桃「御馳走様でした、」ペコッ
気付けば完食されていて、犬の方もお腹が少しばかりふくれていた。
赤「じゃあさげてくるね、!」カチャ
そういってさげようとした時だった。
桃「あっ、あの、!!」
そう言われ彼に引き留められた。
その後に続く言葉は意外なもので、
桃「俺って、どうすれば良いと思いますか、??」
赤「え?君ここで過ごすんじゃないの?」
桃「っえ、??」
赤「え違うのっ!?💦」
勘違いをしていたのだろうか。普通家に入れたならここに住むものだと思っていた。
見た目は中学生。親と喧嘩していじけて家出したと言うのもあり得る。
深く考えていなかったが、この行動は正しかったのだろうか??端からみれば犯罪なのではないか?
そんなことを脳内で考えていたら彼の返答が返ってきた。
桃「いやっ、むしろ嬉しいんですけど、」
桃「ほんとに良いんですか、??」
赤「俺はまず住ます気でいたしいいんだけどさ、、?」
赤「君、学校は、??」
桃「、、中学からいってません。」
、、これは育児放棄とみて良いのか?
赤「えーと、、何歳、?」
桃「14です」
赤「14かぁ、、」
ならまだ勉強は追い付けるか。
赤「、、よし、一旦今日は寝ようか。」
赤「上に行けばベッドがあるか…らっ、?」
「上にいく」。「ベッド」。
この単語を出したとたんに彼の表情が曇り出した。
桃「ぃやっ、、ぁの、それは、っ」ブルッ
赤「えっ、!?ぁ、えっと、、」
赤「…ベッドと上は嫌、?」
桃「、、はいっ、」ウルッ
赤「、、よし!ならここで寝ようか♪」
赤「お布団さっき持ってきてたし、ソファーのクッション使って寝よう♪」
桃「、、ほんとにすみませんっ、」ペコッ
赤「いいの、wほら、そこ横になって?」
突然彼が震え出したのは少々びっくりしたが、直ったようでよかった。
布団を敷いて横になったら彼と犬はすぐ寝てしまった。
自分は違う部屋へいこうとした時、
桃「…っ、」グイッ
赤「おぉ、??」
桃「…ひとりに、しないでっ、」ポロッ
赤「、、させないよ、」ナデナデ
そうして俺も眠りについた。
コメント
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うわ、赤さん優し