろし布団をかけてやった
春千夜は皆をベッドに運び終わるとスマホを取り出し一枚パシャリ、と記念に残しておいた
→俺はただ、眠気覚ましに話を書いていただけなんです…
副隊長ズって可愛いよね