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この作品は二次創作ですのでご本人様とは全く関係ありません。
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その夜。
家の中はいつもより静かだった。
兄たちはそれぞれの部屋へ戻り、リビングにはらぴす一人だけが残っていた。
らぴす 「……水、飲も」
キッチンへ向かう途中。
廊下の電気がふっと消えた。
らぴす 「え……?」
パチッ、パチッ。
スイッチを押しても反応がない。
停電ではない。どうやら故障らしい。
廊下は一気に暗くなった。
らぴす 「……やだ……」
胸の奥がざわつく。
息が浅くなる。
一歩進むだけで足が震える。
らぴす 「しおにぃ……」
呼ぼうとした声が途中で止まる。
怖い。
暗い。
何も見えない。
その瞬間。
心音 「らぴす?」
後ろから声がした。
らぴす 「っ!!」
びくっと肩が跳ねる。
心音 「なんでそこで止まってる」
らぴす 「し、しおにぃ……電気……」
心音 「ん?」
心音がスマホのライトをつけて照らす。
その光に当たった瞬間。
らぴすの顔が一気に青くなった。
心音 「……らぴす?」
らぴす 「む、むり……」
心音 「何が?」
らぴす 「くらいの……むり……」
声が震えていた。
ロゼが奥から出てくる。
ロゼ 「どうした?」
らぴす 「ろぜにぃ……こわい……」
らいとも駆けつける。
らいと 「暗いの苦手なのか?」
らぴす 「……うん」
その一言で空気が変わった。
みかさ 「もしかして、ずっと?」
らぴす 「……ずっと」
メルト 「え、今まで我慢してたの?」
らぴす 「みんなに迷惑かけたくなくて……」
心音 「またそれか」
心音は少しだけ困ったように息を吐いた。
心音 「お前さ」
らぴす 「……」
心音 「一人で抱えすぎ」
らぴす 「ごめん……」
ロゼ 「謝るなって言ってるでしょ」
らぴす 「……」
らいと 「暗いのダメって、どのくらいやと?」
らぴす 「真っ暗だと……動けない……」
メルト 「それ結構重いやつじゃん……」
みかさ 「怖いもの我慢して生活してたの?」
らぴす 「だって……言ったら嫌われると思って……」
その言葉に、兄たちは一瞬黙った。
そして。
心音 「嫌うわけないだろ」
らぴす 「え……」
心音 「そんなことで嫌うなら、最初から家族じゃない」
ロゼ 「ほんとそれ」
らいと 「今さらやな」
メルト 「むしろもっと早く言え!」
みかさ 「心配する時間増えただけだし!」
らぴす 「……っ」
涙がにじむ。
安心したのに、怖かった気持ちが一気に溢れる。
心音 「今日はもう一人で動くな」
らぴす 「……うん」
心音はスマホの光を少し低くして、らぴすの手をそっと取った。
心音 「大丈夫」
その一言だけで。
暗闇は少しだけ、怖くなくなった気がした。
でもらぴすはまだ知らない。
“暗いのが怖い理由”は、ただの性格じゃないことを。
そしてその奥に、まだ別の秘密が眠っていることも。
――続く。
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なぎさ STPRリスナー
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#ご本人様には関係ありません
コメント
8件
神すぎるぅ😭 続き楽しみにしてるぅ(((o(*゚▽゚*)o)))
天才すぎです..!続き待ってます!!
うわ、このエピソード……すごく良かったです。「暗いのが怖い」って一言を言い出せずにずっと一人で抱えてたらぴすの気持ち、すごく伝わってきました。心音が「嫌うわけないだろ」ってさらっと言うところ、ああいう場面ほどグッときますよね。そして最後の「“暗いのが怖い理由”は、ただの性格じゃない」って伏線……ここからどうなるのか、めちゃくちゃ気になります。家族の温かさにほっとした分、まだ何かあるんだろうなっていう不安もあって、続きが待ち遠しいです!