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コメント
3件
夢で見たことって過去か未来に起こることらしいんですけどそうしたら私明日か今日〇ぬんですよね
2025 7⁄25
バッドエンドが嫌いだ
昔の自分を見ている気分だし
思い出したくないことも思い出してしまうから
けど永遠も嫌いだ
周りは死ぬのに
地球は目まぐるしく変化するのに
自分達の本質は変わらない
置いていかれた気がするから
ハッピーエンドは好きか?
いや
ハッピーエンドも嫌いだ
自分たちだけ幸せになるのが許せない
自分には疫病神しか憑いていないのか
そう思うぐらいに不幸なことが起こる
変わらないんじゃない
変わろうとしても変われないんだよ
だから
お前のあの時の言葉なんて捨てた
なんだよ
『せめて来世は幸せに生きて…』
なんて
その来世もカスみたいに生きてるよ
もう足掻いても抜け出せない
底なし沼にハマってしまったような
足掻くほど深く沈んでいく
今足掻けば完全に飲み込まれる
だから足掻くのを諦めた
でもじっとしていても沈んでいく
もう抜け出せない
深い深い夢
2週間ごとに夢の中にいる体感時間が長くなる気がする
最初は1分ほどだったのに
最近は1時間ほどまでになってしまった
深い夢から目覚めた
いや、逆か
これは夢だ
世界は荒廃していた
古い病院の一室
ガラスは割れ壁は所々穴が空いていた
何故かベットは綺麗だった
俺…いや私は病院服を着ていた
隣にはベットに突っ伏した先輩がいた
顔を見ると痩せていて隈は酷かった
体が動くか確認するため立つ
…はずだった
左足から私は崩れ落ちた
左足が折れている
その他にも右腕が折れているのと
傷がちらほら
必死にベットに戻った
その時だけは何故かベットの高さは部屋の一室ほど高く見えた
外を眺めていると扉が勢いよく開いた
そこにいたのは青ざめたような安心したような顔をした
イタリア王国がいた
隣にはソ連に似たような国
鎌槌の所が五つ星になっている国
誰だ?
その国が口を開いた
「起きたか」
その声はなんだか
とても安心できる
兄のような声だった
いや…本当の兄ではないか
清
あの国ににている声
顔は違くても
目と声が証明している
この国は清の継続国なんだと
「にって…」
イタ王が恐る恐る口を開く
私はイタ王を安心させるため言った
「もう大丈夫」
突然先輩が起き上がる
正直戦時中より死にかけている気がする
…あれ?
先輩の顔に傷が
…嗚呼治らなかったのか
「大丈夫か日帝!」
寝起きとは思えないほどはっきりした声だった
…眠いなぁ
「大丈夫です…」
「少し…眠りますね」
少しどころではないと分かる
「…分かった」
やはり不安の目
「大丈夫」
「来年までには起きますよ」
先輩にだけは嘘つけないんでな
必ず来年までには起きる
「では…おやすみなさい」
「あーあ」
「起きたと思ったよ」
「危ないなぁ」
『何故こんなことをする』
「さあね」
「でも日帝様ならそうしたから」
『それだけか?』
『くだらん』
『日帝はそんな事しない』
「日帝様のためでもある」
『ない』
「いいやあるね」
「彼のあんな姿見て日帝様が正気でいられると?」
『そんなことになったのはお前のせいだろ』
『後悔させてやる』
「ふ〜ん」
「後悔…か」
「さてさて…どんな味だったかな」