注意この小説は同性愛を題材としています。苦手だと思う方は回れ右です。それでもいいよって方はどうぞ。
登場人物
安田 渚
石田 祐希
高橋 圭
ー『…あなたの今日の運勢は…ごめんなさい!最下位です!気になる人や友達と喧嘩しちゃうかも!そんなあなたのラッキーアイテムは、おにぎりです!』
はぁ。
「最下位って!?しかも友達と喧嘩!?無理〜」
「今日は祐希くんの家に行くんだもんね。ってかアンタ、占いとか気にするタイプだったっけ?」
「最近ねー」
「…ふーん」
「じゃ、行ってくる!」
「はーい」
なんもないといいな。
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「じゃねー高橋」
「おー今日いつもより早いな。なんか予定あんの?」
「祐希ん家行くの」
「仲良いよなー。羨ましいわ。」
「じゃあ、そう言うことで」
「おー引き止めて悪かったな」
「あ、祐希。」
「おー。今日だな。あ、じゃあなー」
「うん!」
「えっとー…今の誰…。」
「えー?教えて欲しい?」
「う、うん」
「あの子ね、クラス同じでさー。俺に気あるみたいだし、可愛いし、付き合っちゃおうかな〜」
「え」
「?どーした?なんか顔色悪くね?大丈夫?」
「あ、ああ。いや、なんでもない」
「そう?じゃあいいや。所でさー…」
祐希はあんな子が好みなんだ…細くて、白くて…俺とは真反対だ…