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この話結構好きやわ
前回までのあらすじ
わたメルがある特殊な力を得てすべての世界を旅できることに成功した
好奇心馬鹿なわたメルは色んな世界を旅するが力の代償が来てしまったのか目覚めたら知らない場所にいた。偶然助けてくれた女の子ミスティックと警視庁本部庁舎に行くことになった
(本編ストーリー終了後のわたメルなので読者の皆さんはついていけません。理解が出来なくてもいいよってお方のみ見ることを推測します)
ミスティック「元信者 現友達」
わたメル「えっなにミスティックちゃんやばいのやってる系?」
ミスティック「やってたな。」
わたメル「やってたんだ」
わたメル「ミスティックちゃんの元お父さん……あの、言っていいかわかんないけど少しおかしな人、、?」
ミスティック「そうだな、おかしかったと言われればおかしかっただろう。」
わたメル「…そ、そっか…嫌なこと思いださせちゃったかも……ごめんね」
ミスティック「別に大丈夫だ。こんな事くらいで嫌になる訳ない」
わたメル「…そっかあ……」
わたメル「ミスティックちゃんって強いんだね」
ミスティック「よく言われる」
わたメル「ミスティックちゃんに憧れるなあ、嫌なことがあっても前に進めるなんて」
ミスティック「前に進むしかないだろう?突っ立ってたら時間の無駄だ。」
わたメル「…そうかもねぇ」
わたメル「私は前進しすぎて1周まわったよ」
ミスティック「それはそれで凄いだろ」
わたメル「えーで、話戻そっか!庵って人と待ち合わせしてるんだよね!?」
わたメル「私のせいで相手にもミスティックちゃんにも迷惑かけたくないから庵さんの所行ってあげて!私一人でも解決できるから!」
ミスティック「……そうか?」
ミスティック「うむ……じゃあすまないが私は庵の所へ行く。無事帰れることを祈る」
わたメル「ありがと!楽しんでね〜!」
わたメル「…」
とは言ったものの不安っちゃ不安なんだよなあ😥
いーひーん😭るめたたち私を探してないかなあ?😭早く帰りたいなあ🥺
和「わーたメルちゃん!」
わたメル「うぉ」
わたメル「和さんおかえりなさいです〜」
わたメル「…えっとそっちの女の人はあ?」
瑠花「奥千華瑠花だよ〜」
わたメル「瑠花さんかぁ〜‼️」
瑠花「和くんから聞いたよ!わたメルちゃんは迷子なんだって?」
わたメル「はい…そうなんですぅ…」
瑠花「瑠花お姉さんに任せたらもう大丈夫!安心してね!」
わたメル「わあ頼もしい!」
和「ホントかな??和お兄さんの方が頼もしいと思うけどね?」
瑠花「おじいちゃんは椅子に座ってないとぎっくり腰になっちゃいますよ〜」
和「おばあちゃんもですよー」
わたメル「(何この人たち…)」
わたメル「えと……あの?」
瑠花「あっっ……ごめんね…ちょっと恥ずかしいところ見せちゃった」
わたメル「大丈夫です!」
瑠花「えっと……スマホが壊れてたんだっけ?私のスマホ渡すから知り合いか家族の人に連絡できるかな?」
わたメル「はい!ありがとうございます!!」
プルルル
さっきと同じコール音。もうあんなことにはならないといいけど。
プルルル、プルルル、、
「────」
あっ、繋がった…!
わたメル「花茶さん!!聞こえますかぁぁ〜!?」
「……」
「…@☆×✤♪!@&?」
……まただ。またあの現象だ。
息を飲んで、意を決して口を開く
わたメル「…な、何を言ってるんですかもう!怖いですよお」
「@|&✤☆─<@♡¥&。」
ピッ、という音が鳴って電話を切る
これ以上は身が持たないと確信した。だって怖いもん!!なになになんで!?瑠花さんのスマホも壊れてたりする!?
和「……ええっと」
和「瑠花ちゃんスマホ壊れてたりする?」
瑠花「さっきまでは正常に使えてましたよ……??」
わたメル「…💦」
やっぱり力を使いすぎて何かに巻き込まれちゃったのかな…こんな事になっちゃうなんて……
皆にも謝らないといけない、絶対帰ろう!
でもどうしようかな。花茶さんたちに電話をかけても意味のわからない言語だし
……いざとなれば、
瑠花「あっ!!!壱成さんだ〜!💕」
……いっせいさん??
あ、ミスティックちゃんが言ってた人かな?
どんな人かってガラ悪!!!
