結果的に勝った
鰐間兄弟は何やら揉めてたし久遠が蹴られてた
まぁ事業自得だよな
蜂楽も久遠の事なんか見てないように俺に引っ付いて離れない
潔「蜂楽早く行こうぜ」
蜂楽「うん!!」
その場を後にした
ご飯を食べ祝い久遠の件で揉めたしもした俺的にはどうでもいいので裏切りなんて此処では当たり前なのだから
別何も思わない
唯頭の中は龍聖に会いたいと思うだけだった
本当に俺は依存しすぎた、いつも俺の隣には彼奴がいたからそれが急にいなくなれば俺だって凹む
龍聖がいる時より本気とか出せないし、楽しさがよく分からなくなってくる
龍聖は俺が居なくてもやっていけてるだろうか…多分行けてるよな、だって彼奴は俺とは違うんだから
布団に包まり頭の中でふつふつと考える
どうやっているのか、他の奴のことを好きになってないか、とか男の癖に気持ち悪い事を考える自分に呆れた
確かに俺の初めては龍聖に奪われたのは事実それにファーストキスも彼奴だ
そしてキスの意味(?)も教えてくれた
だからこそ寂しさが増すのだ
本当にこんな自分が腹立つ…!!
なんで俺は依存しちゃったんだろ…
依存した理由は簡単、隣にいるのが当たり前となったから、好きだから
その2つだろう
これ以外に何があるのだろう
時の流れが遅く感じるせいか、いつの間にか朝になってたらいつの間にかトレーニングしてたりとそういう時が多かった
そして今日もいつの間にか試合中だった
チームvVSチームz
スコアは3ー0
これはまぁ最悪な最低な結果だった
他の奴らは絶望していた
もうダメだとか、俺達は終わりだとか
諦めるしかないのか、とかくだらないことをグチグチと喋るので嗚呼此奴らは成長してもこんななのかと思ってしまうのだ
でも相棒は違う
ワクワクしてるし俺を待ってる
その期待に答えるように蜂楽に任せてみるのは悪くは無い
ポンッ
蜂楽「流石潔!!わかってるね!!」
潔「当たり前だ」
玲王「来いよ蜂楽 廻」
蜂楽「あいよ」
その途端に高速シーザーを叺ので流石だと思った
それから斬鉄を抜き3人抜きそしてGKと1on1になった
蜂楽は右足で左足の後ろからシュートをかますのでまたもや凄いと思った
蜂楽「潔~!!どう?凄くない?」
潔「凄いな!!流石蜂楽、あれすぐ思いついてやったんだろ?すげぇよ」
蜂楽「そうなんだよね!!思いついてぱぱっとやっちゃった★」
潔「そんな軽くていいんだかw」
そんなたわいのない会話をしてると相手チームからまだ1点取られただけだとか5点入れるぞとかそんな希望を壊すんだと思うと興奮して口角が下がらない
蜂楽「…俺潔と同じこと考えてると思うよ」
潔「…蜂楽ならわかってくれると思った」
蜂楽「舐めないでよね」
それから相手チームの凪 誠士郎がまたもや一点を追加
そして俺たちのチームは國神が1点臥牙丸が1点
そして千切で1点
と同点の差に着いた
最後入れたら勝ちが決まる
只管走って若干スタミナが限界を超えるかもしれないと来たところで俺の所にやってきたからタイミングが悪ッって思ってしまったのを後悔する”はずだ”
その一瞬の隙間をつつかれたのだ
凪 誠士郎に
凪「まだ隙間があるよ?」
潔「…知ってる、俺はお前を待ってた」
凪「は?」
潔「知ってるか、天才人の目はな直視したものしか見えないんだよ」
凪「ッ…!!」
凪 誠士郎足をまた抜きし抜ける
蜂楽「流石潔!!」
玲王「凪が抜かれた…?凪ッ!!」
雷市「行かせねぇよッ!!」
潔「ッ!!」ボンッ
そして俺のあまり得意としないダイレクトシュートを打ったのだ
ピッピッピー
そんな笛の音がなれば皆一斉に俺に寄ってきて撫でてきたりハグされたりと無茶苦茶だった
やっと終わったのにゆっくりさせてくれないとかマジかとか思ってたけど内心結構嬉しかった気もしない
そして俺もサッカーの方程式を見つけた
自分一人でゴールまで持って行ける力を身につけたのだ
これが成長した潔世一だ!!!!
コメント
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最高です!!続き待ってます(*^^*)
よっちゃんも早く士道ちゃんに成長した姿見せたいんだろうなぁ〜
お話とってもおもしりかったです! これからの潔とみんなやしどうの絡みがとても楽しみです!