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動けない

1 - 桃青

♥

1,481

2025年05月29日

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※ 注意 ※

・irxs

・桃青

・病み

先日の青サン個人配信からの妄想です😌









「まろ動けなーい」

家事配信と称した端末配信で、机に張り付くように伏せて、冗談めいた声を出した。



目の前には、配信画面の映るスマホとボールアイスとハイボールが入った少しお洒落なグラス。

後方のスピーカーからはグループのオリジナル曲が流れ続けている。

端末配信は好き。PCだったら嫌でも目につく仕事の山も見えないし、なによりその「環境」に意識を持っていかれることもないと考えながら、その事実を思い出したことを後悔した。


一応家事配信だし、と渋々立ち上がって少しだけ動く。




あーなんか、ほんとにむりかも。




声だけはいつも通りに、と配信は止めないよう頑張った。

しばらくしてから椅子に帰ったが、もう動かない。無理だし。


既に21時を回っていたし、配信も閉じるかと考えながら雑談を繰り広げる。この話題終わったらおしまいかな、と思いつつも再び机に伏せた。












もう聞き慣れた声と、頭を撫でる暖かい手でだんだんと意識が浮上していく。


ぼーっとしたまま目を開くと、ふんわりと大好きな匂いが鼻を掠めた。



「…あれ、起きちゃった?」


「……ん、…なぃこッっ?」


「ないこだよー」


気づけば、机と俺の間にはクッションが差し込まれていた。

それからずっとかけていた音楽も止まっていた。


「…ぉか、えり…」

まだ働かない頭でそう言ったら、ないこはふはっと笑い始めた。


「ここまろんちだけどねw……そうだ、ポストしちゃお」


「…まろもしないと、」


配信を切ってすぐ寝たせいで、浮上すらしていなかったなと思いながらスマホを開くと、配信を終えてからそこまで時間が経っていないことに気づく。

すぐに来てくれたのかな、なんて考えるとなんだか嬉しくなった。



「おついふにゃだった!!!!💙✊

なにもおわりませんでした!!✊✊

かんぱーーーーーい!!!🥃

( ¯꒳​¯ )ᐝ 」




「…んふ、帰宅ってなんやねん」


「だってまろがさっき『おかえり』って言ったじゃん!!w」


「それもそうかぁ……この家ないこたんの物ばっかりだもんねぇ」

中身のない会話をしながらも、ないこは俺の頭を撫で続けていてくれた。

それがとても嬉しくて。


「…もっと、撫でて」


「勿論、お望み通りに。」





「人はしんどい時、どうしても寂しくなっちゃうんだって。」

「…なんやそれ、」

「今のお前や」

「んひひっ、そぅかなぁ」


とにかくないこが暖かくて、クッションを抱きしめたままその胸に体を預けた。

するとないこは俺の体を抱き寄せて、とんとんと背中を叩く。


「……ん、」


「…配信するの、疲れた?」



「…つかぇ”た、」


「そっかそっか、疲れたよな」


普段は、配信「をすることが」疲れたなんて絶対に言わないけれど

なんか、なんだかもう、



「…むり、動けへんし、…」


「動かなくていいよ、このままでいようか」


「……仕事、あるし…」


「そう言って体動きそうにないじゃん」


核心を突かれ何も言えずにいると、ないこはさらに俺を抱き寄せた。

ソファの上でもないのに、この一人用の椅子には当たり前に成人男性二人は抱えきれない。





先程までは、横向きに体を預けていただけだったが、ないこが引っ張ったことで背を預ける体制になってしまった。

そしてないこは、そのまま俺を抱き上げた。


「っえ、ちょ…!なんで上げれんねん!」


「大丈夫大丈夫、どうせさっきのままだったら、まろ朝までああなってたでしょ」


「…そんときはそん時やろ」


「はいはいっと、」


自分の身長をゆうに超える男性を抱き抱えた彼は、さっきの体制のまま俺をソファにおろした。

あの椅子よりもふかふかな座り心地。本当に底に沈んでいきそうだと思いながらも、ないこがそれを阻止するように抱え込まれる。



「いい?まろは頑張ってるの」


「…?」


「今までも、今日も頑張ってきたの。だから1日くらいは休んでもいいんだよ」


「……でも休んだら置いていかれるやん、…俺にとって、それが一番怖い。」


「そしたら俺が引っ張ってやるよ、相棒なめるなよ?」


「…ほんと?」


「こんな所で嘘なんてつかないよ」

そう言って、今まで何度も見てきた笑顔を俺に向けた。


その笑顔は、彼が大きな決断をするときにも、メンバーの誰かが後退しそうになった時にも見た、一番信用できる笑顔と同じだった。


「俺、もしかしたら今日は沈んじゃうかもしれへんよ、?」


「その時は俺が助けてあげるよ、ずっとこうしていてあげる。」


「…俺が無意識にないこ傷つけちゃうかもしれないよ?」


「まろからのお墨付きってこと?嬉しいね」


「……もしかしたら、…ないこのこと…っ」


1度沈んだら何をするか分からない。それを覚えていないのだから尚更怖い。





なのに、ないこは。


「まろは『もしかしたら』が好きだねぇ、…そんなに考え過ぎなくていいんだよ」


「……」


「大丈夫だから。何があっても俺だけはまろの隣から離れないよ」





だって最強の相棒だからね。










Fin.










🤔🤔❔❔❔(


意味がわからないお話、完成しました………




1日中脳が死んでるので今日はもうこの辺で!


ほな!!

この作品はいかがでしたか?

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コメント

2

ユーザー

配信の流れ持ってくるの天才すぎませんか.ᐣ、ありがとうございますっ🙏✨ 青さんと桃さんのこの関係とか話の内容とか好きすぎます🫶🏻︎ 神作更新感謝です.ᐟ‪.ᐟ‪

ユーザー

配信の流れもってくるの本当に好き🫶🏻‎ 最高です(* • ω • )b

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