手毬「なんか呼んでるな」
手毬「隣の少女は誰だぁ……??」
瑠花「壱成さ〜ん!!♡」
手毬「よぉう」
壱成「……」
壱成「そこの女は?」
わたメル「アッ…蒼崎わたメルッス…ども…」
和「(僕と全然違う)」
瑠花「実はですねこの子どうやら迷子みたいでして……セーフティ国という国に出身らしいのですが地図のどこにもなくて…」
瑠花「知り合いのお方に電話しても何故かバクなのかは分からないんですが相手の言葉がノイズ混じりの変な言語で何を言っているのか分からなくて…」
手毬「ほう、なるほどな。壱成よ、どうする?」
壱成「…スマホ、貸してくれるか?」
わたメル「えっ、あ…あぁ〜……はい、どうぞ…」
壱成「誰に電話をかける。」
私の隣に座りスマホの画面を見せてくる
え〜…怖いなあ。…ん〜花茶さんにはもう2、3回電話かけたしなあ。あ、わちゃめるに掛けてみよ❤︎
わたメル「じゃあ、このめるはって子に…」
プルルルというコール音がなる
……1回、2回、それは5回まで続く
あー!そういえばあいつ反応遅かったなあ!
「────」
…!繋がった!
壱成「…はじめまして。安司壱成と申します──」
…あ、案外見た目によらず真面目だし怖くないな…
「…ダ?」
わたメル「……?」
「ゾ!─<@¥✤<>×!`@_レ✤@?」
壱成「…すみません、もう一度。」
「><`✤@☆&@✤?@>─!!!」
壱成「……手毬」
手毬「あいよ」
手毬「お電話変わりましたあ警視監の正素手毬と申します」
「ダ×?>!&?ン✤×!!!!」
手毬「あぁ…南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏」
わたメル「……えッ」
瑠花「きたー!手毬先輩の迷惑人相手は人間と認知しないからさっさと成仏しろ攻撃!」
和「憧れる〜」
わたメル「え?」
……やばい人たち揃いなのもしかして?
私神々以外のやばい人たちはいないって思ってたけど全然居た目の前に
壱成「すまんな、警視として普通に恥ずかしい」
わたメル「……だ、大丈夫ッス……」
壱成「これに関してはどうにも出来ないからお前のスマホが壊れてると解釈する」
わたメル「はい……」
壱成「お前の出身国はちゃんと探してやるから安心しろ」
わたメル「あざっす……」
手毬「キリないから切った」
瑠花「かっこよかった……」
和「わかる……」
わたメル「(ホント早く帰りたい真面目にまじで)」
瑠花「あ、でもわたメルちゃんどうするんですか?住める家もないですし」
わたメル「…あ、確かに」
手毬「こりゃ一旦児童養護施設に預けなきゃだね」
わたメル「じどうようごしせつ?」
わたメル「あー」
わたメル「クソどもしか居ない空間か!!!!💢」
和「何があったの…」
わたメル「クソクソ!全員クソっすよあそこ!!」
わたメル「クソでした!いやクソ!」
わたメル「記憶力悪い私が今でも鮮明に覚えてる嫌がらせ!!」
わたメル「しかも地味〜っに嫌な嫌がらせなんですよお!」
瑠花「安心して?多分あなたが行くところは評判が良くて子どもも大人も優しい人だらけだから。。」
わたメル「ああ……そうっすか…!!💢」
壱成「嫌なら俺が引き受けるが」
わたメル「ああ……ああ……?!」
わたメル「今思えばいいこともあったかも……うん…ありましたね……迷惑かけてすみません……」
和「(分かりやすいほど拒絶してる)」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
手毬っていう人の車に乗って優勝劣敗国というきくからにヤバそうな国に連れられた。
手毬さんが言うに外室は控えた方がいいとのこと…この国には弱者に慈悲がない、いわゆる弱肉強食という動物の自然界をそのまま表したような国らしい。そんな国に1番信用出来て1番安全な児童養護施設があるとは思えないんだけどね…
有難いことに施設のみんなは快く受け入れてくれた。小さいな可愛い子も、私と同年齢くらいの子も沢山いて嬉しかった。
けれど…
_人人人人人人_>孤立< ̄YYYYYY ̄
孤立してしまいました…持ち前の社交的を使おうにも今はそんな気分じゃありません…はやくおうちにかえってくろわたの美味しいご飯食べたいです
メルちゃんと花茶さんに会いたいです……しくしく
“ねえねえ、”と小さな子供に話しかけられる
わたメル「え…ん?なあに?」
「新しく来た人だよね、おはなししていい?」
そう言って私の隣に来て座る。ああ…なんとも愛らしい子だ……ちゅちゅ!
菖蒲「おねーさんおなまえは?あたしは蒼玉菖蒲!」
わたメル「えへへ……えっと私は…蒼崎わたメル。」
菖蒲「ねえわたメルおねーさん!この絵本よんで?」
わたメル「おっけーわたメルねえねに任せな!!」
「水泡に帰する」
ある所に、貧困な少女が居ました。
少女は、母親の病気を治す為一生懸命頑張りました
その努力は報われ、母親の病気は治り、
少女は裕福に暮らしました
ですがその数年後、突然少女に嵐が降りかかります
治ったはずの母親の病気は再発し、悪化して亡くなりました。
せっかくの努力も無駄になった少女の心は空っぽになりましたとさ
わたメル「努力報われた欲しかったねえ」
菖蒲「うん……かなしいね。」
わたメル「でも人生は何が起こるかわかんないからね!これもひとつのアクシデント、として片付けるのがいいよ!」
菖蒲「うーん……そっかあ。そうだね!アクシデントと思えばなんでもないや!」
他の子が菖蒲ちゃんの名を呼ぶ。あっ…という顔をして私と顔を合わせる
わたメル「あの子のとこ行きなよ!私は大丈夫だよぉ」
菖蒲「うーん、ありがとう。。!」
絵本を両手で持って他の子の所へ小走りで向かう菖蒲ちゃんを見つめる
…はあ〜(๑╯ﻌ╰๑)少女漫画読みてえ〜!!神様と人間さんの禁恋の続きみたーい!うわぁーん!
いやもうこうなったら続きを妄想しよう
前回ニゲンちゃんが妖怪に襲われたところで終わったよね〜…もしかしたらそこでミサマ様が助けに来てくれるとかぁ!?嫌でもニゲンちゃんとミサマ様今喧嘩中だしミサマ様神々の集まりに出席してるから助けれるとは思えない…あ、そういえば名前は出てたけど登場してないジャンっていう邪神様いたな。。その子がニゲンちゃん助けてくれるとかかなぁ!?
わたメル「ふ……ふへ…んふっ」
…この優勝劣敗国、本屋さんあるかな?手毬さんに地図は貰ったけど…
地図を軽く見渡してみたら施設近くに本屋さんがあるみたい。行く価値はあるな…
なるべく目立たないようにしっぽとつけ耳は取って部屋に置いとこう。
さあ出発するぞぉー!
本屋
わたメル「うはーー!!!神様と人間の禁恋は無いけど漫画たくさんだーーー!」
わたメル「えーと?これはファンタジーアクション漫画…これも…………これも……」
わたメル「(おいどういうことだ少女漫画1個もねえぞ)」
いや別に戦闘物も恋愛要素とか入ってるからいいんだけどメインは戦闘だから恋愛シーンは少ないんだよなあ。
この国が戦闘好きって言うのもあるからかなあ
…帰るか、あでもコンビニ寄っておにぎり買いたいな。お腹すいたし
コンビニ
……すっげ、商品多いな。おにぎりの種類も結構ある…うどんおにぎりとかもあるじゃん…じゃあこれにしーよおっと!
商品を手に取った瞬間銃声が店内に響き渡る。
銃声が鳴って少し遅れて悲鳴が聞こえる
銃声が聞こえた方を振り向くと3人……いや4人の銃を持った人が外に待機して1人だけ店内に入ってきている
…コンビニ強盗ってやつ!?ひっ邪眼神様助けてっ…
「静かにしていたら何も危害は加えない、かっ…金を出せ!」
緊張しているのかセリフも噛んでいて店員に突き出した銃を持つ手が震えていた。
……1人だけなら、私でも鎮圧はできる
だけど外にいる4人が店内に入って来たら?私ひとりで速やかに対処はできない…それに最近武術や魔術を習ったばかり…下手になにかして全治3日とかにはもうなりたくない
…大人しくしていたら危害は出ない。このままやり過ごそう。それがみんなの助かる唯一の方法。
「リストレイン」
誰かが放った拘束する魔法。店員に銃を向けていた人は全身を糸でぐるぐるに巻かれてしまっている
外にいた4人が入ってくるもまた糸でぐるぐるに巻かれている……
「はあ!全く、厄介な事に巻き込まれましたわ。」
香雪蘭「流石!!流石ロンガン様っす!!」
ロンガン「こんなの朝飯前ですの」
わたメル「……え……っえ。」
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第2話突入です!
水曜日と土曜日に投稿することを心がけることにしました
今回は新たなキャラクター増えまくりですね!ざっと解説したいので以下は登場した子達の設定です
ミスティック 16歳 ︎︎ ♀
一言で言うなら頭のいいバカ
庵(いおり)17歳 ♂
一言で言うなら狙撃のメリーさん
壱成(いっせい)43歳 ♂
一言で言うなら不遇な人
手毬(てまり)43歳 ♂
一言で言うなら主導権下
瑠花(るか) 29歳 ♀
一言で言うなら壱成の妻(自称)
和(なごむ)29歳 ♂
一言で言うなら病んでるやつ
菖蒲(しょうぶ)11歳 ︎︎ ♀
一言で言うなら治癒魔法の使い手
ロンガン 17歳 ︎︎ ♀
一言で言うならですわお嬢
香雪蘭(こうせつらん)16歳 ♂
一言で言うなら厨二病
以上でした
ちなみに小話なのですが優勝劣敗国では強盗なんて日常茶飯事です
それではまた👋